見出し画像

お金についての考え方

生きていくうえで「お金」はなくてはならない物ですが、その「お金についての考え方」は人それぞれだと思います。

最近読んだ
望月麻衣著「京都寺町三条のホームズ18巻第7章二人の価値観」
の中で、「お金についての考え方」についての一つの答えになる、と感じた言葉があったのでまとめてみました。

良かったら読んでみて下さい。


・ヒロインの真城葵(ましろあおい)さんの言葉(考え)です。

今までお金をたくさん欲しいと思う事に罪悪感の様な物を抱いていた。
お金持ちがたくさん買い物する姿も嫌らしい事の象徴の様に感じていた。
でもそれはむしろ経済を動かしている訳で素晴らしい事。

世の中には良い贅沢と悪い贅沢があり、良い贅沢は心と生活と経済に潤いを与えてくれる。


お金があるというのは、それだけ「選択の自由」があると言う事。たくさんの選択肢を持てていると言う事。


「何でも買える、だけど買わない。」「世界中どこにも行ける、でも、家にいる」、お金があると言うのは、どちらも選べる。
「お金がなくても幸せ」「世の中お金だけじゃない」と言う考えも間違っていない。

ただ、様々な場面において「どんな選択もできる」というのは、それだけ「自由」なんだ。


今まで「お金がなくても幸せ」と思っていたが、今回の事(詳しくは本を読んで下さい、、、)を経て、お金があるというのはそれだけ自由なんだと分かって、心の奥底にあったお金への抵抗や罪悪感が薄れた気がした。


・それに対して主人公の家頭清貴(やがしらきよたか)君が答えます。

お金はとても人の感情に敏感。心の奥底でお金を拒否しているうちは、どんなに願ってもなかなか来てくれない。


善人も悪人も関係なく、お金は自分を心から好いている人の所に集まる。


「自分はそんなにいらない」「沢山あったら不幸になる」「ほどほどでいい」と言っている人は、その通りになってしまう。


もし、「お金が欲しい」という露骨な感じに抵抗があったら、「たくさん自由が欲しい」と思う様にすると良いかも。



以上です。

お金については様々な方が書かれていますが、今の私にとってとてもしっくりきた内容でした。
私も以前はヒロインの真城葵さんの考えに近くて、「家族が今後も生活に困らないだけのお金があればいい」と思っていました。

今年の4月頃から「お金はたくさん受け取ってもいいのかもしれない」と思う様になっていたのですが、まだ完全に「お金に対する拒否感」を取れていなかったのかもしれません。
そんな時にこの作品を読んで、私の心の中の「お金に対する拒否感」がふっと消えた気がしました。

今しかできない貴重な体験をたくさんする為に「たくさん自由(になる為にお金)が欲しい」、と考える様にしていきたいと思います。


※望月麻衣さんの作品は、とても面白く多くの気付きが得られます。私は若くなくいい歳ですが、ニヤニヤしながら楽しませていただいています。

この記事を読んだ方の心に少しでも響き、喜んでいただけたなら幸いです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?