零アルゴリズム伝記
キト
彼は
本名で
名乗ら
なかった
異端審問
磔の刑に
かけられる
キトは
最後まで
笑った
力無くても
絶望しても
手持ちの
ルーンが
無くても
私に分けた
離脱用ルーンを
託して
魔女狩りの
公開処刑
槍が彼を貫く
だから
分かるの
誰が
生贄
なのか
磔にされた
私達じゃない
その場にいた
全員が
同じ目を
してる
全部生贄
これが
宗教の闇
集団アルゴリズム
饅頭の
秘密
ごめんなさい
キト
私
貴方を
助けられ
なかった
最後の
処刑で
私は生き残る
変化で
その場を
離脱
追跡の
魔法は
手持ちの
ルーンで対応
その為の
離脱
その後は
森の中‥
彷徨って
ルーンを
確保
飢えも
限界かな
座り心地の
良い
岩の上
キトを思う
泣いて
枯れるまで
グッタリ
するまで
泣いて
私
カナさん
トマリさん
素敵な二人に
出会えました
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