「謎の力」で想像したこと

「理解者」や「曇り空の向こうは晴れている」などのように、僕にとって「ストレートに気持ちを揺さぶる曲」をナナニジに関しては優先させて聞いてきました。

一方で「謎の力」のように「まずはメロディーラインから。そして歌詞を楽しむ」ことで「これもいい」と思える曲もあります。
そのように思えたのは、今年の「ナナニジ夏祭り」に行ったことが大きかったと言えます。
そこで全コーラスを初めて聞くことができたし、「軽妙さのある曲は自分に合わないというのは勝手な思い込み」とどこかで気づくことができたからかもしれません。
同日の曲目にあった「キウイの主張」もそういうことがあった気がします。

歌詞の内容は嫌なことが続いた上に「進路はどうするの?」と聞かれた所から物語は広がっていますが、その後の人生についても置き換えが効く印象があります。
些細なことでも「選択」を一つ一つ積み重ねていくことが、(「甘くなかった」と泣くことばかりだとしても)心の底から湧き上がるものが出てくるでしょう。

誰かを思うことで力が湧くことに気づいた「彼」或いは「彼女」は、楽な道じゃなくても誤魔化さずそのままを受け止めて生きて行かれることは確かです。

この項終わり。


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