拝啓、白沢かなえ様

「ナナニジ夏祭り2023」の東京公演から五か月が過ぎましたが、如何お過ごしでしょうか。
幾つものトンネルを抜けながら光を見つける旅を、前向きな気持ちで続けていらっしゃることと想像しています。
「曇り空の向こうは晴れている」と信じながら。

僕は夜公演のみでしたが、無事に参加することができました。声出し解禁になったとはいえ、遠慮がありましたので拍手のみとなってしまい申し訳ございませんでした。
白沢さんの一言や歌声を思い返しながら書いています。アイドルグループを応援したのは、22/7が初めてでした。おそらく、それは最初で最後になると思います。
FCに投稿されたブログだけでなく、「ニュータイプ」のインタビューも拝読しました。
自信が持てなかったり自己肯定感が低いことと向き合ってきた約7年間だったと想像しました。至らないことがあっても「あなたはあなた」と受け入れてくれた、「ここが良かった」と言ってくれた皆様の存在が「アイドルとしてやり切った」と言える理由になったのかなと僕は思います。

「グループを卒業する時は芸能界を引退するとき」と仰っていたことは絶対に忘れないことの一つにします。
その話を聞いて、かつて中日ドラゴンズの監督をされていた落合博満氏が「自分で引退を決められる選手にならなければならない」と選手に言ってきたことを思い出したことがあるからです。
何処で生きるにせよ、自分で決めてその通りにすることは難しいですが「投げ出したくなってもやらなければならないこと」と思い返すことにします。

いつか白沢さんの故郷である佐賀で「感情無用論」の完全コピーをされている方を見られたらいいなと思います。その時は直接お礼を言うことができれば嬉しいことです。

最後になりますが、あなたが演じた丸山あかねさんのことも絶対に忘れません。寂しい気持ちを仰っていましたが「今度は自分たちが(二人を)励ますんだ」と日々を過ごしている方々が必ずいますので、心配なさらないでください。

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