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京都、早起きは得かも

旅の京都の朝をどう過ごすか。
私の場合、こんな感じです。

1.詩仙堂
以前は、叡山電車「一条寺駅」を使っていたのですが、今回はバスルートにしました。

バスに乗り込むと、「何だか若い人たちが多いなぁ、混んでるな。でも、途中には有名な寺社仏閣あるし、降りていくでしょう」と思ったのですが・・・
平安神宮でも、南禅寺でも銀閣寺でもほとんど変わらず、まさか私と同じ目的地?と心配になってきたところで、「京都芸術大学前」に停車すると、びっくりするくらいの人数が降りていき、バスはすっかりガラガラに。観光客ではなく学生さんでした!
そして「一乗寺下り松町」で降車したのは私一人だけ。

さて、ここから右に折れ、住宅街の上り坂を7分ほどギアを上げて歩きます。振り向くと、見晴らしが良いです。

開門は午前9時なのですが、10時を目指しました。(理由は後ほど)

この季節、この時間帯だと混みすぎることはありません。午前中の比較的涼しいときに素晴らしい庭をじっくりと味わうのが最高なのです。

座敷に座り、庭を眺める

庭は斜面にあるので、高低差を見事に利用して庭を自然に区切り、何種類もの景観を作っています。そして、奥の山林を借景にして庭の奥行きを感じます。

時おり、カコーンという”ししおどし”の音が聞こえます。さらに、蛙の鳴き声も。知らない者同士ですが、座敷にいる方々と思わず顔を見合わせて笑いが起こりました。

庭に降りると印象が変わります

庭に降りることができます。
自然に下って行くことになります。すると、先ほど見えていた庭は、一段上(建物と同じレベル)にあって、今いる下がった庭は見えていなかったのだ、と気づきます。

木陰にガクアジサイ

ししおどしは、下の庭の奥にあえて見えないようにありました。

奥に建物が見えます

下の庭から見上げると、建物が見え隠れします。

苔の中にかわいいドクダミ
まだ奥に続きます

さらに下りることができ、池や水の流れが涼し気です。藤棚もありました。

池の端のハナショウブ(?)の花に青いトンボがいます

季節ごとに花が楽しめるので、いつでも違う発見がありそうです。初夏は「アジサイ」だけではないのです。ほんのりクチナシの香りが流れてきて、どこに咲いているのかと探すのも楽しかったです。

さて、”詩仙堂に10時”を目指した理由は、恵文社一乗寺店のオープンに合わせて行くためです。
ゆっくり詩仙堂で1時間弱過ごしたら、11時に店に入るという予定。一乗寺駅方面にまっすぐ進み、駅を越えて少し歩いたところに恵文社があります。

外観は本屋さん?と思うかも

今ではたまに見かけますが、独特の選書で本の並べ方も著者別ではなく、テーマ別に編集しているような本屋さん。旅のテーマの中に小説も写真集も並びます。なので、1冊気になる本を見つけると、次々と興味が繋がるのです。

さらに、展示のコーナーがあります。この時は、おおえさきイラスト展「ペパーミントのひとりごと」が開催されていました。

夏に向けて、瑞々しい青春の一瞬を切り取ったような印象でした。

純粋にいいな、と思った
一コマ目の5秒前、何があったのか・・・
夏だね!

奥には小さいけど明るい中庭があって、隣の建物のイベントスペースで料理をテーマとしたイベントが開催されていました。

素敵な中庭

このあたりで、お昼頃になりました。
私のお気に入りの京都の午前中の過ごし方です。

2.建仁寺両足院
そして、翌日は建仁寺の塔頭、両足院です。こちらは、京都の中心部の祇園に近い立地です。通常は非公開ですが、この時期は季節の半夏生の庭を含めて特別拝観があります。

今回は、とても早起きができないと思い諦めたのですが、朝の座禅体験(webでの事前申込みが必要)がとても良いのです。私は真冬に経験したので、庭の鑑賞はできなかったのですが、今なら座禅に参加した方だけ(一般の拝観時間前)に庭の見学ができるようなのです。

今回は一般拝観の開始時間に合わせて入り、じっくり鑑賞しました。

庭を一周することができます
池の周りに半夏生
半夏生の白い部分は葉の一部でした

次回は、本当に早起きして座禅体験で気持ちをピシッとさせたい・・・

と思ったところで、お腹が空いてきました。祇園あたりで予約なしのランチは混むかもしれず、先におやつを食べることにしました。

行先は、ZEN CAFE。
くず切りで有名な老舗、鍵善のモダンなカフェです。
待ち人0人だったのですが、満席ということですね。入り口の機械で予約券(といいますか、順番待ち券?)を受け取りました。あまりにもシステマチックでびっくり。
5、6分待って順番が回ってきました。

選んだのは、もちろん「くずもち」です。見た目にも涼しくてもっちりとして見た目よりも食べ応えありました。
静かな店内で、見えるものは目の前のおやつと、窓の外は坪庭。それだけ。時間を贅沢に使って、これ以上ないくらい、ゆっくりと過ごしたい。

ふんわり、もっちりなくずもち
黒蜜ときな粉をたっぷり

こんな感じに楽しめて、まだ午後はたっぷり時間があります。

3.おまけ
もう一つ、「いつかきっと」と考えている朝の過ごし方です。
インド料理「タルカ」のインドの朝食を食べに行きたい!


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