蒼穹の見聞録31

エノクです

瓢箪ユニットの
内部

ハッチは
瞬時に
開き

球体を
ばら撒く

更に
数多く

聖釘を
少しずつ
増やし

球体を
副砲で
一掃する

エノク
「そろそろ規則性で来る頃かしら？」
蒼穹
「数が増えれば」
エノク
「そう。ハッチを開く時間も増える」
蒼穹
「隙を見せないスね‥」

彼方も
演算で
来る

速度も
早めて
来る筈

一列に並ぶ
球体が
放たれる

弾幕

エノク
「小競り合いね‥」
「そろそろ叩くわ」
蒼穹
「次のハッチで」
エノク
「いいえ。何故聖釘なのか、蒼穹は分かる？」
蒼穹
「？釘‥まさか」
エノク
「打つわよ！」

集束された
エネルギーを
先端部に
まといながら
閉鎖された
ハッチ目掛け
強襲

全32本を
ハッチに
強襲させ

エノク

「一斉掃射‼︎」

先端部へと
到達した
エネルギーが
一気に
弾けた

結界が
切れた
タイミングで
脱出

ズルズルと
沈む
巨大な
瓢箪の姿

エノク
「聖釘は、常に前線に立たせる事」
蒼穹
「‥なるほど」

模擬戦は
終了した