底辺の仕事について喜ぶワーホリ

日本人ワーホリの多くがNZでバイトするパターンとしては
ー果樹園での力仕事(現地民がやりたがらない)
ーカフェでの接客業(低学歴層が就く仕事)
ースーパーでの品出し(学歴の無い若い人がやる仕事)
ー宿泊施設でのハウスクーピング

と大きく4つに分類される。
日本でも底辺層の職業だがNZでも底辺層の職業である何故ならバカでも高度な英語力がなくても誰でも就業可能な職種だからである。

知り合いの英国人を通じて日本人と知り合う機会があったが夫に死別されたそうでNZ在住歴は20年以上になると推察される。しかしその女性の職業が金持ちの家を掃除する人だった。しかもヨガまでやっているとのことだった。

私の在外生活のポリシーは、
ー国籍人種に関わらずヨガをやっている人間とは関わらない
ー国籍人種に関わらずその地で長年暮らしているくせに英語が話せない人間とは関わらない
ー国籍人種に関わらず職業が底辺の人間とは関わらない

これが私のマイルールである。
このルールに従って海外で行動していると変な人間と知り合った結果変な事に巻き込まれる可能性がゼロになる。

一度オークランドの謎ワーホリー>PR持ちの日本人と交友した事があったが最後は絶縁した。とても常識が通じず変な人だったからである。
近所に気持ちの悪い日本人が住んでいるが、顔も気持ち悪い性格も悪い。しかもワイの友達である英国ババア、滅多に人を嫌ったりしない人だが、この人物を称して「人生で会ったもっとも酷い人間のうちの一人」と切って捨てていた。

なので多くのワーホリが「日本人」というだけで日本人と交流する姿を遠巻きにネット上から観察していると危機管理能力が足りないなと思ったりする。日本人を騙すのは常に日本人である。これが分かっていない人間が多い。私はニュージーランドで日本人と交流する事を滅多にしていない。何故なら必要ないからである。主に2-3人位しかいないし5日間フルタイムで政府職勤務していると土日は私事で忙殺されるので人に会う時間がないし、人に会う位なら夫と飼い犬と長い散歩に出かける。

一人暮らしで若いワーホリは時間もあるし暇なので人恋しくなり日本人となら誰とでもつるむ。そして英語が下手なまま帰国する。
別にそれでもいいと思う。どうせ1年しかいることのできない土地なのだから。多くのワーホリはワーホリからワークビザに移行できない。カフェや掃除はオーチャードでの仕事は季節労働者と同じ扱いで、「高度技能移民」ではないからである。

よく考えてみれば分かるが日本でも果物をもぐだけ、ホテルの清掃員、レジの品出し、食堂での調理補助や接客は底辺が就く仕事である。しかしニュージーランドならそもそも最低時給が高いのでそういった底辺の仕事に就いていても「海外で英語を使って働くキラキラな自分」と自分を装おう事が出来るが、自分のような人間、現地大学院を卒業しNPOから政府職に移行したような人間は「英語環境で働く」と言った事を改めて認識する事もなく普通に英文メールを書き、英文で文書を作成し、英語でミーティングに参加している。下手すればネイティブに英語でトレーニングもしている。いちいち「英語環境で働いてる自分」を演出する必要もない。当然オフィスにはきちんとしか服装で通勤し他の白人がロックTシャツを着ているので逆に浮いてしまい、博士号持ちの上司に「今日どうしちゃったの」と聞かれた程である。

ちなみに私はスーパーでバイトした事もオーチャードで働いた経験もない。日本人経営の寿司屋で7か月バイトしたがそれ以降バイトはしていないしその後は現地NPOで就職し永住権特権で学費現地人価格を利用し大学に行き始めた。NZに移民する前に留学もワーホリもしたことはないが、何分日本でも高学歴だったのでニュージーランドに移民した後もその貯金で大学院まで行けたし日本での就業経験があったのでNZでもオフィスワークには転用できた。そして私は一生日本には戻らない。完全に斜陽国だからである。

そのような母国から来るワーホリはまだ「自分探し」に夢中なのでつくづく危機感もなくアホなんだろう、他国から来るワーホリ連中は「永住権」の足掛かりの為にワーホリに来るのだ。なので人生に対する危機感や真剣度が全く違う。


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