昨年からのコロナとの向き合い方(ヒロシ編)

お久しぶりです、ヒロシです。
新型コロナは流行の波を繰り返しながら、まだまだ収束の気配は見えません。
変異ウイルスだったり、ワクチン接種だったり、様々なバランスの中でリスクを回避しながら生活する日々は続きそうです。

私の場合、近距離や短時間であれば一人で移動しますが、遠方や長時間になると介助者に同行してもらいます。
そのほとんどの場合は介助を仕事とするヘルパーさんに依頼するのですが、感染予防のために制約が増え、とても不便になりました。
流行拡大地域に行けないのは常識として、緊急事態宣言等が特にない時期でも人口の多い地域や公共交通機関の使用を断られることがありました。
個人的には科学的知見に基づく基準であれば納得するのですが、ヘルパー事業所により基準はバラバラで、どうにも解せないこともありました。

私自身もそうなのですが、身体障害の仲間には外出自粛による体力の低下にとどまらず、身体機能が低下したり健康状態が悪化している人も多く見られました。
コロナ感染のリスクを避けるために、他の様々なリスクが高まっていることが感じられ、周囲から過度な行動制限をされることに危機感を感じています。

自分の命を守り、身近な人を感染させないようにし、医療崩壊など社会的リスクを下げるために、感染予防は欠かすことができません。
それでも、障害のない人には課されない制約を課されることには、もっと敏感になるべきだと思います。
障害があることで社会から疎外されてきた歴史と、コロナによって受けている制約の中に、同じ差別や偏見の構図が感じられてなりません。
自分が感染しないように気をつける、他人に感染させないように気をつける、そして当たり前のことを当たり前にやる、そんな毎日を過ごしていきたいだけなのですが。。。

ということで、一人で外食したり、少人数で人に会うことは流行状況を見ながら行っています。
仕事面では対面無しというわけにはいかないので、一時期に比べると随分人と会う機会は戻っています。
それでも、オンラインの活用も増えていて、遠方で行われる研修に移動無しで参加できるのはコロナ前に比べると随分便利になりました。
個々の行動より、何かする度に感染リスクを考えることに疲れてきたので、インフルエンザ並みに共存できる時が来るのを願うばかりです。
正しく恐れつつ、新しい生活様式に対応しながら、できるだけ自分らしい毎日を過ごしたいですね。

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