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クリスマス・ソング by Pet Shop Boys

ワーナー・ミュージック・ジャパン洋楽のnoteで、2024年の定番クリスマスソングの紹介がありました。

今回は残念ながらPSBは無かったので、勝手にこちらで紹介します!
"It doesn't often snow at Christmas"(クリスマスにあまり雪は降らない)です。

最初のリリースは1997年、ファンクラブ会員限定配布のCDでした。12年後の2009年に新ヴァージョンで改めてCDリリース(その名もズバリ"Christmas" 収録)。

PSB唯一、ド直球のクリスマスソング。最高にキャッチーで、PSBらしさがギュッと詰まった名曲です。イントロのベルとコーラス、アウトロのパイプオルガン(っぽいやつ)でクリスマス要素もてんこ盛り。
そしてつい先日、公式リリック・ビデオがYouTubeで公開されました。めちゃくちゃかわいい。

歌唱部分が始まる前に真っ二つに割れる棒状のものは何だ???と思って検索してみたところ、クリスマス・クラッカーというそうですね。イギリスに大昔ちょっとだけ住みましたが、家族団らんのクリスマスを経験していないので知りませんでした。

↑ この棒です

イギリスではクリスマスパーティーのテーブルに、必ずクリスマスクラッカーが並べられており、隣に座った人とクラッカーの両端を引っ張り合います。クラッカーの中には火薬が入っているので、両端を引っ張るとポンと言う音が鳴ります。すると音と共に中から素敵なプレゼントが飛び出してくるのです。一般的にクラッカーの中にはプレゼント、薄紙でできた王冠、格言やジョークが書かれた小さな紙、紙ふぶきなどが入っています。毎年 どんなプレゼントが飛び出すのかが楽しみなのです!

All About 「イギリスのクリスマスアイテム! パーティークラッカーの作り方」よりhttps://allabout.co.jp/gm/gc/433805/


2人で鳴らすのは分かるけど、プレゼントが入っていた場合の取り分はどうなるのだろう(笑)

とまれ、クリスマスを大切な人と過ごす喜びを歌う名曲であるということは繰り返し述べておきます。

以下、和訳です。
 (時短のためChatGPTの力を借りました!その後手直ししています)

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クリスマスは思っていたほどいいもんじゃない
プラスチックの木の周りで家族がけんか
テレビには見たいものなんて何もなく
雪が降ることもあまりない
『ホワイト・クリスマス』※注1 みたいに 
毎年毎年
ビング・クロスビー、ビング・クロスビー、
ちゃんと聞いているかい?

クリスマスにあまり雪は降らない
本当は降るべきだけど
それでも僕はクリスマスに気分が上がるんだ
だって君と一緒だから

クリスマスのメッセージはずっと前に失われてしまった
今ではすべてが買い物とその値段のこと
本来なら善意と、消費文化の一時の楽しさがあるけど
そして今年のクリスマス・ナンバーワン※注2 の歌は何だろう?って

クリスマスにあまり雪は降らない
本当は降るべきだけど
それでも僕はクリスマスに気分が上がるんだ
だって君と一緒だから

※注1 ビング・クロスビーが歌う「ホワイト・クリスマス」(1942年)では、雪の降らないところに住んでいる主人公が、昔に経験した雪の降るクリスマスを懐かしみ夢見ていることが読み取れる。

※注2 英国ではクリスマスの週にシングル・チャートで1位になる楽曲は、伝統的に大きな意味を持ち続けている。

https://www.udiscovermusic.jp/udiscoverlist/christmas-number-ones-most-memorable


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