「君とどれだけ会わずにいられるか?」で想像した世界

デジタルアイドルグループ22/7(愛称ナナニジ)の2ndアルバム「旅人算」がリリースされたので、何曲かを選んで感想を書きます。

最初は「君とどれだけ会わずにいられるか?」です。

曲中の「僕」は素直じゃないというか意地っ張りというか。それでも「どこか憎めない」というタイプに思えました。
「計算中」で冒頭の30秒近くを、購入して3回ほど(12/6現在)聞いて「彼と彼女は受験生かな」と想像しました。
追い込みの時期に入るし、挨拶一つも躊躇う感じがしました。それがあるから回りくどい「実験」を自らに課している気がしました。

それでも会いたくて、とあること(リスアニで椎名さんが「やったらだめですよ」と言っていたと思います)をやって彼女に「試さないで」と言われた所は叱られたけど、「素直に気持ちを伝えて欲しい」という「彼女」の気持ちが「彼」に伝わればいいなと思わずにいられません。
「君とどれだけあわずにいられるか?」と「世界の矛盾」の収録に河瀬詩さんが参加されたことに、心から感謝申し上げます。

この時期になると思い出す曲があります。
渡辺美里さんのWhite daysがその一曲です。誰かを求めることの悲しさと辛さ、分かれた人と見た景色がない交ぜになっています。
大江千里さんのBedtime Storiesも入ります。
横浜アリーナのコンサートに行った時に、ピアノの弾き語りを聞いて以来忘れられない曲になりました。
「君」に対する思いと出会えたことの尊さをこの曲で感じられました。同じ千里さんのGLORY DAYSもそうでした。

次回は「謎の力」で思うことを書きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?