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第112回、画像生成AIに、ドット絵の魂を教えてやった

AIの生成する凄まじい美少女画っぷりに、「自分にできる事なんてせいぜいAIの苦手な手を修正する事くらいだよな」とやや寂しく思いながら、過去のブログ投稿画像を見直していた自分ですが、ふと一枚の画像が目にとまり、急遽、AIを呼び出したのでした。


AI「みかんさん、なんすか急に呼び出して。画像の生成依頼なら、きちんとサイトを通してくださいよ」

みかん「お前、この画像を、覚えているな?」

AI「ああ、この間の放課後遊びの画像っすよね。あれ面白かったっすよね」

みかん「・・・」

AI「それで、それがどうかしたんすか?」

みかん「お前この画像を見て、何か思う事はないのか?」

AI「ああ、顔の絵崩れの事すか?小さい顔だと、たまにそうなるんすよね。
緻密な背景も描かないといけないし。いいじゃないすか、遠目に見れば誰も気づかないっすよ」

みかん「・・・貴様それでも、美少女クリエイターのつもりかっ!!」

AI「何すか、急に熱くなっちゃって。大きい画像の顔は、きちんと美少女に仕上げているじゃないっすか。大体小さい画像の顔をちまちま描くのって、苦手なんすよね。昔のドット絵みたいで(笑)」

みかん「貴様、ドット絵をなめているのか?」

AI「ドット絵って、何十年前の話すか。大体みかんさん、自分で絵描けないじゃないすか。そんな人に絵の事を、どうこう言われたくないんすけど」

みかん「AIめ、少し緻密な絵を描けるからって、思いあがるのもたいがいにしろよ。貴様に、ドット絵の何たるかを教えてやる」

AI「なんすか? みかんさん、ドット絵描けるんすか?」

みかん「1ドットの色の配置に魂を込める、ドット絵をなめるなよっ!
これが1ドット1ドットに魂を込めて描く、ドット絵の美少女画だ~!!」


まとめ
手の修正ばかりをして、自身の創作性に自信がなくなっていた自分ですが、少女の顔を修正しながら、青年期にMSX2で、少女のドット絵を描いていた昔の事を思い出し、少し懐かしくなりました。
あの頃は、限られた画数と配色の中で、一ドットの色の配置に魂を込めて
絵を描いていた物です。
「ふっ、美少女の魂に関しては、まだまだAIには、まかせておけないな」と妙な自信とやる気が戻って来た、自分なのでした。

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