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あさひ投機紀行 天国篇第一歌

お金のかからないゲームがしたいな、と思って、FXを始めました。いや、ずっと前から口座はあったけど、まえにやっていたころは何も考えずにテキトーだったから儲かりもせず大損もせず、ツマンネーなと思ってやめちゃったんでした。二年前の「あさひ投機紀行 煉獄篇」を読み返すと、マジでなにやってたんだ?って内容だった。

今回は「天国篇」ということで、ちゃんと値動きの仕組みなど基本的なところを学びながらやってみることにしました。そうすると、まぁゲーム感覚でできるわけです。FXはチャートを見ながら線ひいたり目標決めたりして期待値の高いところをついていくわけですが、けっきょく値動きが上に行くか下に行くかはまったくわからないわけで、これは麻雀の「捨て牌読み」と同じようなものです。とはいえ麻雀も何も考えずに自分の都合だけで要らない牌を切っていくよりも、捨て牌から期待値や効率を読み取って勝率を上げることができるので、それと同じです。単に上下が上がるよりも、値動き・値幅が読み通りだったら、麻雀マンガのキャラみたいにドヤ顔ができるわけです。まぁ、たまたま、の要素の方がデカいわけだけど。でもさ、正直NISAとかつまんねえんだよな、ゲーム性がなくて……やる気になんねえんだ。やっぱ自分で勝負したいじゃん。麻雀みたいに。僕が高校生くらいのころに雑誌「近代麻雀」で連載していた『凌ぎの哲』という麻雀マンガはマジでおもしろいので超絶おすすめです。

ところで僕は古い人間なので、なにかを学ぼうと思ったときはまず書籍に当たるのですが、ことFXについては、書籍でないほうがいいように思います。
理由①:FX書籍は九割九分くらいが、初心者向けの当たり障りのないものと、「こうすれば儲かる」ってタイトルで煽った"釣り"みたいなカス書籍ばかりだからです。初心者向けの本の内容は、ブログとかYoutubeとかでやまほど見つかります。
理由②:基本的に取引ってパソコンでやると思うけど、ブログとかYoutubeで知ったことが本当かな?って確かめてみるのはそりゃ同じ画面上でやったほうが早いです。というわけで、ガチな統計の本とかでマジ勉強するのでなければ、Youtubeのゆっくり解説動画とか探すんでいいんじゃないかな。お金かからないし。

書籍でも動画でも「こうすれば儲かります!!」って言ってるひとはヤマほどいるけど、全員ウソつきだと思います。嘘ではないのかもしれないけど「わたしはこの道でお金を拾いました!!」って言っているようなもので、同じ道を通っても、もうお金は落ちてないだろ、って思うことのほうが多いです。彼らはFXよりも印税や広告収入で儲けているのだと思う。


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