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日常26

高校時代
学校を2校
同時に
通っていた

昼は
専門学校
夜の
定時制

通学に片道
40分の道のりを
チャリで
飛ばす
そんな日々

実家は
集落
送迎も無く
雨の日も
チャリで
飛ばす

そんな日々
専門校を終わらせて
空いた時間
私を
楽しませてくれた
ゲーセン

アーケードの
クオリティに
当時圧倒した
ゲームパラダイス

そんな中
夜の学校へと
向かおうとした

知らない
奴に
引き止められ
恐喝される

当時
いとこも
被害にあった
事から

こんな場所では
いつか私も
絡まれるだろうと
勘ぐっていたら
案の定
絡まれた

私は毅然とした
態度で
質問で返す

何故金の無い
学生にたかるのか

その定義は?

私も貧しい身だと
奴は食い下がる

何処の学校だと
学ラン姿の私に
奴が聞く

私が答えると
うちの学校に
奴の連れが
通っていると言う

知ってるぞと
同級である
事を伝えると
急に態度を変え

談笑する
様になる

未遂で
事なきを
得た私

連れに
宜しく伝える様
奴が去る

去り際に
間違った本質に
腹が立った私は
チャリを飛ばし
学校へと向かった

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