見出し画像

とんちの京田辺

市となって25年目に入りました。最近できた都市ではなく、以前は綴喜郡田辺町でした。平成9年に改めて、和歌山県の田辺町と重なることもあり、市民応募から「京都の田辺」で京田辺と新しくなりました。

初めに言っておきます。遊ぶ場所はありません!念を押してもう一度、若者が遊びたい!そんな場所はありません!
のんびり過ごしたい方や写真映えをお探しの方は大歓迎です!

有名な食べ物は玉露、えびいも、田辺なす、たけのこ、もも、一休寺納豆
チェーン店も多くあり、飲食には困るようなことはないですが、京田辺産のものを使って500円で食べられると有名なランチ場があります。
その場で手作りされていて、数量限定です。ハンバーグの日はラッキー!

自然が豊かではありますが、鉄道や高速もあり大阪・奈良・滋賀県にも車が混んでいなければ約20分くらいで、行くことができます。バスの運行もありますが、自分の家の周りに通るのは、午前と夕方の2回のみ。市内では、いろんな方面へ運行はしています。どちらかというと、車や自転車は必須です!

新しい土地の開発も進み、ファミリー向けの公園や育児についての遊び場も増えつつあります。今年の秋には、京田辺クロスパークという大きな複合施設も完成予定です。また、どんなところかレポートしたいと思います。
お泊りしたい方は、宿泊施設『SPA&HOTEL 水春』が1件あります。大阪と京都を結ぶ第二京阪の松井山手、京田辺サービスエリアで、車を停めてホテルの温泉のみに入りに来られる方もいます。

京田辺の魅力は以上でしょうか。
えっ!少ないですか?
では、イベントの紹介です。

3月に開催 イスー1(わん)GP
さて、事務イスをご想像ください。360度くるくる回る、座るとちょっと音がギシギシと鳴り、学校の先生とか座ってそうな、灰色の…それです!
押して走るものではなく、設置されたサーキットで、座席に座って足で走っていきます。筋肉痛は間違いなし。最近では海外の方も参加しに来られるので、毎年話題になっています。

精華町と合同のイベント
5月に開催される。ツアーオブジャパン 京都ステージ
(アジア自転車ロードレース)自転車好きのおっちゃんたちが、いろんな人の尽力を使い、招致したといわれています。大阪 堺市は日曜日。そして京都では、月曜日に開催されているのです。普賢寺をスタートし、山の中を通りぬけていき、精華町でゴールというルートで開催され、盛り上がっています。

いかがでしょうか。少し興味は出てきましたか?
私も足を延ばして、市内散策へ出かけてきました。

実は、歴史に深い関わりがある地として知られています。
そこで京田辺観光協会にお邪魔しました。

ボランティア協会の窪田さんが、お話を聞いてくださいました。

ー素敵だなと思える、おすすめの歴史や建造物はありますか?

実は、京田辺に国宝が3つあって、とんちの一休と呼ばれている土地、大住は一休さんが晩年過ごした、酬恩庵 一休寺がその1つ。秋のもみじは圧巻とも呼ばれる紅色。見に行ったことある?ライトアップ期間は、多くの観光客が来られています。この新緑の季節もきれいだから、一度、見にいったらいいと思います。一休さんに関する書物は図書館に置いてあると思うよ。
NHK大河ドラマ『どうする家康』のお話は見ましたか?徳川公が通ってきた道 大阪堺から京田辺市 飯岡という場所を通り、明智の軍勢を撒いた道が最近の新しい話題です。番組は15秒くらいだったかな(笑)飯岡の茶畑も日本遺産に登録されているのですよ。

ー私も秋の季節は行ったことあるのですが、新緑の季節はなかったです!飯岡は、あの茶畑でよく遊んだ記憶があります。眺めも良いですものね。大住といえば甘南備山は、タケノコで有名ですよね。

甘南備山は、京田辺の主峰で少しパワースポットと呼ばれています。ちょっとしたエピソードも聞いたことがあって、竹取物語の舞台だったと、記録が残る本を持っている方がいるよ。今度、訪ねてごらん。
いわれは、神が隠れる場所といわれているからです。毎年おいしいタケノコが採れて、春先はあちこちでタケノコが売られているね。今年は終わってしまったけれど、また来年も取れるから是非、生で食べてみるといいですよ。

ーぜひ、行かせていただきます。来年のタケノコも楽しみです。
ありがとうございました。
教えてもらうエピソードに、ロマンを感じるお年頃です。

京田辺ってどこ?ここです!

京田辺の特産の玉露を使い、自分で淹れて飲む体験をしてみました。
玉露マスター 布野さんに教わりながら、専用の陶器で一煎ずつ丁寧に飲んでいきました。

京たなべ 玉露庵 店内雰囲気

一煎目→野菜に溶け込んでいる出汁の効いたような風味がしてきて、言い表せないですが、独特のあじわいです。お茶の香りは甘めがすっと入り、いつまでも口に含んでいたい一口(黄金の一滴と言われている)
二煎目→一煎目で味わった風味との違いがあり、苦みがあるのに甘みも後からくる。口休めで、お菓子をいただいた。
三煎目→甘みがなくなり、渋めだが飲みなれている。知っている、あの味!茶葉をそのまま食べる。噛んでいくと、お茶の風味が出てくるけど渋い。そこに、ポン酢を1滴垂らすと、ご飯を、お供にしたいくらい(お漬物のような感覚)に変わり、こんな味わい方もあるのだと、知ることができました。玉露は最高峰なので、この観光協会で出しているのは一休(一級)品と、とんちを利かせたネーミングになっているそうです。

体験セット GW期間は500円
施設が開いている時は、予約なしで800円で体験ができる
お茶の淹れ方 
これをせず、美味しいお茶は飲めない

茶葉を食べていると、てんさんは何に合うと思っていますか?と逆に質問されてしまい。「そばもいいかなと思いました」と答えると、いいですね!とほほ笑んでくださった。

ほんの一部でしたが、魅力をお届けしてみました。遊び場はないですが、のんびり、ホッとしたいな~っと思った方は、いつでも来てくださいね。
生まれ育ったこの地には、まだまだ秘宝が隠れていそうな予感です。自分の大好きな自然と風景が、いつまでも変わらずに、あり続けてほしいと思うばかりです。

ご当地キャラクター
一休さん  キララちゃん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?