2023年度ウインレーシング第1次募集予定馬~その1~
今年もメモ書きがてら各募集予定馬の血統評価をば。
勝ち上がり馬数などの算出対象馬は2020年までに生まれた馬です。
①ウインアルテミスの22(父:ウインブライト 母父:Arch)
産駒勝ち上がり:2/2頭 100%!!!
参考血統「父父:ステイゴールド、母父父:Kris S.」:54頭
代表馬(総賞金1億円以上):オーソリティ、ソーヴァリアント、イクス プロージョン(獲得賞金順)
次点のエスポワールまですべてオルフェーヴル産駒。
なお54頭中95%くらい母父シンボリクリスエス。
ステゴ系統となるとゴールドシップもいるわけだが、この参考血統の中で父ゴールドシップは数頭。ウインブライトはノーザンテーストのクロスを持っており、同じくノーザンテーストのクロスを持つオルフェーヴルの方がより参考になりそう。
N=2であるもののいずれもSS系との配合で産駒すべてが勝ち上がっているウインアルテミス。初の牡馬の仔となるものの、オーソリティ、ソーヴァリアント、イクスプロージョン皆牡馬なので、逆に期待できる。
②ウインオリアートの22(父:モーリス 母父:ステイゴールド)
産駒勝ち上がり:0/1頭
「父:モーリス、母父:ステイゴールド」:12頭
対象馬は12頭と少ないとは言え、中央で勝ち上がったのは3頭。しかし、3頭のうちヒシタイカン以外は1勝クラスでもかなり厳しい状況。そこまで相性の良くない血統ではないかと考えている。
ウインオリアートの22も仮に勝ち上がれたとしても…ということになりそう。
③ウインソワレの22(父:ウインブライト 母父:ロージズインメイ)
産駒勝ち上がり:0/1頭
参考血統:「父父:ステイゴールド、母父:ロージズインメイ」:46頭
代表馬:ユーバーレーベン、ウインピクシス、マイネルラウレア
46頭中ほとんどが、ゴールドシップ or オルフェーヴル。この配合は明らかにゴールドシップ×ロージズインメイがニックスであり、ゴルシ>オルフェ。
前述のとおり、ウインブライトは配合的にはゴルシよりはオルフェに似てるんじゃないかな~という配合なので、ゴルシ×ロージズのような爆発力がでるかは懐疑的。
(ちなみにウインソワレ産駒勝ち上がり算出対象の1頭はウインジュルネ。明日函館4Rがんばれー)
④ウインファビラスの22(父:リオンディーズ 母父:ステイゴールド)
本馬がほぼ初年度産駒(前年度の産駒は競走馬として生活を送ることができなくなったため)
「父:リオンディーズ、母父:ステイゴールド」:9頭
代表産駒:ロワンディシー
次点がウインエーデル。対象馬が9頭しかいないが、勝ち上がりが1頭しかいない。「父父:キングカメハメハ、母父:ステイゴールド」まで広げると対象馬が78頭になるが、総賞金3000万円以上稼いだ馬は2頭しかいない。
おそらく母父ステイゴールドの馬は総じて活躍馬が出にくい血統と考えられる。
⑤ウインポプリの22(父:サトノダイヤモンド 母父:アイルハヴアナザー)
本馬が初仔。
参考血統①「母父:アイルハヴアナザー」:16頭
代表産駒:キタウイング(父:ダノンバラード)、オンリーオピニオン(父:キズナ)
上位2頭ともに父がディープインパクト直仔。
参考血統②「父:サトノダイヤモンド」:91頭
代表産駒:サトノグランツ、シンリョクカ
賞金順に上から10頭の母系を見るとNorthern Dancer系かミスプロ系が多い(当たり前かもしれないが)
初仔にはなるものの血統背景からは期待はできる血統である。
残り22頭…多い……。その2があるかどうかは未確定w