夏休みが終わり、また次の季節が始まった
夏フェス経験者の娘に連れられて、初めての夏フェス参戦。想像はしていたが、暑い、人が多い、食事をするのも一苦労、立っていると倒れそう、若者ばかり、と最初の1時間くらいでもう帰りたくなった。でも、お目当てのバンドは大概夕方から、それまではなんとか日陰を探して座る。たとえコンクリートでも座る。100円で買った厚さ1センチくらいの小さなシートでも持って行って良かった。経口補水液はスタジアムでも役に立ったのでゼリーを凍らせたのとペットボトルを持って行き、こまめに水分補給。日傘は禁止なのでネックファンと帽子、家にあったマフラータオルでなんとか暑さをしのぐ。トイレは相変わらず混んでいるが、和式はあまり並んでいないので和式でも良い服装で行くとそんなに並ばない。ネックファンは必需品。
1日目は様子がわからなかったので、昼間からあちこち移動していたが、それだと夜まで体力が持たないことがわかったので、2日目は昼間は日陰でスクリーンで見ながら音は遠くから聞こえる状態で我慢。夕方からは少し涼しくなるので、柵に寄りかかりながら立って見えるところを探して移動。一度座ると立ち上がれなくなるし、1つのアーティストが30分くらいだから立ってみる。いよいよとなったら我慢しないでトイレや次のステージに移動。最後まで居ると駅まで大渋滞なので早めに会場を後にする。宿に着いて遅めの夕ご飯。興奮状態なのかほんの少しでも満腹感あり、疲れているはずなのに眠気が襲ってこない。
洗濯機を回して荷物を片付けながら、「今年の夏は終わったな」と寂しい気持ちにもなるが、次は秋のライブに向けて頑張って働こうと思う。家族みんなが元気でいないと楽しめないから、自分と同じように家族の健康管理も気をつけて、日々粛々と家事と仕事をこなす。落ち込んでも立ち直る強さをいろいろなアーティストから受け取った。そう、私にはまだまだ見たい景色があるから。みかけはお母さんを通り越しておばあちゃんと言われても、人生まだまだこれからだと信じて生きていこう。
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