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Ragura Floating World16


イーノでっす!

絶海から次々と

浮上してるその攻防神



やがてラグラの
守護神となって

私達のこの星を
守ってくれる存在に
なるんだって

今になって始まった
事じゃないんだけどさ


カズは、いや‥
付き合ってるマヤって子
攻防神と話せるって


何その電波‥




っクシュッ‼︎

よっマヤだよ。

誰かウワサし‥へ
っクシュッ‼︎

マヤ
「風邪なんか引かないのに」
マナ
「お腹出してるから
じゃない?」


マヤ
「ママもお酒
それくらいにしないと
お腹」
マナ
「思春期にはちと早いわね
反抗期?」
マヤ
「やめて怖い‥」
マナ
「同学年で揉め事?」
「カズ君見習いなさい」
マヤ
「だって‥」
マナ
「だってじゃない」
「同族で揉めたのよ?」
マヤ
「ごめん‥」

カズは‥ママさんから
何、教わってああ
なったのかな?

私は変わる時代に
適応する為にも
変わらなきゃ
ならない筈なのに

マナ
「マヤの功績は認めるわ。
誇りに思うの」

そう

それでも‥



翌朝
学校

マヤ
「ごめん!」
カオ
「 」
マヤ
「私、貴女の事誤解してた」
カオ
「そう」
マヤ
「カズは先に謝って
たのに私だけ‥酷い事言って」
カオ
「素直ねあなた達」
マヤ
「え?」
カオ
「お似合い関係よ」
マヤ
「あ、ありがと///」
「あの小さな子‥
いつもベクターBOXで
格納するの?」
カオ
「そんな事しないわ」

ポータルを使い
こなしているから
迅速に現れるのだと
カオは教えてくれた。

大人しくて
何て魅力的‥

カオ
「攻防神と対話出来る子
そういないわよ」
マヤ
「え?」
カオ
「しばらくしたら
連れ帰る筈だったけど
あなた達どんどん先
行っちゃうから」

マヤ
「あはは。お互い
落ち着き無いって言うか」
カオ
「不思議‥ヌーべと
対話はできるのに」

初めて
カオがこんなに話したの

カオ
「凄いと思うわ」
マヤ
「そっかな?」
カオ
「けど‥凄いって正直
好きにはなれないの」
マヤ
「え‥?」


‥どう言う
意味だろう?


精神考古学研究会
仮眠室

タケ
「はっ!」
「また寝泊まりか、くそ」
アリサ
「おはようタケ」
「コーヒー入れるね」
タケ
「ああ、助かる」
タケ
「帰るぞ。調査報告書だ」
「会長に渡してくれるか?」
アリサ
「あ、はい」
タケ
「俺は子供達に連絡する」



イーノでっす!
今日はパパ
お休みの日‥

あ、電話来た

イーノ
「あーはい。お疲れパパ」
「うん‥わかった。
気をつけて帰ってね
じゃあ」ピッ
ロカ
「パパ?」
イーノ
「うん、今から帰るって」
ロカ
「エアーフライトだから
ビューンて帰って来るね」
イーノ
「そうね、さ!
カズ起こして来るか」

私達は学校なんです

続く!


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