失われたクレモナニスの技法 ヘロン・アレン

失われたクレモナニスの技法 ・ヘロン・アレン(2013.4.8)
ヘロン・アレンの"Violin Making as it was, and is"の中で古いヴァイオリンニスの作り方についての章があります。

ヴァイオリンニスに関する本よりこの内容は最も古い記述を残しています。
ストラジバリ、アマティの頃はシェラックニスではないので、それでは何を使ったかという話でいが、面白いが複雑でとりとめのない話が展開されています。この本は既に和訳本は出てますが、ニス作りの技術者として訳しなおしてみます。
"Violin Making as it was, and is"より(この前にクレモナニスの処方の推測が述べられている。)
古いクレモナニスのやり方はそのようでした。
ではいったいこのニスの中身は何であったか。それは非常に難しくというよりは不可能でした。
私たちがそれを見ているのは最後に塗られた時から200年、樹脂の酸化に十分な時間でした。クレモナの傑作から最も偉大な美しさを奪い、最も熱心な実験者の慎重な定量、定性分析さえも不可能にしました。
クレモナニスは1550-1750年の間、不思議なことにそれが突然現れたのと同じようにある時に忽然と消えた存在をでした。そして新しいアルコール性シェラックニスによって取って代わられましたが、この当初良く見えた新しいアルコール性シェラックニスはヴァイオリンニスとしてはとても悪かったのです。

私たちが頼りにするすべてのデータは、何人かの弦楽器製作者やヴァイオリン制作者によりその流派や個人のために書かれたパンフレットにあります。
 これらを読み再現することは、樹脂と溶媒の多くがもはや存在しないという事実によってより困難になりました。
それから、樹脂や溶剤の中には名称が変わったり、知られていたものも、もはや存在しなかったり、いくつかは完全に姿を消したものもあります。私は、これらの古代の文書に記載された現在最も見込みのある手法の2、3を要約します。
アレクシス・ピエモンテによる1550年初版の論文「芸術の秘密」です。
以下の処方
1. 小瓶の中に多少の粉末状のベンゾエを入れ、それを純粋なワインアルコールを指2,3本程度の深さに浸し2-3日保存します。これにサフランを5,6粒そのままか砕いて入れます。これで長く持続する金色のニスが出来上がります。
2. ホワイトレジン(注釈参照)1ポンド、プラム樹脂plum 2オンス、ベネチアテレピン 1オンス、亜麻仁油2オンスを容易します。;樹脂を細かくして溶かしてください。プラムを一般の油に溶かして、それをホワイトレジンへ注いでください、そして、ベネチアテレピンと油を加えてください、そして、それを弱火では完全にそれを混ぜます。火から降ろして次にとっておいてください。少し暖めて使用してください。これは、良い絵画ニスとなります。
(註)いろいろな名前で知られる例えばインドコーパル、、ダンマー、アニミanimi、それはVateria Indicaと呼ばれているスマトラ島の木から採れます。
それは昔、白い琥珀white amber、白い樹脂white resin、白い香white incenseとして知られていました。そして、油と時々ニスに使われるギリシア・ワックスの混合物にも同じ名前が付けられました。これらの樹脂の多くの名前などが読者がよく知らない場合があって、Appendixの終わりに付録を置きました、テキストの参照符号はそれに照会します。
(訳者註)Vateria Indica
スマトラのヴェテリアインディカの木の皮から採れる樹脂。インドでは香料として使われます。スチルベノイドを含み薬効があります。ダンマーとは違う樹脂ですが使用例が少なく塗料用樹脂としての名称が確立しませんでした。
2015-04-10 20:36

失われたクレモナニスの技法ヘロン・アレン2(2013.4.9)
Gum and Resinにも出てこない樹脂を16世紀使用していたということですが、それらは White Incence 白香、プラム樹脂plum、アニミanimi、ギリシア・ワックス、キプロス・テレピン、梨の樹脂Pear、カラブリア樹脂、サクラの樹脂などです。
オパポナックス、ブドリウム、トラガカント、アサフォーディアは現在もありますが滅多に使用されません。
アサフォーディアは香辛料として料理には使用されネットでも購入できます。
オパポナックスは他の文献に面白い記述があります。木が2種類あっていい香りのものとひどい香りのもので混同されていたが、塗料に使用するのはひどい方でしたが、いい香りのオパポナックスの香水が流行り、この樹脂を輸入したところ悪臭の樹脂が届いた。それでこの香水は売れなくなった。ということです。
この辺の樹脂はバルサム系で昔のポマードに使用したペルーバルサムのような液体樹脂です。
ヘロン・アレンの文中に出てくるヴェネチアテレピンも現在のものではなく、テレピン油を煮詰めて作る液体樹脂です。

Violin Making as it was,and is Heron Allen続き
1663年アンダという聖職者は、" Recueil abr6g6 des Secrets Merveilleux,"(素晴らしい秘密の贈り物)という題名のパンフレットを発表し以下の処方を伝えます。
テレピン油2オンス、テレビン1オンス、サンダラックを;弱火で混ぜられること。
ザーンは、1685年に、「Oculus Artificialis(義眼)」、vol 3.、166ページで、2つの処方を伝えました。
1. エレミ、アニメ、白香white incence(不明)とテンダーコーパルをそれぞれ2ドラム、そして2ドラムのトラガカントゴムと4ドラムの乾燥させ粉末にした氷砂糖を加え、ガラスの容器に酢酸を加え溶解します。(8ドラム=1オンス)
ラベンダーまたはテレピン油1ポンドと6オンスのキプロステレピンを水浴の上で加熱させます。キプロステレピンがよく溶けたら、粉を加えて完全に混ぜてください。3時間加熱してください。
2. ラベンダー油2オンス、マスティック1オンス、サンダラック1オンスにヴェネチアテレピン1オンス。マスティックとサンダラックを粉末にして油に加え沸騰させて、それからヴェネチアテレピンを加える。冷えたら粉にして混合する。

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失われたクレモナニスの技法 ヘロン・アレン3 (2013.4.10)
1692年のクリストファー・モーリー" Collectansea Chinicsea Lydensia,"、「イタリアのニス」では以下の処方があります。
8オンスのテレピンを1オンス量に蒸発するまで火にかけ沸騰させてください。冷却して粉にします。暖かいテレピン油で溶解してください。使用の前に布でろ過してください。

イエズス会のボナーニは(Bonanni)は"Traits des Vernis," (1713年にローマ)で、使われる物質のリストを伝えました。
1、スティックラック、ティアまたはタブレット
2、サンダラックまたはジュニパー
3、スペインまたはアメリカのコーパル硬いもの軟らかいもの
4、アンバー
5、アスファルト
6、カラブリア樹脂またはピッチ
7、ワイルドオリーブの木から採れるほとんど知られていない樹脂で赤いスカモニウムに似ている。
ボナーニはこれらの他に、ニスに使用されない樹脂としてエレミ、アニメ、アラビアゴム、西洋ナシの木、桜の木、アザロールとその他の樹脂を挙げてます。ガンボージ、フランキンチェンス、ミルラ、オパポナックス、アンモニアック、コパイババルサムについても触れています。彼が役に立たない樹脂としてエレミとアニメを分類したり、ベンゾインについて書かなかったことが解りますが、しかし、これらの樹脂はその良い性質を持っているためヴァイオリンニスの作るためにとても多く使われてきました。
そこ以外では彼のリストは、ほとんどすべてニス作りに役立つものでした。

サンダラックsandarachはというよりはサンダラックとして売られている樹脂は、注釈にあるようにダンマーとハードインディアンコーパル樹脂の混合物です。(時には本物のジュニパーと称してアフリカのサンダラックが置かれてたりしますが。)これらの樹脂はアルコールに不溶性かまたはそれに近いものです。この件はお店に文句を言ってください。従ってサンダラックヴァイオリン製作者に役に立たないのです。本当のサンダラックは、純粋なジュニパー樹脂のことです。長い黄色がかったほこりっぽいティアドップ型をあなたが良く見分けてください。私はこういった理由で、この本では、良く知られているいわゆるサンダラックsandarachではなくはジュニパー樹脂 juniperを使用するとしました。

註)サンダラックとジュニパー(ジネプロGinepro)の混同ではなく、本来同じものなのに違うものを「サンダラック」と言って売られているということです。これは1880年頃の話ですが現在でも、フランス、イタリアではジュニパー、ジネプロという名前で売っています。むしろ偽物のサンダラックの方が入手困難です。私は2014年の6月にサンダラックが枯渇して入手できなくなり、Zecchi社に注文しました。すると送られてきたのはハイグレードと云ってダンマー、ローグレードと云ってマニラコーパルでした。分かってないのか詐欺なのかは分かりません。たぶん樹脂に関してゼッキ社は十分な知識と経験がなかったのでしょう。

ヴェルニ・マルタンの琥珀ニス(2013.4.11)
ヴェルニ・マルタンニスの琥珀ニスを試作しました。
今まで純粋な琥珀と亜麻仁油だけでジャパニングアンバーヴァーニッシュを作ってましたが、コロホニウムを使用することにある重大な意味があるようで、試作してみました。
目的はヴァイオリンニスとして染料を使わない、赤味のある琥珀ニスを作ることです。
「究極」という言葉は嫌いなのです。全て途中経過に過ぎないわけですから。
コロホニウムを使うメリットは、加熱したときの焦げを少なくする。つまり液相があれば熱の伝達も良く、琥珀が融けやすくなるということです。琥珀の代用または増量での目的ではないのです。

ヴェルニ・マルタンのもう一つの手法「Chio Turpentine」を溶媒に使う方法はこの先ですが、Chio Turpentineキオステレピンやキプロス・テレピンはPistacia Terebinthus種の木から採れる液体樹脂で、マステイックの木Pistacia lentiscusの近縁種だということです。たぶんマスティックはある程度硬い透明樹脂になるが、近縁種では硬くならないのでしょう。

出来上がりのヴェルニ・マルタンニスは黄金色でこれだけでもヴァイオリンのオイルニスになります。
残るは赤い無染料オイルニスの挑戦です。

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弦楽器の芸術 L'Art Du Luthier Tolbecque, Auguste(2013.4.13)
弦楽器の芸術 L'Art Du Luthier Tolbecque, Auguste 1903 仏
この本はヴァイオリン制作の本で、ヘロン・アレンのヴァィオリン製作今と昔Violin-making as it was, and is Ed.Heron Allen 1885と共に読むべき本ですが、長い間絶版でした。ペーパーバックでは入手できるようです。
この中でVernisヴァイオリンニスの編ではボナーニ、フィオラバンチ、ザーン、ウェチンなどヘロン・アレンと同じ引用が出てきますが、少し違ってます。
クレモナニスの正確な処方が伝わらなくなり、シェラックが流行したが、硬さ故にひび割れ、その後塗装しなおしたため、1750-1850間の楽器はオリジナルそのままのものが極めて少ないということです。
私はシェラック塗装が硬いために楽器を台無しにしたのではなく、逆反りのテンションが原因と思います。
実際に横板は薄く、丸くふくらむので割れた楽器をよく見ます。

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ヴェルニ・マルタン4(2013.4.15)
ヴェルニ・マルタンの手法を再現したいのですが「キオステレピン」または「キプロステレピン」が現代には存在しないので、マステイックを使ってみました。結論としてはこれでマルタンニスを再現することができました。
しかし色はコロホニウムの方がヴァイオリンニスに向いている渋みのあるオレンジ色です。
琥珀を溶解すると炭化せずに溶融できますので、色が黒くならずオイルニス化できます。また温度も300℃でできるようにもなります。

昔の処方には○○テレピンというパーツが良く出ます。ヴェネチアテレピンやバルサムは自然に固まるし、黄金色で魅力があったからだと思います。ヴェネチアテレピンやバルサムはオイルでもアルコールでも使えますが、ヴァイオリンニス処方に入れると、乾燥が遅くなり使いにくいことが多いと思います。

ストラジバリ時代のニスはたぶんコロホニウムと亜麻仁油という簡単な処方のスパーワニス(spar varnish)の系統が使用されていたと推測します。琥珀を使ったという説がかなり昔にあったようですが、現在では否定されています。ただ技術的には可能でした。これについては、ストラジバリの没年から数年してマルタンニスが特許を得たというので、琥珀ニスは使われていないという説に落ち着いてはいます。

当時のコロホニウムオイルニスは松ヤニを長時間1日から数日強加熱して赤くして、ランニングコロホニウムを作りニスにしたそうです。確かにコロホニウムは加熱すると黄色が強くなり、オレンジにそして暗い赤色に変化します。
後に硝酸で酸化させる方法ができました。硝酸法では赤くなった松脂はテレピン油に溶けにくいので、いろいろな技術が必要です。
私は釣り具の製作家の依頼でスパーワニスを造ったことがありますが、コロホニウムはそのまま亜麻仁油に溶けるのですぐに出来たと勘違いしますが、実用に達しません。かなり根気よく反応させるとよいようです。

N先生は確か自作のヴェネチアン・テレピン(テレピン油を煮詰める)とコンゴかタンザニアのコーパルをランニングして使用していました。これらの作業はとてもヴァイオリン製作家が自分で行うにはきつい仕事です。

註)中村先生 基本的にBLOGに個人名を出して良いというご本人確認が取っていない場合、実名を掲載いたしません。日本人ヴァイオリン製作家

硝酸コロホニウム法オイルニス(2013.4.18)
コロホニウム(松脂を含む)は酸化すると赤くなるので、前に書きました「コロホニウムオイルニス」の手法で、真っ赤なオイルニスが出来ます。しかし、長時間強加熱がなんとも無駄なようで、硝酸で酸化させる方法がありました。
硝酸コロホニウム法オイルニス(2013.4.18)
George Fryの方法です。
コロホニウムを硝酸で121℃に加熱する方法です。コロホニウムがヴェネチアテレピンや松系の樹脂がみな対象となります。酸化して赤くなるとアルコールにもテレピン油にも溶けにくくなるため、テレピン油のβ-ピネン成分を酸化させる方法が現実的です。

コロホニウムと硝酸で赤くしたものを亜麻仁油に溶かしたニスですが、これでも色は薄いようです。
「硝酸」を使用するのは私は『化学合成的』ですので、製品にはしません。
赤いオイルニスの目標は
1.古典製法で昔の再現であること。
2.現代の合成手段を使用しないこと。
3.染料を使用しないで、樹脂自体の赤味を引き出すこと。
としています。

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ウイリアム・サーモン(2013.4.19)
ヘロン・アレンにもその他の文献にもA.ストラディバリの没年は1737年でマルタンニスの特許は1744年であるから、ストラディバリは琥珀ニスを知らなかったとしています。
これはストラディバリの赤色が何を使ったかということで、過去にあった推測の話です。
ドラゴンズブラッドである。琥珀であるという説。マダーレーキという説。コロホニウム(硝酸法でない)説。
しかし、英国のWilliam Salmonの「Polygraphice: or, the arts of drawing, engraving, etching, limning, painting, vernishing, japaning, gilding,」は1672年の著作ですが、これには琥珀の溶解の話が出ています。
樹脂もシェラック、ドラゴンズブラッド、サンダラック、エレミ、マスティック、アニミスと大体が揃っています。
無いのはベンゾエだけです。マダーレーキもあります。
この時代は1700年代末に大化学者ラボアジエが初めて化学量論的な考えを作り、現代の化学の基礎というか最初の人となったわけです。それ以前はalchemy錬金術の延長でした。
レーキ顔料が作れることが不思議です。化学式が無い時代の反応論です。
というわけで調べることができた最古の琥珀オイルニスの記述はウイリアム・サーモン先生でした。

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スティックラック(2013.4.26)
スティックラックは輸入する度に形や色が違いますが、あまり気にしていませんでした。しかし、ユーザーさんにより音の違いが分かる方が何人かいます。室温開放溶解での色もやはり変わります。
以下の文はラック樹脂の産地についての説明を訳したもので、原典は不明です。Gum & Resinではありません。
シードラックはラックカイガラムシ(昆虫Lachardia lacca)の雌から分泌される有機物です。ラックカイガラムシは木に寄生し殻を作ります。これらの木は寄主木と呼ばれています。寄生木にはkusum、ber、ghontとpalasの種類があり、インド、ミャンマー、タイ産です。
ラック樹脂には赤い染料が含まれます。ラック樹脂は赤色色素を含んでいます、そして、ラック昆虫は西暦80年にはこの染料の生産のために養殖されました。樹脂としては16世紀初めて紹介されました。顔料ともにムガール帝国でそれを使用した記録が西暦1590年頃あります。ヨーロッパでシェラックの価値が認識され、それを使用する方法が完成したのは18世紀頃になります。
 インドで集められたラックは、いろいろな地域に出荷されます。カルカッタと中部インドの間の地域から、収穫のおよそ3分の2が集められます。その他は現在ビルマ、タイ、ベトナム、ラオスとカンボジアで集められます。
ラックの色の非常にきわだった違いが、異なる地域からあります。カルカッタの西からラックは色の黄色またはオレンジです、Kusmi種はは淡黄色です、他の地域のものは濃い黄色です、東の地域からカルカッタの南までのラックは赤色です、他には アッサムの淡い赤とタイの臙脂色があります。
 昆虫のライフサイクルが毎年2本の収穫を生産するので、ラックは全ての収穫地域により常に生産されます。最も重要なものはBysaki、Jethwi、 KatkiとKusmi種として収穫されます。
JethwiとKusmi ラックは、kusum木の夏冬の収穫です。Kusmiラックは、非常により良い色と品質です。BysakiとKatki ラックは、Kusum以外の木からの夏冬の収穫です。
註)ニスに使用するのに最も適した種類はクスム種と云われてます。

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フィオラヴァンチ(2013.5.2)
フィオラヴァンチ(Leonardo Fioravanti)はヴァイオリンに使われたらしいニスの文献としては最初に書いた人で、これ以前にも塗料はありましたが、絵画の技法のものがほとんどです。この方は薬学、医学、植物学に精通した聖職者、つまりお坊さんというか修道士です。昔は勉強するにはお坊さんになるしかなかったのでしょうか。
先生の顔が載っているのは"LA CITVGIA DELLECCELLEN DOTTRE" という本ですがラテン語でとても読めません。表紙の年号が"MDLXXXII"ですから訳して1582年。"V"の字と"U"が混同しているし、それでも処方らしきものは見つけました。
Miroir vniversel des arts des sciences 1564に処方が載っています。
現代のものに近い処方はJean Felix Watin " L`art du Vernisseur" 1772です。
これは結構今現在私が作ってるものに近いですというか、私が古典製法の真似をしているわけですから。
サンダラック 4 oz
シェラック 2 oz
マスティック 2 oz
エレミ 1 oz
あとはアルコールですがwine とか書いたものがあります。
ワインじゃ溶けないでしょう。ブランデーでしょう。
蒸留法の限界は94%です。それでも水6%はかなり影響します。

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