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小説攻強皇國機甲26


砂漠の
真っ赤な
巨体が
赤い尻尾で
うさの機体を
刺した

流砂からの
脱出

しかし
うさの
様子が
おかしい

スカンク
「うさ⁈」
リズ
「スカンク
どうしたの?」
うさ
「 」
リズ
「 」
「ええ⁈」

モニター表示が
真っ赤な
警告文で
表示される

乱れる
警告文
羅列

異常事態
警告音

スカンクが
言葉を失う

スカンク
「うさの目が」
「赤い」
リズ
「こっちも真っ赤だよ⁈」
アルゴ
「リズ、どうしたの?」
リズ
「機体もうさも変なの!」
アルゴ
「え?うわ!」

繋いだ手を
振り払う
ありがとウサギ
眼光が
真っ赤になる

アルゴの
血相が変わる

ベクトルを
真っ赤な
サソリに向け
飛びかかり
詰め寄った

アルゴ

「リズに何をした⁈」

赤い機体
「うあ⁈」

赤い機体に
のしかかる

尻尾の反撃を
ライオの
尻尾で
押さえつけ
砂に埋もれる

赤い機体
「この、俺様は
スコーピオン
シゲールだ!」

「て、おい待て!」

アルゴ
「そっちが仕掛け
たんだろう⁈」
シゲール
「だから待て!何故
奴は動いている⁈」
アルゴ
「え?」

目を真っ赤に
光らせる
ありがとウサギが
上空へと上昇する

アルゴ

「リズ?何処へ⁈」

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