59歳、ギターを始める①

楽器ができないし譜面も読めない私が、59歳にしてギターを習いたくなった。
何十年も諦め続けいぢけ続けていたけど、なんだか今ならできるような気がした。
きっかけはいくつかあるけど、今日はその辺は割愛して近いうちにまた書こうと思う。

9月11日に近所のギター教室の体験教室に行ってみた。ギターなんて触ったことすらほとんどなかったけど、教室のギターさんはスッと私の腕の中に収まってくれて、先生の言う通りに指を動かしていくと、ビックリするほどいい音を奏でてくれた。

でもまだ楽器を買うという初体験をする勇気は出ないなぁ…と思っていたら、終り際に先生がホイっとギターを貸してくれた。
帰りに図書館に寄って教本を借りて、恐る恐るコードを押さえてみたりして、奏でる音にひとり震える。

それから２週間。
きのう、初回のレッスンを受けた(体験は回数には入らないみたい)。
♪ドレミファソラシド♪を生まれて初めて弾いたり、ネックのとこにポチポチッとついてる印の意味を教えてもらったり、あれこれ教えてもらった。
なんだか育ち盛りの子供みたいに知らないことだらけでワクワク楽しい。

借りたギターはそのまま借り続けていいそうなので、とにかく練習に勤しむ。

これには深ーいわけがあるのですが、別の機会に書こうと思ってる。
長い長い底なし沼みたいな劣等感のドロドロを、洗い流してやるのさと今は思っています。

70歳くらいになったころ、公園かどこかの陽だまりでおもむろに太極拳をやり出して、さて休憩しましょうとギターを取り出して椎名林檎の「罪と罰」あたりを口ずさんだりしてみたい。。。