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私の考える霜田山雅対策

明日3月13日19時にレノファは山雅のホーム、サンプロアルウィンでルヴァンカップ初戦を迎えます。

去年の霜田山雅の試合を20試合ほど、そして今年の試合を1.5試合(第2節琉球戦は後半見てないので)見て、さらに直近に行われた第3節YS横浜戦を見た上で私の考える霜田山雅対策をポストしようと思ってたんですよ。

正直そんな書くこと無いのでポストで充分事足りると思ってたんですが。


第3節YS横浜戦での霜田山雅の出来が良過ぎた!


横浜の出来が攻守に甘すぎたという点は否めないですが、それでも山雅のチームとしてのクオリティーがやたら高くてですね。

「これ本当に塾長が指揮してるチームか?!」って見違えましたよ。

高すぎる理想を掲げて選手に自分たちと戦わさせてしまっていたあの塾長が、ちゃんと相手と戦えるチームに仕上げて来ている。

ここに衝撃を受けまして。

嬉しい気持ちでいっぱいでとても興奮しています。

あの塾長が、そして塾長が指揮するチームが、相手と戦うことにフォーカスしているなら私としてもしっかり対策を考えたいな、と。

YS横浜戦を見るまでは「待ってりゃ勝手に自滅する」で文字数足りたんですが、もうそんな次元では語れないです。

本当に本当に嬉しいですし喜びの興奮が収まりません。

この興奮のまま勢いでnoteを書くことにしました。

私が霜田山雅の対策を考えることに意味はありませんが、もしお時間ありましたら私の喜びの興奮にお付き合いください。


(勢いでnote書くことにしましたが、今回の写真ひどいですかね?山雅のホームページから拝借したんですがサイズがでかすぎて上手く収まらなかったんですよね。誰だか分かります?笑)




いやー、みなさん。

私のことだから霜田山雅のことボロクソ書くと思ってたでしょ?


私もそう思ってましたよ!笑


マジで驚いてます。

21.5試合までの感想ではその予定だったんですけど、YS横浜戦で全てが覆りましたよ。

私の思う霜田山雅の課題ってプレス、ビルドアップ、ブロックの3局面でして。

フィニッシュ局面のみ手数を極限にまで減らした「さっさとクロス」だったのでここは好印象だったんですよ。


今年の開幕戦から「おや?」と感じてたんですが、まずプレスが劇的に改善されてまして。

塾長が指揮するチームのプレスと言えば「”連動”とかかっこいいことはいいからいいからとにかく行きなさい」という”全員突撃プレス”だったじゃないですか?

FWが後ろの事情を鑑みることをせずとにかく突っ込んで行くせいで中盤もあわてて突っ込む、中盤が突っ込んで行くせいで中央がスカスカになっていく、そのスカスカになった中央を使われてボコボコにされる、レノファサポーター(と言うか私)にトラウマを植え付けた例のプレスのことですけども。

去年20試合ほど見た限りだとそのプレスのやり方のまま塾長のお気持ちにお変わりがなかったんですが。

今年の開幕戦、なんと前線の選手がステイしてたんですよね。

いわゆる”CFが相手ボランチを抑えておく”が出来てたんですよ。

そして第3節YS横浜戦では実に見事な”424プレス”を披露してくれまして。


なん・・・だと・・・


って笑

志垣レノファがやりたいやつじゃん、っていう。


そこから相手をサイドに圧縮して行く流れでボールサイドと逆サイドの選手の中央への絞り(レノファで言うと吉岡が上手いやつ。”424”から”433”へ)が甘く感じるシーンは見受けられましたが、それでもしっかり横浜のビルドアップを苦しめていました。

横浜が”424プレス”への対策が90分通して全くできなかったのでめちゃくちゃ機能してたんですよね。


そしてビルドアップ。

私は去年からずっと「霜田山雅はダブルボランチの片方がディフェンスラインに降りて後ろで 3+1 になったらめちゃ強い」と主張してたんですが、今年の第3節にしてついにこの形を定期的に作ってくださるようになりました笑

で、そこに加えて霜田山雅が素晴らしいのは「キツかったら蹴る」を選択することなんですよ。

さらにその「キツかったら蹴る」際、ワントップ、トップ下、サイドの選手の多い時で3人(間に合わない時はワントップ1人ですが)が必ず裏に走ってるんですよね。(たまにSBの選手が走り込んでくる時もありますよ笑)

第2節の琉球戦ではこの「キツかったら蹴る」を選択せずハマっていても強引にショートパスを選択してたんで(琉球もそう)、地獄の自滅合戦になってたんですが。

横浜戦では本当に見事な改善・修正を施してたんですよねぇ。


そして、さらにさらに、なんですが。

霜田山雅は逆サイドへの意識も非常に高くて、ですね。

サイドの選手にボールを回して、相手が圧縮して来てキツい状況で、逆サイドの選手へ長い長いサイドチェンジのボール、塾長が言うところの通称”アタッキングパス”を選択して来るんですよ。

相手を押し込んだ状態でCBの選手がこの”アタッキングパス”を蹴り込んでくる時もありまして、非常に練度が高いです。

選手がアドリブでやってる、とは思えない頻度で入れて来るので絶対仕込んでるやつですよ。きっと。


霜田山雅はボール保持時、後ろで 3+1 の形を多く作るようになりましたが、たまに4231のままビルドアップすることもありまして。

この形のままビルドアップすると簡単にハマっちゃうんですが、ハメ位置に該当するSBやサイドハーフ(WG?)の選手が「キツかったら蹴る」や”アタッキングパス”を選択するのでマジでやっかい極まりない印象です。


その捕まえにくいビルドアップからフィニッシュに到ると手数少なく「さっさとクロス」っていう。

クロスの質やこぼれ球を拾ってからの質のところには課題を感じますが、目指している形、出来ていることを思うと相手にすると嫌な素晴らしいチームだなぁ、っと。


ホント「これ本当に塾長が指揮してるチームか?!」なんですが。

ブロック局面になると「あ、塾長が指揮してるチームだ!」なんですよ笑


途端にメッキが剝がれる・・・と言いましょうか、詰めの甘さが露呈するんですよね。

志垣レノファの実に美しい4-4ブロックを見た後に霜田山雅の4-4ブロックを見ますとですね。


なんかガタガタしとる・・・。


っていう。

志垣レノファのブロックですと、ディフェンスラインの4の前の4が綺麗に揃ってますが、霜田山雅のブロックはガタガタでして。

例えば志垣レノファがブロックを組んでる時、CBの選手が相手の選手を捕まえたままポジションを離れたら、ボランチの選手がそのCBが空けたスペースに入って埋めるんですよ。

が、霜田山雅の場合空いたまま・・・っていう。

なんなら埋めるべきボランチの選手が行方不明なんですよね。

中央の一番固く閉ざさなければならないエリアでCBが相手のエースと1対1かつスペースたくさん、っていうちょっと考えられないような事態を起こしちゃってるんですよ。




この試合の山雅の失点シーン。

ボランチの安永がちょっとよく分からない挙動でシューターを空けてしまってるんですよね。

中央には溢れんばかりの人垣を築いているにもかかわらず、そこに加わってしまってシューターにノンストレスで打ち込まれてしまっています。

これが私の思う”感情的なブロック”。

名塚レノファのブロックの形。

いるべきところにいるべき選手を立たせず、ヒステリックに感情の赴くまま対応してしまうブロック。

誰にどこで何をさせたくないのか、その為に誰をどこに立たせなければならないのか?といった優先順位の逆算からブロックを組めていないです。


この他にもボランチの選手やサイドハーフ(WG?)の選手が妙に(カウンターやりたがってる?)高い位置を取ってディフェンスラインの4枚から離れていってしまうシーンを多く見かけます。

失点を防ぐために最も固く閉ざさなければならないバイタルエリアがスカスカになるがゆえに脆い。


クロス対応でも全員がボールウォッチャーになりディフェンスラインの4の前の4もスペースを狭めるでもなく高い位置のままボールをウォッチ。

”人はいるけど対応できていない”が頻出してしまっているんですよね。

クロスから走り込んでくる選手を見れていないので4枚揃ってるけどたった1人に決められてしまう。

弾いても中盤の4が遠いのでセカンドで決められてしまう。


プレス、ビルドアップ、フィニッシュの出来からは考えられないほどブロックの出来が甘い、そんな印象を持っています。

志垣監督と塾長の良いところだけをフュージョンさせたら夢のようなのチームが出来上がるだろうなぁ、なんて思ってますが笑




さて、ではいよいよそんな霜田山雅への私の考える対策をば。


前提として、対霜田山雅戦は両チームともターンオーバーしてくるだろうなぁ、ということ。

ケガやコンディション不良なども考慮すると、どちらのチームも誰が出場するのか全く分かりません。

なのでめちゃくちゃ具体的な対策は書けないんですが、大体こんな感じになるだろうからこんな感じでやったら勝てるのでは?というザックリな方向で書かせていください。


そして対霜田山雅への作戦ですが、仮定として「山雅は第3節YS横浜戦のパフォーマンスは誰が出ても出来る」とさせてください。

スタメン組とサブ組で全く違うなら「待ってりゃ勝手に自滅する」で終わってしまうので笑


ではいきます。


私は「相手の強いところを避け(出させないようにする)弱いところを攻める(強要し続ける)」ことが「勝利」への重要な道筋だと思っています。

霜田山雅の強いところ、志垣レノファの弱いところがぶつかり合うのは避けたい。

逆に

霜田山雅の弱いところに志垣レノファが強いところをぶつけたいのです。


なのでこの試合のポイントは「いかに霜田山雅に”ブロック”を強要し続けらるか」になるとみています。


そんな観点で局面ごとに対策を考えてみます。

全ては霜田山雅を弱点である”ブロック”局面に持ち込むための考えです。


まずは霜田山雅のプレスに対して。

志垣レノファのビルドアップですね。

霜田山雅のプレスの形は”424”。

この”424”には私、思うところがたくさんありましてね笑

町田のプレスがこの形なんですよ。

なので”424”を成立させるためには何が重要か、そして”424”を攻略するにはどうすればいいのか、っていうのをずっと考えさせられてましてねぇ笑


対”424”プレスへの対策は大きく分けて2つ。


・無視する

・ちゃんと崩す


この2つです。


”424”を攻略するとかそんなめんどくさいことに向き合わず蹴り込んでしまうのが一つ。

結局ボールを相手陣地深く(GKが出れない位置)に蹴り込んでスローインを取るなりして押し込んでしまうのが実際一番簡単だと思うんですよね。

まして相手は町田ではなくブロックが苦手な霜田山雅。

”424”攻略なんて手順が多くて難易度高い上にリスクもあることなんてやらなくてもいいんじゃないかな、と。

山雅のディフェンス陣の質を考えるとバキバキに百発百中跳ね返せます、なんてこともなく、結構な頻度で事故りますし。

(まぁ、これに関しては山雅に限らず、な印象なのでどこが相手でも有効だと思ってるんですが)


私はショートパスの連続によるビルドアップのアンチでして笑

”アンチフットボール”と評されるようなサッカーこそ至高!ちゃんと設計された”アンチフットボール”は美しい!な人なんですよ。

例えばゴールキックの時にGKの両脇にCBを立たせるの大嫌いなんですよね。

ごめんなさい。

黒田監督じゃないですけど、7本8本も細かくパスをつないで前進することの方がメリット・恩恵が大きいなんて感じるスーパービッグクラブJリーグに無いじゃん、って思っちゃってるんですよね。

ミスが出る可能性のある”パス”というプレーを、自陣で7本8本回すなんて怖いわ!っていう話です。

ボールを相手陣地に置けてしまえばいいんだから、細かく繋いで運ぼうが蹴り込んで送ってしまおうが一緒やんけ、なんならボールを相手陣地に蹴り込んで送ってしまう方がリスクなくない?と。


まぁ、こんなこと思っている私ですが、それでも「町田の”424”プレスに地上戦で挑むならこうすれば良いんじゃない?」と思うところはありまして。

”424”対策の二つ目。

ちゃんと崩す、ならですが、これも2つやり方があるかな、と。


・”2”の脇を狙う

・SBとサイドハーフの間を狙う


この2つです。


”424”の弱点って明らかに”2”の脇なんですよ笑

442 対 424 の構図だと解りやすいんですが。

”424”の前線の”4”が相手の後ろの”4”について、”424”の”2”が相手のダブルボランチにつくとするじゃないですか。

そうなると、相手の2トップの内の片方が”2”の脇に降りるだけでドフリーになれちゃうんですよね。

で、この降りる選手をどうするか?って、どうしようもないんですよ。

2CBの内の一人がついて行ってしまうと後方で3対3の数的同数になってしまうし、どうにもならない。

この降りるフリーの選手を放っておいて、その選手にボールを入れられてドリブルでもされた日には陣形メチャクチャにされてしまう、と。


ただ、これは特にCBの選手が、ですが。

この降りてフリーになる選手を見付けて、かつそこにプレスを掛けられながらもパスを出せれば成立する攻撃でして、非常に難易度が高い。


もう一つも、これは去年町田が甲府のウタカにやられてどうしようもなかったやつなんですが。

”2”の脇を狙うのと同様に効果的なのが、SBとサイドハーフの間を狙うこと。

SBとサイドハーフの間に入られると誰もチェック出来ないんですよね。

町田もここでボールを持たれることが多いですが、ほとんどのチームはそこからサイドの攻略に移行してクロスを選択するので致命傷にはなってないですけども。(Jリーグで一番クロス対応が上手い町田にクロス攻撃は有効ではありません)

このエリアでボールを保持して中央に来られるとキツくなるんですけどねぇ。


とは言え、今回の相手はブロックが弱点の霜田山雅。

普通に”2”の脇やSBとサイドハーフの間でボールを保持してサイドからクロス、どちらも難易度は高いですが霜田山雅に弱点を強要できるので、ちゃんと崩す、ならこの攻撃が有効だと思います。


後は割とシンプルに、ボランチの片方をディフェンスラインに落としてSBに高い位置を取らせて、サイドハーフを中央に寄せて、ボールをバイタルに入れて、中央に寄せておいたサイドハーフの選手にその位置のまま縦に走ってもらうだけでめちゃくちゃ決定機作れたりします。

さらに、ボールをバイタルに入れなくても、サイドから大外にクロスを入れるだけでもフリーでシュート打てたりしますね。


で、もし仮に霜田山雅の”424”プレスに対して、ちゃんと崩す、を選択するなら、キーマンになりそうなのが


オレたちの10番・池上丈二


なんですよね。


一昨年・・・だったかな?

天皇杯で水戸と対戦した時、池上はこのSBとサイドハーフの間に入り込んでCBの菊地からパスを受け取り、逆サイドに展開してゴールを演出してたんですよね。

池上がケガをしていないか、コンディションはどうか?など分からない部分はありますが、ちゃんと崩す、を選択するなら池上の2トップの一角起用、あるいはトップ下起用を期待したいです。




お次、霜田山雅のビルドアップに対して。

志垣レノファのプレスですね。

霜田山雅のビルドアップの形は2つ。


・ボランチの片方がディフェンスラインに降りる ”3+1” の形成

・4231のまま前進


YS横浜はこの降りるボランチの選手を捕まえきることが出来なくて思うがままにやられていました。

532でプレスしようとしていて、降りるボランチにIHの選手を出そうとはしていたんですが、肝となる”アンカーの選手の縦(横)スライド”というマークの受け渡しがスムーズに行えてなかったんですよね。


では志垣レノファはどうするべきか?


私は”424プレス”と”4213プレス”の併用が有効だと考えます。



言葉にすると難しい印象ですが、簡単(?)です。

普段通りミドルゾーンから424プレスを始めて、霜田山雅が二つの内どちらのビルドアップを行うかチェックします。

4231のまま来るならそのまま424。

もしボランチが降りて 3+1 を作るようなら、相手の3バックに対してトップ、両サイドハーフがチェックしに行き、残りのCF(あるいは)が”1”をマーク、形としては”4213”となる感じ。

これで対応は出来るはずです。


424プレスから状況により2トップを縦関係にして、サイドハーフの選手に3バックの左右のCB化する選手へ外を切りながら当たらせるイメージです。


で、このイメージなんですが、今のレノファに出来る気はしてないんですよね笑

開幕から3試合が経過しましたが、3試合ともスタメンで出場した若月、梅木共に424プレスの2トップのプレスの掛け方の肝を外してまして・・・。

サイドに圧縮したいんですが、ボールサイドではない方の逆サイドのCFが若月、梅木共にボールサイドのボランチを抑えに来ないんですよね。

加えてファーストディフェンダー、若月が務める機会が多かったですが、ボールホルダーに対して、ボランチへのパスコースも後ろへのパスコースも消せていない位置でプレスを始めてしまっていて、ですね。


志垣レノファのプレスも原型は出来ているんですが、まだまだ詰めが甘く。

公式戦開幕から3試合連続でスタメンを勝ち取った若月や梅木に出来ないことが、ターンオーバーで出場する選手に果たして出来るのか?というと・・・です。


理想は山雅が 3+1 のビルドアップを選択し、レノファが4213のような形を取り続けることが出来る展開かなと思っています。

レノファの対霜田山雅へのビルドアップ、プレスを考えると、3節岡山戦の後半、4411のようになってましたが、このような形が続けばいいなと願ってます。




そして霜田山雅のフィニッシュに対して。

志垣レノファのブロックですね。

願いは一つです。

「どうかスタメン組のような強度と集中力で美しいブロックを作ってください」

それだけです笑

ここまでの試合でレノファが見せてくれたあの志垣ブロックを組めればそうそう失点しないと思うんですよね。

冷静さを失わず、秩序を乱さず淡々と力強く跳ね返すことが出来れば何も問題ないです。断言します。

4-4の形が乱れた時しか今年のレノファは失点してません。

ピッチに立つ選手は変わるでしょうが、どうか自信を持って挑んでほしいです。




最後、霜田山雅のブロックに対して。

志垣レノファのフィニッシュですね。

ここも心配してないです。

霜田山雅の弱点を思う存分突いてください、と。

シンプルにクロスを上げるもよし、ニアゾーンを取ってマイナス方向、走り込んで来るボランチの選手に折り返すもよし、大外へクロスを上げるもよし、セットプレーで決めてしまってもよし、こぼれ球セカンドブチ込むもよし、なんでもどうぞ。

特に押し込んだ後のセカンドはかなりの確率で拾えるでしょうから(ブロックの陣形ガタガタなので)相田が出場できるなら見てみたいですね。




志垣レノファは秋田戦の後半からボール保持時右SB残しの3バック化を始めました。

岡山戦の前半はボランチの立ち位置が悪い、後半は相手の背後に走り込むべきタイミングで前線の選手の足がことごとく止まってしまっていました。

対山雅戦でも同じように右SB残しの3バック化の脈絡で進むのか、ロングボールで相手のCBを後ろ向きに走らせることに立ち返るのか、注目です。

山雅戦でボール保持時右SBの選手をどこに立たせるかで見えてくるものがあるのかな、と。

サイドハーフの選手に高い位置を取らせ、SBをCBに近い位置に置いて相手のサイドハーフ(WG?)とSBの間を空けるのか。

レノファのボランチの選手はまたガチャガチャ動くのか、あるいはしっかり相手の2トップの背後で中央にしっかりピン止め出来る位置に立つのか。

楽しみです。


強度といいブロックといい、志垣船長の下でレノファは見違えるチームになりました。

ここは確信を持って言えます。

あの岡山が、あのレノファに挑発(?)してレッドを出させるからめ手を使ったんですよ?

信じられません。

レノファは強者岡山に”敵”それもからめ手を使わざるを得ないほどの”強敵”として認知されたんです。

私、レノファに対して時間稼ぎしたり挑発してきたチーム記憶にありません。


今年のレノファ、強いです。


しかしまだ全く完成していない印象です。

ブロックは凄まじい。

が、プレス、ビルドアップ、フィニッシュ(の手数)に課題を抱えてます。

ここは伸びしろです。

伸びしろを伸びしろのままにせず、しっかり伸ばしきって「嫌らしい」勝てるチームになってくれることに期待したいです。

その為にも、ルヴァンカップ初戦、霜ダービーマッチで出場する選手たちの奮闘を応援してます。

ここまでスタメンで出場した選手たちは例年のレノファからは想像も出来ないパフォーマンスを披露してくれました。

その選手たちを押しのけるハッスルを待っています。




P.S

ブロックの時は冷静にね♡


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