夏が始まり、そして終わった

夏の2大イベントが終わった。1つは息子と行ったスタジアムツァー、もう1つは娘と行った人生初めての夏フェス2日間。
スタジアムにはスポーツ観戦では行ったことがあったが、それも遥か昔。記憶もおぼろげな中、息子と一緒にまずグッズの受け取りから。始まる4時間以上前に予約をしたが、思いの外早く受け取れたので時間が空いた。今年の夏は例年以上に暑く感じる。日々の勤務でも、エアコンが入っているのに更年期ともともとの体質からか首から上の汗が止まらない。外出時はなおさら。野外ライブやフェスの会場では日傘が禁止なので、帽子を被ってみたものの、まるでシャワーを浴びた後のように髪の毛の1本1本から汗が滴り、恥ずかしくて帽子を取ることが出来ない。髪のボリュームがないのが昨今の悩みなのにもうぺったんこで、少しばかりのメイクもすぐに落ちて目に汗が入って涙が止まらない。おまけに充血。始まる前にトイレに並んだら約40分並んで開演ギリギリになったが、グッズで買ったネックファンがとても役に立った。公演が始まってしまえば約2時間半、ほぼ立ちっぱなしにも関わらず、疲れを感じなかった。推しのライブは楽しさが勝る。次の日の仕事でも自然な笑顔でいられて時間が経つのが早かった。グッズもライブもすべて自分が働いたお金、生きてて良かった。もう死んでもいいと思っていたが、また次のライブに行くために頑張って働いて元気でいようと心に誓った。
 そんな夏の始まりが昨日、いや今日帰宅したので今日終わった。夏の野外フェスはおそらく人生で経験することはないと思っていたが、去年は友達と行ったのにお目当てのバンドが急遽欠席し、今年こそはと思ったが行く人もお金もない、という娘に誘われて思い切って行ってみた。(続く)


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