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過去の私に言いたいこと

 今回のお題は「過去の自分へのアドバイス」ということで、またダラダラと書きたいと思います。過去を振返って後悔しても何もならないので、あと40年くらいは生きていくであろう(たぶん)今後の自分のために、アドバイス出来ればと思います。

 まず、「若いうちに、もっと色んな経験をしておけ!」です。
私は昔から好奇心が強い方ではありませんでしたが、今よりも若い時の方がまだ強かったと思います。体も痩せてて動きましたし、体力もありました。でも、挑戦と失敗は嫌いでした。また、少しでも興味の無いことや、先入観からやっても意味の無いことだと思ってしまったことに対しては、見向きもしませんでした。だから、私の過去の経験は偏っています。
好奇心が強ければ、考える前に行動に移すことが出来たかもしれませんが、好奇心の弱い私にとって、何かを始めるには沢山のエネルギーが必要でした。失敗したら(出来なかったら)恥ずかしい、気分が悪い、時間が勿体ないと考えてしまい、「やらない」を無意識の内に選択していた気がします。
どんな仕事に就きたいのかも考えていなかったので、自分への投資はしませんでした。仕事が決まったその時に、必要な資格があれば取れば良い、知識が必要であれば覚えれば良い。自分の興味のあることをいくら勉強しても、将来使いどころが無ければ全くもって意味が無いと、ずっと思っていました。過去の挑戦や失敗が自分を強くし、多くの体験が今後の選択肢を広げていくということを理解するまでに、たくさんの時間を費やしました。好きなことをやり切った時よりも、失敗して悩んだ時の方が、記憶に深く刻まれ、後の自信となっています。この歳になってからの失敗は命取りになることもあり、無責任なことは言えませんが、「積極果敢」に取り組んでいきましょう!経験は何物にも代えられない、未来の財産となりますから。

 次に、「若いうちに、お金の勉強をして貯めておけ!」です。
これは言ったところで、並大抵の努力では出来ないですよね。若い時は今を楽しみたい度MAXで、お金なんてあるだけ使っていました。遊びに行きたい、飲みに行きたい、服や靴が欲しい、飲みに行きたい、最新の家電が欲しい、飲みに行きたい、車やバイクをカスタムしたい、飲みに行きたい・・・、そう、飲みに行きたいんです!ww
お金の余裕は心の余裕。お金が全てではありませんが、若い頃は自分の欲を満たすことが最大の幸せでした。お金の知識の無い私は、お金が足りなくなったら、バイトの時間を増やす、パチンコでお金を増やす、競馬で勝負してみる、宝くじを買って夢を見るくらいしか思い付かず、私の中では時間を費やすか、ギャンブルかしか選択肢がありませんでした。目先の欲望を満たすため、目先のお金を追いかける日々。少しの間であれば、良い経験で済みましたが、ちょっと期間が長かった気がします・・・。株の勉強をして、投資家になれとは言いませんが、「日本円以外の価値について、もっと早くから勉強しておけよ」って言ってやりたい。そして、ギャンブルは絶対にダメ!特にパチンコとスロット。常に遊タイムやら、天井やらゾーンを狙って期待値を追える人ならまだ良いが、趣味打ちをしてしまう人は絶対にお金を稼ぐ手段として考えてはならない。運が良ければ、少しの間勝ち続けることは出来るかもしれない。しかし、大きな金額を勝ったり、投資は嵩んだが逆転勝利を収めたりする内に、お金を失うリスクは着実に近づいてくるのです。いくら勝っても、気付いたら次回のパチンコ代にしかなっていないのです。私の場合、数百万円の投資に対して、得るものは数えるくらいしかありませんでした。その日暮らしをする中で、選択することが出来なかったことが何度かありました。お金についての知識は非常に価値のあるものです。限りのある時間を有効的に活用するためにも、日々勉強していきましょう!
 
 最後に、「若いうちに、感謝の気持ちを素直に言葉で伝えられるようになろう!」です。これは私の主観ですが、親しい関係になればなるほど、感謝の言葉は伝え難くなります。照れくさかったり、気遣ってくれることが当たり前になったり、お互い様と感じたり、分かってくれてると思い込んだり。言葉で伝えなかったことで、気持ちがすれ違ってしまったことが過去に何度もありました。声にして伝えれば済むことなのに、どうして出来なかったのか。感謝はしているのに。簡単なことに思えて、意識しないと出来ないことなのかも。言葉で伝えることは、とても大事なことです。「ありがとう」を口癖にすることが出来たら、人間関係は今よりもきっと、良くなることでしょう。

 「若いうちに~」と言ってきましたが、今この瞬間が、自分にとって一番若い時です。10年後も同じことを思わないように、日々の行動を改めていきたいと思います。そして過去の自分に、「あの時のあの行動、大正解!」と言える自分になってみたいものですね。


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