公害は無くならない

公害は一概に気体だったり、液体だったり、音だったりと様々な形で人間や個々の社会だけでなく地球に住む生物たちの生態に関係してくる問題です。

これまで人はビルなどを建てる鉄工業、外国から取り寄せた宝石の加工で余分な物質を煤煙や工場廃液として外部へと排出してくるといった事を起こしてきました。

それは恐らく今後もずっと続くと思われます。

人間が「人間の住まえる社会を築く」以上は公害問題は切っても切れない縁なのでしょう。

昨今叫ばれている食べ物の食中毒だけではなく、薬害も人間が生み出した一種の公害問題とも言えよう。

「ガイア理論」

太古の昔、ガイアという女神は地球を生み出したという神話があります。

人間だけがこの地球に暮らしているわけではない。

砂漠のサボテンはゲームに登場しているオブジェクトではない。

自分がまだ見たことも聞いたこともない生き物や土地とその現地の環境は水の豊かなこの太陽系第三番惑星でしか見られません。

インターネットサービスで地球の地質や生物を教えてもらう事も難しくなくなった現代でも、やはり彼らに優しくない、人間にも厳しい環境を未だに人間は造っている。

仕方のない事。

確かに考え出せば言い出せばキリのない人類社会学の発展に伴う工業等の拡大と周りの環境への悪影響問題は令和でも0にはなっていない。

この星のエネルギー、無限ではなく有限でもあり何らかの形で他生物たちは摂取しながら生きています。

そのエネルギーの中に「人間の作り出した他生物に悪影響が現れるのが顕著とされる物質」が蓄積されていけばその生物の身体の変化が起きないという確率は100%とは言わなくとも親子間でその身体的変化する情報も伝わっていきます。

期待されるクリーンエネルギーの誕生がいつ頃になるかは分からなくとも、そこに望まれるのはやはり公害が出ず、地球の土地やそこに住む生物に悪影響を及ぼさない物質であることだ。

それが人としての望みであり、それが地球に生まれた生物の一部として心から願うことだから。