人生でやりたいことリスト100
「何をしたいか」と「何をすべきか」についてたまに考える。
組織に属していたときは考えなかった。
「何をしたいか」なんて、組織においては重要じゃない。
「何をすべきか」が自動で降ってくるからだ。
何をすべきかをこなしていくのは、(組織の向いている方向が自分とあまりズレていない限りにおいて)それはそれで面白く、醍醐味のあることだと思う。
ただし組織と自分の方向性がズレはじめると、とたんに行き詰まり、そのまま茹でガエルになってしまいがちなのだけど。
フリーランスになると、「何をすべきか」が自動で降ってくることはない。
ここのバランスがとてもむずかしい。
僕は新人のころ、取引先が求めるものを把握して、それを精度よく再現するような仕事の仕方をしようとしたことがあった。
これは、「何をすべきか」を取引先に与えてもらうようにする仕事のやり方だったと思う。その方が取引先にとって扱いやすいだろうし、仕事につながるんじゃないかなと思って。
そのやり方が自分に合ってさえいればよかったんだが、僕はこっちに振ろうとすると、びっくりするくらい小説がダメになってしまった。
メンタルが作業者モードになって、小説を支えきれなくなるらしい。
「何をすべきか」は自分で決めなければならない。
そのためには「何をしたいか」も自分で定義しなければならない。
もちろんそれが自分1人だけのものでは仕事もくそもない。誰かと共有したゴールにできなければならない。そのためにアピールし、形にできなければならない。
このへんが、ほんとうにむずかしいなと思っていて。
フリーのいいところであり、くっそ面倒なところだと思う。
……と、ここまでは前置きで。
何年か前から、「人生でやりたいことリスト100」というものを作って管理している。
・ 明日死ぬとしたら、今日やりたいことは何か?
・ 失敗がないとしたら、本当は何がしたいか?
・ 『お金、時間、場所、人』に縛られなかったら、本当は何がしたいか?
という観点から、自分がやりたいことを100上げつらねてみて、自分の本音や生き方をみつめなおすというものだ。詳しくは以下の本を参照されたい。
これ、結構面白い。
日々の生活って「何をすべきか」にばかり目線が向きがちだけれど、「何をしたいか」に目線を切り替えるための、お守りになりそうというか。
面倒くさくてついつい先延ばしにしてしまうようなことも、やっとくかあ! って行動的になれるというか。
日々流され流されしていても、あ、自分はこれがやりたかったんだよなぁ、と思いだせるというか。
やろうと思えばすぐに達成できるものから、ほんとに夢だなぁ…ってものまで、たまに見返しては初心にもどる日々。
現在の達成率は、49/130 (100じゃねーじゃん)
……個々の内容について書こうと思ってたのに、長くなりすぎたのでまた今度。
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