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愛知県稲沢市の小学校統廃合問題 その2

保護者や地域住民と共通理解を図りながら、学校統合の適否を考えて 平成27年1月に国(文部科学省)が出した「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する 手引」のP3(2)学校規模の適正化に関する基本的な考え方には「各市町村においては、これからの時代に求められる教育内容や指導方法の改善の方向性も十分勘案しつつ、現在の学級数や児童生徒数の下で、 具体的にどのような教育上の課題があるかについて総合的な観点から分析を行い、保護者や地域住民と共通理解を図りながら、学校統合の適否に

    • 愛知県稲沢市の小学校統廃合問題 その1

      市を二分する対立が生じている現状 令和6年1月に、平成17年に合併した旧祖父江町と旧平和町の小学校全9校を最終的に2校へ再編・統合するという計画案(稲沢市学校施設整備基本計画)が唐突に策定され、パブリックコメントには424件もの意見が寄せられました。 計画案の内容に異を唱える意見も多く見られますが、それらの声が行政(教育委員会)に反映されないまま計画策定が進められており、市を二分する対立を生じさせています。 パブリックコメントの意見に全く取り合わず強引に統廃合を進めようとし

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