緊急事態宣言下の小学校生活

 4月25日に非常事態宣言が出た大阪府。大阪市公立の小学校に通う小2,6,6の娘たちは1,2時間目:家庭学習、3時間目:準備&登校、4時間目と給食:学校で、5,6時間目:家庭学習の生活。小2三女は学童保育へ。
 
一週目、二週目
4/29の祝日があったので月火水の3日だけ頑張って休息。そして金曜日がんばったら2日休みだよ~って言って励ます(子どもたちより自分を)。GW明けも2日だけだったので、どうにか過ごす。
昨年の全国一斉休校と違って、一日に1回学校に行けるのはありがたいし、昼食を家庭で用意しなくて済むのは助かる。学校でもずいぶん工夫してくれて、家で課題に取り組んだものを登校した時にテストしたり丸付けしたりするシステム。それでも、先生など権力者のいない場で課題に取り組み続けるのはなかなか難しい様子。はじめは2年生の妹に「教えて~」って言われて親切に答えていたようだけど、姉たちもだんだん面倒になって(または自分のことに必死で)、相手にしないか、答えだけを教える。すると妹は騒ぎ立てる。姉は怒る。ケンカが収まらず、横で在宅勤務している父親が登場。母親はパートに出ているので6日中1日だけ在宅。様子を見ていると、決められた年間の学習計画にできるだけ遅れをとらないように、ものすごく工夫されているのが分かるけど、児童にとっては、縄文時代の話を読んで思いを巡らせることができる子はどのくらいいるだろうか?という感じ。

三週目
当初の予定では5/11火曜日であったけど、延長。予想はしていたけど、この生活が続くのかと思うとキツイ。子どもたちは、どうにか課題をこなしているけど、下校後の5,6時間目はやる気なし。課題に取り組まなくちゃいけないんだけど、できなくて、amazonプライムに流れていく様子を見るのが辛い。。。そんなとき、親として目標をどこに設定するか。一番は無気力にならないようにすること。次に、学校に通い続けられる状態をつくること。かろうじて、娘たちは課題は翌日の10時半までには終わらせてるらしい。(11時登校なので、1,2時間目の課題を終わらせて取り組めたりする。)だけど、授業中とされてる時間にテレビを視聴してしまうと、他の姉妹も「ズルい」と言い出す。というわけで、「授業中とされてる時間にテレビを見るのはやめよう。読書、漫画はOK」と設定する。でも結局守れず、母の出勤中は隠すことに。ついに「見たい」「見たい」と禁断症状らしきものが出る長女。

そんな生活なので、テレビ漬けというか、子どもたちの逃げ場はワクワクさせてくれる名探偵コナンとか刺激的な呪術廻戦とか、そういうところになっていったように思います。親の私は、貴重なドーパミン分泌がそういうところで行われてるかと思うとザワザワして、アリジゴクのようにあちらの世界に引っ張っていかれないか、そういう心配ばかりしていました。だから、家にいないで現場を目撃しないで済んだので、かえって親子ともにとって良かったと思います。


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