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今年を振り返る

 今回のお題は「2023年の振り返り」ということで、書きたいと思います。
今年で漸く厄年が終わります。「厄年だ」ということを意識して日々を過ごしていたせいか、良くない出来事が多かったと感じます。

 まずは自身の事業所の収支計画が大コケしたこと。4月は何とかという状況でしたが、5月以降はとても厳しい状況が続いています。取引先での問題発生や、新規案件が流れて売上が落ちたことが原因ですが、固定費が落ちない。売上が落ちているのに、工数が減らずに人件費が横ばい・・・。作業場所や保管場所のレイアウトを変更してみたり、従業員のスキルアップを図って互換性を向上してみたり、何とか労務費を下げられないか悪戦苦闘。
そんな中、7月から組織が変わり、結果がより一層重視される組織へと生まれ変わりました。言い訳は通用しない、挽回するためにあなたが取った行動は?その効果は?収支報告会のある日は頭痛と胸やけに襲われ、昨日飲んだ酒の量だけ胃液をまき散らしていましたww
ただ人間は厳しい環境に置かれると成長するもの。取引先への価格交渉や、人工の削減を図り、何とか形が見える段階まで漕ぎつけました。収支報告会の日は未だに胃痛がありますが、病気になる前に挽回していきたいと思います。

 次に品質面の低下。仕事がらみの話が続きますが、品質面の低下は髪の毛が禿げ上がるほどに、私の体を蝕みました。止まらない製品事故。しかも、特定の取引先に集中してしまい、改善活動計画書の提出にまで発展する始末。後ろ向きな課題にばかり向き合ってると、精神的に落ちていきます。お酒の力も、段々効果が感じられなくなります。タバコが吸いたい、温泉に浸かってゆっくり癒されたい、散財して発散たい、彼女に命令したい・・・。普段掛かってこない相手から電話が掛かってきたときの、あの「ゾクッ」として動悸がする瞬間は、今でも耐え難い感情に襲われます。携帯電話の着信音がトラウマになりそうだったので、何度も着信音を変えました。今ではバイブにしています。これは愚痴になってしまいますが、事故発生のタイミング、非常に絶妙でした。取引先本社へ改善報告書を提出しに訪問する前日、改善報告書を提出して弊社のこれからの活動を熱い気持ちで報告している正にその時、私の心を抉るジャストなタイミングでした。
それでも、事故防止に向けて取り組んでいかなければなりません。発生した事故は、何れも起こそうと思って起きた事故ではありません。おそらく。
従業員一人一人が自身の仕事を全うしようと頑張っています。その中で、一つの不注意が原因で起きてしまう事故。幸いなことに、人身事故の発生はありませんが、ハインリッヒの法則で言えば、そろそろ重大事故が発生してもおかしくない件数まできています。ヒューマンエラーを完全に無くすことは出来ませんが、ここが踏ん張りどころです。会社全体で品質向上に取り組み、活動を現場へ落とし込んでからは事故が減少し、効果が出始めています。私の髪の毛が禿げ上がる前に、何とか事故発生抑止に努め、精神的な安定の確保と機会損失の削減に努めたいと思います。

 最後に私の愛車。今年は何度も車のフロントリップ、サイドリップを破損させてしまい、修理費がとんでもないことに。私の乗っている車は車高を低くしているので、運転の際は気を付けていました。が、普段行かないスーパーに行ったら、駐車場が思いのほか急勾配でフロントリップを破損。コンビニで普段はしないのに、前進で駐車しようとしたことでタイヤ留めブロックに接触してフロントリップを破損。古いコインパーキングに駐車した際に、停めた位置が悪くロック版が接触してサイドリップを破損。駐車場に進入する際に、縁石が思いのほか高く、また進入角度も悪かったのでフロントリップとサイドリップを同時に破損。何れの破損も修理してから起きています。他にも、彼女の水筒が助手席のドアを直撃。とある銭湯の駐車場に停めて戻ったら、あからさまなドアパンチ跡が。ナビが走行中に突然ブラックアウトして故障発生。ナビはエアコン操作やCDの一体型だったので、それら一式全交換となりました。新品は50万円を超える金額だったので中古品を購入したところ、バックモニターの初期化がうまくいかず、バックする度に「初期化してください」と表示され、とても見難くストレスに。極めつけは、VSC異常の警告灯の点灯。今年は車の修繕にいくら費やしたことか・・・。自分の不注意もありますが、重なり過ぎてさすがに嫌になりました。なので、今年は車検だったのですが、今回は車検を通さずに車を買い替えました。このご時世、新車には手が届きませんでしたので、型落ちの中古車を購入。今回の愛車はSUVにしたので、車高も高く、前の車とは見える景色が全然違います。これなら、急勾配や縁石で破損することもありません。

 厄払いの意味も込めて、今年1年に起きた良くないことを書いてみました。漸く「厄年」が終わり、達成感すら感じるほど、精神的にキツかったこの1年。来年はどんな年になるのか、今から楽しみです。


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