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蒼穹の見聞録26


エノクです

エノク
「聖釘の模擬戦、やってみます」
「どんな状況でも、生き残れる様、ミリオンステージに記録させたいんです!」
ラドゥ
「うむ。良かろう」
「遥華様。宜しいか?」

遥華
「無理は、させない様に」

ラドゥ
「はい」

私達は
中央区から
最上部を
目指す

輪廻の
最上部

蒼穹の
広がる
遙か

外周する
浮島へと
移動した



外周する
浮島の上

見下ろす



対岸の
外周する
浮島が
遙か遠方から
見える

先生も
追いつく

エノク
「先生、それで」
ラドゥ
「模擬戦においては、他でも無い」


エノク
「 」
蒼穹
「は?」
「誰と戦うんスか?」

先生が
ゆっくり
蒼穹を
眺め

呼んだ

ラドゥ
「金閣!銀閣!」

何かの
冗談
だろうか

先生は
真顔で
振り向く

冗談の
かけらさえ
無い

エノク
「え⁈先生‥」
「それって、最遊記の⁈」

ラドゥ
「説明は、不用の様だな」
「紀伝を超えうる、その聖釘‥」


蒼穹
「エノク!」
「下から攻防神が‼︎」
エノク
「 」

エノク

「ど‥何処が金閣、銀閣なんですかぁ⁈」

私達の
目の前に
現れた

規格外の
攻防神

これが

金閣
銀閣

‥⁈

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