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第12回、スーパーリトルガールを生成してみた。

今回は、スーパーヒロインの代名詞である、「スーパーガール」を生成してみました。タイトルに「スーパーリトルガール」とあるのは、一応の著作権対策と、少女期のスーパーガールを生成したいという自分の願望からです。
(このくだり、いい加減もういいですね)

自分が生成に使用しているSeaArtには、5つの生成モデルがあり、普段はその
中から、”ChilloutMix”と”DreamShaper”という、2つのモデルを使用しているのですが、まずは全てのモデルで試してみて、どのモデルがスーパーリトルガールの生成に向いているのかを検証してました。
モデルの特性を知る上で、皆さんの参考にもなれば幸いです。

生成モデル:ReV Animated

5歳で生成。若干子供感はありますが、到底5歳には見えません。
7歳で生成。あどけなさは残っている物の、14歳以上にはなっていそうです。

生成モデル:GhostMix

5歳で生成。どう見ても17歳以上です。
学習素材がイラストのためか、年齢指定を反映させるのは、苦手なのでしょうか。
5歳少女で生成。少女だと普通に5歳で、生成できるようですね。
念のためもう一度5歳で生成。やはり年齢は反映されませんでした。

生成モデル:RPG

5歳で生成。学習素材が写真のためか、年齢にかなり忠実に生成されています。
10歳で生成。こちらも問題ないです。

生成モデル:ChilloutMix

5歳で生成。こちらも学習素材が写真なので、年齢にほぼ忠実ですが、
素材の関係上、黒髪のアジア人になってしまいます。
7歳、白人で生成。金髪にはなりましたが、アジア人とのハーフみたいに見えます。
特に指定はしてないですが、ややセクシーな感じの画像も生成されてきました。

生成モデル:DreamShaper

5歳で生成。5歳には見えませんが、子供感はあります。
7歳で生成。殆ど変化はないですが、こちらも子供感はあります。
10歳で生成。若さは感じますが、17歳以上にはなっていそうです。


まとめ
今回の検証では、写真が学習素材のRPGとChilloutMixが、年齢を反映させやすい事がわかりました。イラストを学習素材にしているGhostMixが、年齢を一番反映させにくく、イラストと写真の両方の要素を持つ、ReVAnimatedとDreamShaperは、やや反映をさせにくいという感じでした。

GhostMixでも普通の子供は年齢相応に描けているので、これは推測ですが、
少女期のスーパーガールの画像を学習しているかが、画像の生成に影響しているのではないかと思いました。写真系はスーパーガールのコスプレ写真が学習素材にあるのかもしれませんが、本来スーパーガールは大人になってからあの衣装を身に着けるので、イラスト系では少女期の衣装着用画像が学習素材にはないのかもしれません。念のために70歳のスーパーガールも試してみましたが、どのモデルも年齢を反映させる事はできませんでした。

超能力実験の際にも思いましたが、AIは何でも自由に描けるわけではなく、学習素材にある物をベースに生成するので、ある程度の限界や得手不得手がある事がわかります。
そうした特性を理解するのが、AI画像生成を使いこなすコツなのかもしれませんが、苦手を克服するプロンプトを見つけるのも、楽しみの一つかもしれませんね。

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