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損益計算書を睨んでる

小学生のとき家庭科の授業が苦手で(先生が嫌いだった)手先も器用ではないものだから、もう一生縫い物なんてやることないんだろうなと思っていたところ、豈図らんや、ミシンを使ってミニバッグを作製した!!!できた!!!!!すごい!!!!!生地の柄のクルマがめちゃくちゃカワイイ。

もちろんぜんぶ自力でできたわけでなく、ことあるごとに恋人からアドバイスをもらっており、アドバイスがなければ手順の最初のステップで挫折、どころか、ミシンの針に糸を通すこともできずに投了していた可能性が高いです。「ステッチする」「かがり縫い」などの生まれて初めて見る語彙を理解しながら(ほんとに初めてだった!)、なんとかキットの手順通りには縫い終え、かたちになったことには感動があった。すごいな、布の裏と表の組み合わせでこんな風にできるのか。表と裏だけでこんな複雑なことになるのか。そういえば、おととし初めてフィルムの現像に出して写真が出来上がったときもすごいアツかった。何歳になっても初めてやってみることは新鮮な気持ちになれてよい。まだまだまっすぐ縫うことすらひと苦労しているから、これからまいにちちょっとずつ練習するぞ、練習するぞ、練習するぞ!!

さいきん、家族経営していたころのGUCCIのごたごた事件をもとにした「ハウス・オブ・グッチ」という映画を観まして、主演のレディー・ガガほかキャストの演技がみんなよくっておもしろく、めちゃくちゃ引き込まれる。金持ちならではの嫌みったらしさとか悩みの描かれ方がすげえよいわけです。いやあ、なりてえなあ、金持ち。昨年ギンレイホールでも観たので二度目だけど、何回観ても金持ちになりてえですよ。

映画の影響を受けやすい人間なので、この映画を観たあとグッチの商品を検索して、欲しくなったよ…………亜流のパオロ・グッチのほうをな!いつかね、ミシンの腕前がめちゃくちゃ上がったら、自分の名前を用いたブランド「アサヒ・グッチ」を興して、爆売れして、GUCCIに訴訟を起こされ、後年映画化されたい。そんな皮算用をするんです、初代のGUCCIも皮革製品から始まったわけですからね。

目黒川喫煙所のサンドリヨン損益計算書を睨んでる/あめのちあさひ


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