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The blue sky of the outlook44

テツ
「ありがとよ。冗談に付き合ってくれてよ!」
「制服姿を見て見たくてな」

テツ


タケ
「何でまた‥」
イチ
「俺達ぁ、その頃刑務所だったのさ」

イチ

タケ
「あ‥」
テツ
「ま、ならず者でも仲良くしてくれや」
タケ
「宜しくっス」
イチ
「おう!お、兄貴とエノクも戻ったか」
テツ
「しゃぁ!目指すは大陸だぜ‼︎」
タケ
「大陸⁈」
エノク
「何処です?」
ヤン
「重機の扱いを覚えてもらう。ダルタッタ荒野に向かう」
タケ
「俺の生まれ故郷じゃん」
エノク
「タケ、ダルタッタ生まれなの?」
タケ
「ああ、生まれたはバリッツェだけどな」

自分の事を滅多に話さないタケが、初めて出身地を教えてくれた。

ヤン
「さあ、行くぞ。乗れ」

大型トレーラーの幅が広い。
4人が一列に並んで座れる。
重機の肩から腕は取り外され、
横になっている。
それでも広い。

私は窓側に座る。
テツさんとイチさんも仲間が増えた事で機嫌も良さそうだった。

大きなトレーラーはゆっくり動き出すと、工場から主幹線道路に向かい、ダルタッタ大陸に繋がる巨大な橋を目指す。

ネーム段階のダルタッタ大陸

信じられない。

コロッサルグラッド・シエルから、大陸ダルタッタへ移動なんて。

トレーラーが主幹線道路に入る。

大陸ダルタッタへ出発!

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