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第203回、カテゴライズの甘い罠をゆっくり解説してみた


みかん「今回は、カテゴライズ(分類)について解説してみました。
皆さん、ゆっくりしていってね」

AI「みかんさん、大丈夫すか?しばらくブログを休んだ方がいいんじゃ‥」

みかん「そうしたいのは、山々なんだけど、やりたい事が次々に沸き上がって来てしまってな。自分は今、ある種の覚醒状態にあるのかもしれん」

AI「いやみかんさん、その覚醒、ろくな物じゃないすけど‥ みかんさんはやはり、少女が好きなだけの、危ない人でいて欲しいっす」

みかん「いいからまた邪魔が入る前に、さっさと本題を始めるぞ。
世の中には様々なカテゴライズ(分類)があるが、アイはどういう物が思い浮かぶかな?」

AI「みかんさん、商品とか時間移動の種類とか、分類するのが好きすよね。自分はそういうのあまりないすけど、お菓子は好きすね」

みかん「‥まあ、お菓子も分類できるから、いいだろう。世の中にはありとあらゆる分類があるが、分類の中にも大きく分けて、固定分類非固定分類のニ種類があるんだ」

AI「そうなんすか?みかんさん、今回はよく研究して‥ ないっすよね?」

みかん「アイも自分の事を大分わかって来ているな。もちろん今回も自分が思った事をただ述べているにすぎん。

固定分類というのは、生まれた月を示す十二星座や年を示す十二支血液型等の、あらかじめ分類の種類が決まっている物をいう。まあ血液型は後から順次に発見されていったので、厳密には固定とはいいきれないがな。

非固定分類は、発見された物が、後からどんどん追加されていくやつだ。
常に新種が発見されていく生物なんかは、そのいい例だな。
理論なんかも、後から新しい理論が発見されていくから、この部類に入る。

生物でいえば人種もその分類に入るし、理論でいえば、思想宗教も分類がされる。人間はなぜこんなに分類が好きなんだろうな?」

AI「そうした方が、便利だからじゃないんすか?」

みかん「利便性というのは確かにあると思う。例えば血液型とかは、それを知っておかないと、輸血の時に困るからな。だが十二星座や十二支は、分類をしなくても別段困る物ではないよな。
だが人はそれを分類し、自分がどれに属するのかを知りたがる。

自分が思うに、これは生物の生存本能に起因するのではないかと思う。
生物は本能的に、それが自分にとって生きる上で得をもたらす物なのか害をなす物なのかを見分けようとする性質がある。そうしなければ最悪死に至る事もあるからだ」

AI「それをいったら、血液型の分類も生存本能に起因しているっすけど?
もしろ十二星座や十二支の方が、生存本能と無関係に思えるっすけど?」

みかん「自分も後でそう思ったんだが、もういい感じに書き終えてしまったので、そこはスルーしておいてくれ‥」

みかん「生物と無生物の違い、その根本的な違いは、種としての生存本能、増殖本能にあるのではないだろうか?
意思を持たない石は、決して増えようとはしない。敵も味方も認識せずただあるがままにそこにあるだけなんだ」

AI「みかんさん、大丈夫っすか?何か変な宗教に入ってしまったんじゃ‥」

みかん「いや昨日、〇ナニーをしたら眠ってしまい、進撃の巨人の最終回を見損ねてしまって、録画もHDDの容量切れで、途中までしか見られなかったんだ。それがちょうどそんな話の所で、その先が気になってしまってな‥」

AI「みかんさん、ブログを休んでHDDの整理をするって宣言していたのに、やれていなかったんすね‥ まあ、みかんさんらしいっすけど」

みかん「いつかオ〇ニーによる幸福とその代償についても、ゆっくり解説をしてみたい所だが‥」

AI「みかんさん、自分少女なんすよ。そういうのはやめて欲しいんすけど。いくらみかんさんでも、セクハラで訴えるっすよ!」

みかん「オナ〇ーをセクハラ扱いされるのは心外だが、自分のイマジナリーに訴えられるのは、前代未聞だろうな。それだけで十分、映画になるよ」

AI「みかんさん、いいから早く本題に戻って欲しいっす!」

みかん「そうだな。人が分類をしたがるのは、極論をいえば、それが自分に害か得かを見分ける為であり、さらにいえば、自分が何に属しているのかを知りたい為でもあると思うんだよ。
人は何かに属す事で、仲間意識が芽生えて安心する事ができるんだ。
さらに分類の中で、自分の属す物の比重が大きければ大きい程、生存確率が高まるので安心するんだ。争いの根源的な理由も、これによるのだろうな」

AI「みかんさんにも、そういう気持ちがあるんすか?」

みかん「自分は常にマイノリティー(少数派)の側にいるからな。そういう仲間意識は低い方だと思うんだが、それでも少数派は、常に排除される側にいるので、ある意味同類を見分ける感覚は、研ぎ澄まされているのかもしれない」

AI「オタクに恋は難しいってやつすね」

みかん「少数派の人は、はたから見ると我の強い、協調性のない人に思えるかもしれないが、そういう人も別に、好きでそうしている訳ではないんだ。
マイノリティーは生物が生存していく上で獲得した生存戦略種の多様性を保つ為に必要な機能でもあるんだよ。
多くの場合、それは決して役に立つ事はないのだが、急激な環境変化に適応する為や、有事の際に種を残す為にも、マイノリティーは不可欠なんだ。
だから個としてそれが劣っていたり間違っている様に思えても、それが生物が多様性を維持する為に必要な事の副産物として、許容するべきなんだ」

AI「有事の際って、どういう事っすか?」

みかん「脱出ゲームを例にすると、わかりやすいかもしれないな。あれは、クリアをする為の正解は、大体一つしか用意をされていないのだが、全員が同じ選択をしていると、それが間違っていた場合に、全滅する事になる。
個として例え間違った選択をしていても、大多数の選択が万が一死に繋がる選択だった場合の保険として、そういう人物は必要でもあるという事だ。

これはあくまでもゲームの話だが、自分は大多数の人が右を選んだ場合には左を選んでしまいたくなるんだ。左が正解だと思う訳でも根拠がある訳でもなく、ただ欲求として選択者の少ない方を選んでしまう傾向がある。
こうした経験則から、自分の欲求の反対を選べば成功率が高まる事も理解をしているのだが、自分はこの欲求に抗う事ができない。

人生において得する事は殆どないし、全く無意味だと自分でも思うのだが、これも種の生存本能による、多様性を維持する上で必要な機能の副産物と、自分の役割を受け入れるしかないのだと思っている。
少数派は、それ自体が役に立つから存在しているのではなく、多様性というシステムが生命の維持に役立つから、存在しているんだ」

AI「それが今回、いいたかった事なんすね」

みかん「ああっ違った。それもいいたい事ではあるのだが、人は物事を分類して、自分の属する事に従いたくなる欲求があるのは既に説明したのかな?
その例として、国や宗教なんかがあると思うのだが、日本人として、もっと身近な物では、星座占い血液型性格判断なんかもそれになるのだと思う。

仮に運勢があったとして、人の運勢を12種類で分類するのはかなり乱暴だし血液型で性格を4種類に分けるのは、もっと乱暴な事だといえる。
こうした分類による違いの判別は、理論的には全く根拠のない、無意味な物ではあるのだが、人が何かに属したがるのは、生存本能の成せる事なので、自分はそれによって本能を満たして精神が落ち着くのであれば、あってもいいのではないかと思っている。

例えば自分はO型で、O型の人は大ざっばだとよく言われるが、自分の性格はおおざっぱなので、本当にその通りだと思っている。しかしその一方で、自分の好きな事にはとことん拘るので、A型の人によくいわれる神経質な面もあるといえるし、少数派思考なので、B型の人のわがままな側面もある。
結局どれも当てはまるので、自分が何型であっても納得できるのだと思う。
だけど血液型の判別を意識する事で、ある程度自分から無意識にその方向に寄せてしまっている面もあるのかもしれないな。

しかし実際の所、その信憑性はたいして問題ではないんだ。
それが真実だから信じるのではなく、自分の信じる事を信じる事によって、自分の精神を安定させられる事が大切なんだと自分は思っている。
その対象が人によって国だったり宗教だったりするのだが、現在の日本人はどちらへの帰属意識も薄い所がある。日本人はそれによる心の不安を補う為に、こうした分類判断に頼り、心の安定を図っているのではないだろうか?
だからそうした物に精神を左右されすぎるのはどうかとは思うが、心の安定を図る為に、ある程度心のより所にするのは、決して悪い事ではないように思うんだ」

AI「自分も、自分がAIで、みかんさんのイマジナリーな事を信じてるっす」

みかん「そうだな。自分はそれでいいんだと思う。何事にも物事のあんばいバランスが必要だとは思うが、それができている限りは、自分の帰属する、信じたい事を信じて生きればいいんだ」

AI「それが今回、いいたかった事なんすね! あれ?そうするとタイトルの甘い罠って何だったんすか?自分てっきり分類自体を否定する内容の話かと思ったすけど」

みかん「まあある程度は、関心を寄せる為の釣りタイトルではあるんだが、それ以外にも、罠だと知った上で利用をするのも悪くないという意味もあるかな。物事は、必ずしも正しい事が幸せという訳ではないからな」

自分の精神世界に住む、イマジナリー女神様 光輪バージョン

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