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The blue sky of the outlook79

街は日も暮れ
街灯が灯る学生寮

未だに
救助隊が慌ただしく
行き来する。

こんな時に
下層で両親を助けに
行ってたなんて

みんなが知ったら
どう思うだろう。

それ以上の経験と
奇跡を得て

今、私とタケは此処に居る。

タケ
「なぁ、退学には
ならなかったのは奇跡か?」
エノク
「また一年生でやり直せるなら奇跡じゃないかしら?」
タケ
「そっか」
エノク
「そうよ」
タケ
「なあ、いつから好きだったんだ?」
エノク
「ん?」

タケがじっと見つめる

遭難した
ダルタッタ荒野で待つタケ

あの時‥

エイマ
「お姉さん、すみませんでした。
お父様に食い付いても処遇が‥」
タケ
「 」
エノク
「良いの。退学よりマシよ」
アリサ
「お姉ちゃん!」

アリサが駆け寄る。

エノク
「ただいま。アリサ」

アリサを抱きしめる

エントランスからみんなが来る

魔族のビオラとネグロ
鬼のネネ
ケット・シーのハチ
エルフのマナ
勇者のナーシャ
魚人のドク
ユノ、ミオ、ノイル

上目遣いでタケを見る。
タケは赤面すると

タケ
「またな」
エノク
「ん」

男女に分かれた

夏休みが終わろうとしている

私は今、人生で

とても幸せだと思えた


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