小さなことに忠実でありなさい。そこにあなたの強さが宿るのですから

拝啓 清井美那さま

お誕生日おめでとうございます。

昨年は突然のことで心の整理ができませんでした。
ブログでは努めて落ち着いた文章を書かれていました。しかしながら活動が困難という現実を受け入れるには時間が必要だったと心中を察しています。
悲しくて泣いていたと思います。
「理解者」でいてくれた先輩と同期と一緒に仕事ができない。
ご自身の思いや経験したことを話せる場が一つ消えてしまうこと。
そして「東京ドームに立つこと」が叶わないこと。
22/7のメンバーとして、取り組みたいことが多かったことなど。

病気は継続的な診察が必要だとしても、長い目で向き合えると信じています。明るさと誠実さがそうさせてくれますから。
学ぶこと、食べること、体を動かすこと。少しずつ登山も再開できることも願っています。

最後のブログで、メンバーへの思いを伝えておられました。
ステージで頭の中が真っ白になっても、お互いに目を合わせたら安心できたこと。先輩と同期がいつも自分の味方でいてくれたこと。
それは、「人間性を信頼しているから」だと僕は思います。明るさと素直さと真摯さも含めて。
同時に、ご両親による教育に感謝をしています。

不本意な形での卒業は悲しいです。しかし、一つ一つの文章に「希望」を見いだすことができて嬉しく思います。
大親友である雨夜(音)さんの励みになることを願っています。彼女の場合、学業は方法があるからまだしも、お母様のことが気掛かりですから。
あなたが22/7のオーディションを受けたのは、偶然が重なったかもしれません。しかし、6人の先輩と7人の同期に出会ったことは必然だと思うのです。困難に直面しても「たとえ不器用でも、向上心を持って努力ができる人でありたい」という気持ちと「一人じゃない」という現実を忘れずにいてください。




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