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中華格安タブレットレビュー「Headwolf Hpad1」の使い勝手。

 すこし前に、使用していたPCがとうとう不調(仕事用のPCで、HPのElitebook2760pというかなり前のもの)になったので、買い替えを検討していました。
 自分としてはそのPCがタブレットペンまでついたもので、一応タブレットモードにもなる(当時のものなので厚みはすごいですが・・・)ので大変便利だったんですけどね~。
 まあ、不調といってもHDDを乗せ換えればまだいけそうではありましたが、なにせ古いので、立ち上がりの遅さが目立つ・・。
 そこでいっちょ仕事用のものは新しく買うか!と考えたのですが、できるだけ携帯性が欲しい!ということでタブレットを検討。
(前に一度、タブレットを購入しましたがその頃はまだ自分の仕事用として使うにはアプリなどが脆弱だったので断念してゲームマシン化した過去があります)。

 いろいろ見てみた末に、Headwolf Hpad1が目にとまりました。
 そして購入後、数カ月たったのでレビューしていきます。

 まず、検討する際に雑に基準を決めました。
 「CPU4コア以上、メモリー8g以上、マイクロSD使える、そして安い」
 この記事書いている時点では、もう8コアの安い中華タブレットが多くでていますが、数カ月前はまだ良くて4コアで、4コアになると日本メーカーのタブレットの場合「もうPC買うわ!」って値段でした。
 そんな中、28000円台で8コアでメモリー8gで、しかもその時はクーポンで約5000円引きのものがあったんですね。
それがHeadwolf Hpad1。

 でも、安いし、中華だし、こえーなぁと思いつつも、安い値段で条件を満たすものはそれ以外なかったので、ビビりながら購入しました。
 (いくら安くても、すぐ壊れたらそれまで仕事用にセッティングした時間が無駄になるし、嫌ですもんねぇ・・・)。

 到着後、おどろいたのは、すでに画面に保護フィルムが貼ってあること。
 中華タブレットってそうなんですか?みたいな。
(余談ですが、Xiaomiのスマホにかえた時も保護フィルムが貼ってあったんですよね・・・)。
 ※今年の初めに購入した際の話ですので、現時点でフィルムが貼ってるかは不明です。
 ただ、写真でわかるように、光沢ありのフィルムが貼ってあるため、テカテカ反射するし、指紋は目立ちます。

めっちゃ反射してる(笑)


 が!このメーカー用の画面保護フィルムって普通には売ってない(私の地域だけかもしれませんが・・・)し、最初に購入する必要がないので、とても感謝しています。
↓今のフィルムが汚くなったら次はこちらを買う予定。

 
 本体についてですが、薄手ではありますが全体的にはメタリックな作りになっています。
 厚さはカメラのでっぱりを入れて約1cm、カメラをでっぱりを抜いたら7mmって感じです。

裏側はこんな感じ。メタリックでシンプルなデザイン


 気になったのは、カメラ部分の出っ張りですねぇ~。
 ちょっと出っ張りすぎている感じがして不安ではありますが、まあ、仕方ありません。

この部分がテーブルなどにあたってガリガリ言う時があり・・・購入した場合は一緒にカバーっぽいものも探したがいいかも。(ただし、2023年バージョンと、それ以前のバージョンでは、アウトカメラなどの位置が違うため、カバーについてはいろいろとレビューが悪いものがあります。気にしない人は良いと思いますが、カバーに関しては、慎重に選んでください)。

 と、性能などを細かく書いても良いですが、他の方々がもっと詳しく書いていますので、そのへんはある程度割愛します。

 結局、数字や評価でいろいろ書いても、実際使ってなんぼなのか?というところですし・・・。
 ということで、以下にザクっと性能含め使い勝手を書いていきます。

◆CPUはUNISOC T616の8コア
 中国のUNISOCというメーカーのCPUです。
 2×A75の2.0GHz、6×A55の1.8GHzで合計の8コア。
 ・・・・と書いたところでよくわからないと思います。
 ただ、このぐらいあれば値段的に見て、十分な性能と認識してください。
 事務作業などをするには問題ない感じです。
 ただ、残念ながらT616は5G非対応です。
◆GPUはMali-G57 MP1
 750MHzの周波数GPUです。
 これも正直、いろいろなところが評価などを書いてますが、かといって、どうとも言えないです。
 結局、使ってみないとわからないわけです。
 私見では、フォートナイト、PUBG、原神などの人気のあるものは「ほどほど」といった感じです。
 まあ、満足はできないけど、ほどほどでプレイするには申し分ないんじゃないかな?
 あとは動画作りですが、まあ・・・PC持ってるかiPhoneの10以降をお持ちの方はそちらで行ったほうが良いかもしれません。
(まあ、本格的に作る人はすでにPC持ってるでしょうし・・・)
 サクサク動く!なんて書いてあるところもありますが、私見では「まあ、このぐらいできればいいんじゃね?安いし」という印象です。
◆メモリー(RAM)8G
 メモリーは8ギガ搭載してあります。
 なので事務作業で使うには問題はありません。
 が・・・ゲームやるなら、正直16ギガは欲しいので、今となっては少し少ない気がします。
 ただ、私が購入したのは前バージョンのもので2023年の発売のものに関しては8g+増設8gで全部で16gあるようです。
(ただ、中華系は買ってみないと本当にそうなってるかわからなかったりすので、ご了承ください)。
◆クアッドスピーカー
 と、なっていますが、基本「普通」な音質と思ってください。
 もしかしたら、耐えられない人がいるかも?(もともと良いスピーカーやiPhoneやipadを使ってた人など)。
◆ROM128G
 容量は128ギガあります。
 chromebookなども128ギガが多いので、まあ、よほど大容量必要なビジネスデータでもない限り、128ギガで十分だと思います。
 ただ、ゲームアプリなどをインストールしまくりたいなら、容量的に少ないので自分でマイクロSDを買う必要が出てきます。
 動画などを入れまくりたい人はマイクロSD必須でしょうね~。
 なおSIMとマイクロSDは側面にあり、SIMピンであけることになります。
 ※SIMピンは付属してました。

simとマイクロSDを差し込む部分。取り出す時に気を付けないと引っ掛かって曲がったりする感じですが、薄型を考慮するのなら仕方のないところなんでしょうか?

◆Bluetoothは5.0
 (最新は5.2(記事を書いている時点))
 5.0だと4.0より2倍通信が早く、範囲が4倍、通信容量が8倍、そしてメッシュネットワークに対応しています。
 ・・・・なんのことかわからないって話ですが、まあ5.0あれば不便はないということです。
◆画質
 大きさは10.4インチ、の2K対応です。
 自宅で4Kのモニターとかを常に使っている人以外は文句ない綺麗さだと思います。
◆充電
 一応急速充電になってて、アダプター(typeーc)もその速度対応のものがついてます(なぜかアダプター側の差し込み口もtype-cのでした(なんでUSBじゃないのか・・・))。
 が、Xiaomiの神充電ほどは早くありません。
 バッテリーは7700mAhなので待機はかなり持ちます。
◆カメラ
 いろいろ書いてありますが、iPhoneの8以降や、最近の他のスマホ持っている方はつかうことはない!というぐらいのものです。
 使えないということはありませんが、満足はできない!と思ってください。

 といったところでしょうか?
 細かく性能とかを並べてもよくわかりませんよね~。
 ということでざっとですが、使った感想を書いてみました。

まとめ
1 値段からすればかなり高性能で、コスパは最強!
2 音は期待しないほうが良い。
3 ゲームなどをプレイするにはタブレットの中ではほどほどの性能と思っておく。
4 事務作業なら問題ない(動画編集を除く)。
5 ある程度の性能のスマホ持っている人は、カメラは期待しないこと。
といった感じです。

 で、仕事用PCの代わりに買ったわけですが、結果は✖。
 でもそれは性能の関係ではなく、私の仕事に必要なものを既存のアプリで使用するには使いづらいというだけです。
 あとは、まあ、スマホで撮影などしたものをタブレットに移動する際にいまだに有線でつなぐほうが楽で・・・(古いんだよ!)。
 ということで、このタブレットのあとにWindowsPCを買いなおしました。
 どうなっているかというと・・・趣味用のサブマシン化してます。
 
 でもオススメです。
 そしてこの記事書いている時点(令和5年7月6日)でHeadwolf Hpad1がクーポンついてて約9000円引きらしいです。
 そうなると20000円程度で買えるわけで・・・。
 安すぎでしょう( ゚Д゚)!

 ↓あとは少し上の性能(というかCPUはあまり変わらず)でROM256ギガのものがありますが・・・。

 一応、現時点で16000円引きのクーポンがあります。
 ただ、正直、そんなに言うほど性能が上なわけではないんですよ。
 
 まあ買う場合、どれを買うかは好みですね~。


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