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lost kingdom26

エイドだ

手の届かない
供養なら
仕方ない

彼女の様に
強く生きよう

そう思えた

セイラ
「良かった」
「笑顔戻って」


エイド
「ありがとう。けど
これからどう生きれば良い」
セイラ
「カナさんに相談
してみたら?」


そう言うと
セイラと
城へと
戻る




セイラです

城の回廊で
エノクと会う


エイド
「エノク」


エノク
「エイド!」
「セイラも一緒」


セイラ
「カナさんは?」
エノク
「ん、パパと一緒だと思う」
セイラ
「あっちね。エイド」

エノクも
気になるのか
ついて来た


エノク
「あ、ママ!」
カナ
「ん?」


セイラ
「カナさん、エイドの事」
カナ
「嗚呼、大丈夫よ」
「トマリと話してたから
ちょうど良かったわ」

エイド
「え、僕の部屋
あるんですか?」
カナ
「居候させると思ったの?」
「家くらい用意してあるわよ」
エノク
「ママ、太っ腹!」
カナ
「太って無いわよ」
「案内するわ」
エイド
「え、あ、はい⁈」
エノク
「やった!」



魔女狩り
救済の結果

寄せ集めて
移住した街

アンドロイドの手で
拡張した
この街には

まばらに
空いてる
物件は
存在していた
らしい

空きの
物件を
調査して
管理するのも
カナさんの
日課だそうで

カナ
「はい。此処の物件の鍵よ」
「端末認証式は
プラントの要請で
可能だから、鍵で不便なら
いつでも言って頂戴」
エイド
「ね、姉さん」
「これ‥合鍵?」
カナ
「じゃあ、後は宜しくね」
セイラ
「は〜い」
エイド
「 」
カナ
「エノク、帰るわよ」
エノク
「?ん?あー」
エイド
「 」


セイラ
「‥ね?良かったじゃない?」
エイド
「良いのか?こんな待遇で」
セイラ
「助け合う、でしょ?」
エイド
「 」
「セイラ‥あ、ありがとう」


結果


私は
エイドの
これからを
一緒に
考える

エイドは
顔真っ赤に
なっていた

良し

玉の輿
ゲット笑

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