広告費宣伝費がない場合の戦略(集客の話)

飲食店チェーンなんかはもっぱら広告宣伝費の目的を集客にしているように思う。一方で、お金がない場合は?と思ってたところ、いい意見に出会った。(参考:interfm お店ラジオ supported by スマレジ)

1.集客を諦める
元も子もないがいい手だと思う。その代わり、サービスを充実させて「また来よう」と思わせる。

・寒そうならブランケット
・小さな子連れなら
 ・プラ食器
 ・ベルト付きの椅子
 ・お水
  ・座敷や広いボックス席に通す
 ・子供向けメニュー(アレルギー明記)
 ・塩抜き(別皿)ポテト
 ・ベビーカー預かる
 ・可能なら子供用メニューは先に持ってきて欲しい
・暑いなら、
 ・待ちの列のために冷たいお茶
 ・冷たいおしぼり
・人気店なら整理券など予約の仕組み
 (並んでてもイラつかないけど、席に座って料理が遅いとイラつく、など)
・紙エプロン

オモウマい店など参考になるが、こういう「気働き」部分を形式知化するのって、結構大変だから、色んな人気店行かないといけないと思う。

そういえば、今日コンビニで商品と一緒に
レシートを袋に入れて渡してくれて嬉しかった。レシートを手に渡されるのって荷物になったり煩わしかったりするんだよな。

2.間口の広い場所に立地する。
集客の問題は立地で解決する手段がある。

3.イベントを行う、目玉をつくる
無限に考えられるけれども、
・10円刺身
・打ち上げ花火(金かかるけどすごい)
・冬限定クラムチャウダー始めました、大人気!
・毎週金曜日はジャズバーに
・ガチャ200連×Sランクキャラ確率アップ
なんかは魅力的に思った。

こういうイベント系での絶対的な教科書は「マキシマム ザ ホルモン」であると信じて疑わない。

4.コンセプトを圧倒的「独自」にする
考えるのも、見たり聞いたりするのも圧倒的に楽しい手段。

・友達がやってるカフェ
名作中の名作。

・KIBORI
何かがうまくいかなかったのだろうが、DAICHI
とUMIのツーフロア(2つの体験)を用意して、「今日はDAICHI楽しかったね、次はUMI行こうね」という会話を狙っているのだと思った。「北海道にいる体験」の感動の気持ちの大きさを作るのがめっちゃ難しいのか、体験の数(大2個)が問題だったのか、価格が難しかったのか、そもそも大満足したとしても「次UMI行こう」という行動が起こる(人間心理的な)確率が低いのか…

・バンドカラオケ スタジオ向日葵
生演奏でカラオケができるらしい。気分はボーカリストとのことだが、「大勢の注目を集めて、自分の歌を聞かせたい(まるでドームコンサートのように)」ってインサイトだと思う。

5.ブームに乗る
現実的には結構難しいが、ラーメンブームがあれば、新店開店の際に集客予算は不要。
ただ、ブームが終わると、それまで問題にならなかった食材の「鮮度」を保つのが難しくなるらしく、これが客数減の原因(おいしくなくなる)らしい。

___

広告費がないなら稼ぐか、貰ってこいという意見もありそうだが、そんなことができる人なら広告宣伝費なくても困らないだろうなぁ。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?