技術と思考

今、アウトプットできるものとしてクロスステッチやら、棒針編みやらをしている。

基本的に単純作業の繰り返しで、時間をつぶせる上に作品が出来上がるという一石二鳥な奴ら。

棒針編みの場合、出来上がった作品は実用品という一石三鳥だ。



だけど彼ら、一つ作るのにとっても時間がかかるんだよね。

大物だと3か月とか普通にかかる。

3か月かけて編んだカーディガンはとても上手にできたけど、もうちょっと気軽にアウトプットしたい。



クロスステッチも棒針編みも、作品としてはそれなりのレベルに来たと思う。



クロスステッチに至ってはクラスで1番の評価を貰った。

ネットの情報を総合すると目標値はこんな感じで、それを定性的に再現するにはこうする、というのを組み合わせた。

目標値はどの程度のブレ幅まで許容されるのか知りたかったんだけど、私の持って行ったレベルで良かったらしい。



棒針編みも通信教育の入門科は特に指摘事項無しで終わってしまった。

講師科になると製図を習うのでまだ学ぶことがあるけれど、基本技能としての棒針編みは実用に問題ないレベルに来たと思う。

先述の3か月かけて編んだカーディガンは本当によくできて、これは既製品と間違えられるんじゃないか、と着る度に自画自賛している。

「Hand knit」のタグを早くつけなければ。



とにかく。

「作るもの」に関してはそれなりのレベルに来た実感がある。

でもこれらは技術的な評価であって、私がストイックに毎日3時間ずつ夜なべしてやろうと、仕事の昼休み15分間にちまちまやろうと、テレビ見ながらだーらだーらやろうとその姿勢は評価されない。

物からはそんなこと見えないし。



そして技術的な部分でなく、思考の部分でアウトプットをしたい。

だから私は文章を書こうと思ったんだ。
思考のアウトプット、どこまでできるかな。