見出し画像

OverWatch2のサポートロールでマスターに行く方法

筆者が何者であるか

 ランクマッチのあるゲームで誰もが憧れるランク。そして最終的な目標にするであろう
『マスターランク』
そんなマスターランクに先日初めて到達しました

 普段はカードゲームをメインでプレイしているのですが、OverWatchというゲームは非常に面白く、モチベが止まらずマスターまでやりまくっていました。
 自分はFPSが得意な方ではなく、Apex Legendsで初めてFPSを始め、頑張って頑張って、1200時間やって『ダイヤ』に到達。今を時めくVALORANTも始めてみましたが、アカウントレベルが50を超えるくらいやりました。ですがランクがブロンズを出ることはありませんでした。その後にあるきっかけでOverWatch1を始め、なんやかんやありOW2でマスターになることが出来ました。プレイ時間は700強。

プレイ時間等 マスター5を目標にしていたらダイヤ1から飛び級してマスター4になった

 そんな私がどうやってブロンズからマスターに到達したのかを解説していくのが本記事の内容です。また、難しい言葉やゲーマーしか知らなさそうなゲーム用語やカタカナ語はあまり使わないし知らないので初心者の方にも読みやすいと思います。但し、『ラッシュ構成』といった用語は流石に使うと思うので、用語を使ったらその都度説明していきたいと思います。私が言ってる難しい言葉ってのは『スケーリング』とか『イニシエート』とか『エンゲージ』とか。私もあんま知らんし。

OW1と出会う→クイック→ブロンズ→シルバー

 まずApexでダイヤを目指している中、この手のゲームはソロだとそこまで楽しくないので、Twitterで#Apex募集 と検索をかけ、そこで仲良くなった人と毎日Apexをしていました。その方はここでは『I氏』と呼称します。これは奇跡とも等しいのですがI氏はFPS黎明期から様々なFPSをプレイしていて、とあるゲームではプロ経験もある様でした。彼から学ぶことは多く、多くのゲームをキャリーしてくれました。その彼がOW1に誘ってくれ、Apexで負けた日はOW1をやる事が増えました。あと自分のやってるゲームが同社BlizzardのHearthstoneだったので気になってもいました。
 OW1を始めた際まずランクを始めたかったのですが、Apexと同様25レべくらい?からしかランクに入れないためクイックをすることになります。

ゲームの大まかな把握 役割、ルール理解

クイックでは
様々なルール、コントロール、エスコート、ハイブリッド、アサルト
様々なキャラクターとロール
を把握し、理解していくことになります。
また、ゲーム上ではスキルの詳細な効果がよく分からないのでI氏に聞いたり、ゲームWikiを調べたりしました。

OW2で言うとコンバットロールとULTにはダメージ軽減があるがゲーム内には書いていない とか

こういうのを調べるのはあまり苦ではない方なのでランクを始める頃には大体のスキルの仕様を把握していたような気がします。
クイックではまずなんとなくタンクがデカくてカッコよかったので沢山プレイしていました。ていうか自分が始めた頃はOW1の人気低迷もありクイックでもマッチ待機時間は
タンク5秒
ダメージは20分、
サポートは5分
じゃあまぁタンク選ぶよね。

更に詳細な役割(メインタンクって?サブヒーラーって?)

まずI氏に簡単なタンクは何ですかと問うと「ハルトかウィンストンかザリアですかね~」と言っていたのでまずはハルトから。最初は中々ファイアストライクがまっすぐ飛ばず地面に消えていくのが懐かしいです。味方を守って運んだり、何も考えず殴ったり、敵全体スタンという超強力なULT『アースシャター』が楽しかったです。その次はザリア。突っ込んでいく味方にバリアを貼り、メインタンクと共に善戦を上げていくサブタンク。この二人のキャラクターのおかげで『メインタンク』と『サブタンク』という言葉を覚えました。


今でもちゃんと言葉の意味はよく分かっていませんが、

メインタンクは最前線を貼るキャラクター、
サブタンクはダメージを出したり味方をカバーするが最前線ではないキャラクター

だと理解しました。タンクタノシー!!!
あとタンクをやるうえでサポートも知るべきだと感じたので、メインヒーラー(メインサポート)サブヒーラー(サブサポート)があると調べ、

メインヒーラーはタンクを回復する役割
サブヒーラーはダメージロールと相方サポートを回復し、ヒール以外の役割も担う

ブリギッテが強い顔をしている

というものだとぼんやりと理解しました 海外ではメインヒーラーとサブヒーラーの呼称が逆らしいです。
ロール、ルール、メインタンクサブタンクメインサポサブサポートを理解し、レベル25まで到達し、ダメージロールのことはよく分かりませんがいざライバルプレイ(OWで言うランクマッチ)へ!クイックでは勝ちマクリーだったしゴールドまではいけるっしょ!と考えていました。が、勝てない。というか…

相性を知る、構成を知る。

 「なんか超上手いゲンジがタンク以外全員56してチーム崩壊させられるんだが?」

ULTの名前 実は龍神剣じゃなくて龍撃剣

意味わかんない。超つまんねーーーーーー死ねやゲンジ使ってる奴よ~最強キャラじゃねぇかよーーーーーーーーと思っていました。ですが私にはI氏が居ます。

私「ゲンジってキャラが厄介で…毎回勝てません…」
I氏「ウィンストン使うと勝てますよ」
私「どう使ったら勝てるんですか?」
I氏「ゲンジは木の葉返しで近接攻撃を無効化するし、敵の弾を返せるんですけど、ウィンストンのメイン攻撃は弾じゃなくてビリビリなのでダメージが通るし、風斬りで逃げるゲンジを追って倒せます!」
私「!!」

つまり、
ウィンストンはゲンジに強いが、体が大きく、ショットガン持ちのキャラクターに弱い。
ゲンジはヒットスキャン(弾を撃ったら即相手に届くキャラクターたちのこと。即着弾持ち。)に強く、メインがビーム系ウェポンのヒーローに弱い。

ここで初めてキャラクターとキャラクターの相性を理解することになります。今までハルトザリアで地上を守っていましたが、高台を取っている仲間のヒットスキャンを敵のゲンジがおいしくパクパク頂いていたワケなんですね。それをキャラクターをウィンストンに変えて、高台に行ったゲンジを追って追い払ったり倒してあげたりしに行くわけですね。
また味方同士の相性もあることを知り、構成というものがあることも理解していきます。
ざっくり簡単に説明しますが

ラッシュ構成 味方を突っ込むキャラで固めてみんなで同じとこに突っ込んでいって一瞬で戦闘を終わらせることを目標とする。
ポーク構成 味方を敵を遠くからチクチクイジメるキャラクターで固めて、遠くから相手を倒したり相手のリソースを長期戦によって削ることが得意。ワンピック(一方的に1体倒すこと)を取りやすい。突っ込んでこられるラッシュ構成に弱い。
カウンター構成 突っ込んでくるキャラに対し、防御的なスキルを使い、いなしていく構成。突っ込んできてくれるラッシュに強く、ポーク構成は突っ込んでこないためポークに弱い。

他にも色んな構成はあると思いますが、基本はこの3つだと思っておけば問題ないです。
 また、OWにはある程度相性のいいキャラを出せるように満遍なくキャラを練習し、ピックするフレックスプレイヤーと、
1~2キャラを専門的にプレイし続けるプレイヤーが存在し、これら2つの中間くらいの人も居ます。
私は上記のスマーフゲンジが大嫌いということもあり、相手のピックに合わせるのが大好きになりました。そのためフレックスプレイヤーに近いです。ただ、ドゥームフィスト、ゲンジ、レッキングボール等の難しく専門性の高いキャラクターは使えません。ただ、シルバーに行く頃にはサポートロールのキャラクター達はバティスト以外全て使えるようになりました。


これを理解したのでもうゴールドくらいに行ける!と思ったのです、が。ががががが…


当時はOW1の終わり際。今更OW1を始めたプレイヤーなど自分くらいしかおらず、数年間やっているのにずっとブロンズの沼プレイヤーか、わざとランクを下げて遊んでいるスマーフ(上級者のプレイヤーが別アカウントを作るなどしてランク・レートが低い初心者プレイヤー同士の試合に参加すること)プレイヤーしかいないカオスっぷり。上記の超強いゲンジにウィンストンを出したら、超強いゲンジのプレイヤーがマクリーにキャラクターチェンジ。ウィンストンを出してキャラクターを変えさせても結局彼は他のキャラクターも何百時間とプレイしている訳で。超強いゲンジ超強いキャスディでもあるわけです。正直当時の低ランク帯はスマーフプレイヤーを多く引いたチームが勝つゲームになっていました。自分の不得手もあると思いますが、低ランク帯に超強いドゥームフィストプレイヤーやゲンジ、レッキングボールが居るの、絶対おかしいです。 スマーフゲンジ大嫌い。

OW1シーズン33成績 OW1を始めたシーズン

あとダメージロールのスマーフプレイヤーにイジメられるのが嫌になってタンクをやる回数が減り、奥の方で縮こまって逃げることのできるサポートをやる回数が増えます。実際はサポートロールは奥の方で縮こまっているだけではダメなのですが。スマーフプレイヤーの恐怖により勝負しなくてもいいマーシーを15時間もプレイしていました。タンクをやって、ひたすらスマーフに嬲り56されるよりはマシだなと判断しました。マーシーだけに。

OW1ラストシーズン成績

あとブリギッテにも少しハマり始めます。他のサポートキャラクター達と違い、近接攻撃と限られたヒールを持つ彼女ですが、強力なスタンスキルを持ち、ダイブキャラクター達に抗えるカウンターキャラクターとして凄く好きになりました。サポートでゲンジを倒せるなんて!ってね。
ですが結局レートはタンク、サポート共に400しか上がることはなく、自分の成長も感じないのでプレイ回数も減りました。ライバルプレイの待ち時間も長く、パーティーを組んで、パーティーにダメージロールしか入れない人が居るとマッチングが遅くなる。ライバルプレイをする回数も減りました。モチベを維持するのは難しくApexのプレイ回数が増えます。

モチベ維持法

 それでもあきらめずにOW1をラストシーズンまでプレイしていました。理由はAhirunさんという方が作ったコミュニティサーバーです。

このサーバーは私が普段プレイしている同社のHearthstone(以下HSと表記)というカードゲームプレイヤーの中で、OWをプレイしている方向けのDiscordサーバーです。なのでOWの話だけではなくHSの話もしたり、共通の話題がありつつOWが出来たのです!OWをプレイするためのコミュニティと言えばOW専門でもっと人数の多いDiscordサーバーとかもありますが、ああいうのって共通の話題がなく、苦しい時間が続くイメージがあります。なので、このサーバーの存在は私のOWモチベを高く保てる大きな大きな要因でした。
OW1を始めてシーズン33より、OW1最後のシーズンである36のほうがライバルプレイの回数は圧倒的に減りましたが、このサーバーでクイックをプレイしまくっていました。私より上手い方も多く、クイックでも学びがありました。一緒に同じゲームをプレイし、そのゲーム以外の共通の話題があるコミュニティというのはモチベを保つうえで非常に大事なので、皆さんもそういったコミュニティを見つけてみてはいかがでしょうか?
いや、書いてて思ったけど上記のようなコミュニティを見つけるの難しすぎますね。バンド好きだったらバンド好きが集まるOWコミュニティを見つけなきゃいけないし、ボディビルダーだったらボディビルダーが集まるOWコミュニティを見つけなきゃいけない。
関係ないけどボディビルダーしかいないOWコミュニティ。行ってどんな話してるか聞いてみたいですね。
OW1のマッチ待機時間の間に筋トレしてそう。

これにて自分のOW1人生は幕を閉じます
次はOW2 なんとタンク達が1体になって超強力になって帰ってくる……!
あとついでにアサルトマップが消える…!最高…!(個人差があります)
そして新キャラ。新マップ!!!

OW2開始→シルバー→プラチナ2(シーズン1)

ベータテストもガッツリやっていたが省略する それも書くと記事書き終わらないからね

 OW2が始まり、OW1を辞めていた多くの人が戻ってきた。それが何よりも大きかった。OWHSサーバーも活気づき、Twitchの配信者もこぞってOW2を始めた。ベータテストを受けジャンカークイーンがナーフされ、キリコとソジョーンがOP状態で実装された。キャラクターのバランスは悪かったが、新規層はそういうことは気にしないし、最高のスタートダッシュだなぁと感じていた。人が多いだけで最高なのだ。ここからモチベが下がることは一切無かった。

1タンクになって戦い方が変わる

OW1ではざっくり言うと
タンクをヒールし続け、リソースを吐き合い先にタンクを活かしきれなかった方の負け

タンクを回復しているサポートから狙い、タンクを機能停止させる
戦い方の2つがありました。
ですが、OW2では1タンクになり凄く硬く、強くなったためタンクから倒すのが難しくなります。
2では多くの試合でサポートから狙うプレイスタイルが重要に。いや、必須級になりました。
サポートから狙われる環境を見てか、運営はシーズン1から徐々にサポートを強化していきます。いや~シーズン1のサポクッソつまんなかったですね!今(シーズン3)超楽しー!!!

シーズン1の環境

更にはシーズン1の調整もそれを助長させていました。ダメージロールのキャラクターとダイブタンクが強く調整されていたように思います。
シーズン1でダメージキャラクターでOPだったのは
ゲンジ、ソンブラ、トレーサー、ソジョーン
彼らはここからナーフの一途を辿り、
サポートキャラクターたちはバフを貰いまくります。
また、タンクもウィンストン、D.VAが強いこともあったため、サポート達はそれらから逃げるか、一緒にダイブしに行くことを強いられましたね。後ろでヒールしているだけではダメだ。自分もキルしたりダメージを出しに行くのも時には重要だと思いました。
あとベタ足タンクではザリアがもうクソOPでしたね。サポ的にはベタ足タンクが強い方が心に良いです。彼女はシーズン1中期にナーフされ、シーズン3まで完全にメタから外れます。

最強キャラ キリコの練習

 新タンクが弱いし難しいということでここから本格的にサポートロールをメインに据えてプレイし始める。新キャラのキリコを練習し始めました。ヘッショ1発で120ダメージ、メインヒーラーと同じヒール量を出せる上、違うサイドを取りフランカーのようにも立ち回ることが出来ます。Ultは当時ぶっ壊れていて
現在では
アルティメット・コストが10%増加
→移動速度ボーナスが50%→30%に減少
クールダウン速度が3倍→2倍に低下
になっています。
あとゼニヤッタのメイン射撃がめっちゃ早くなります。

これは流石に早すぎるし、そういうバグだったらしい。
キリコの練度はサポートをやる上で重要すぎるし、これからも絶対にメタの中心に居ると誰もが感じたのでひたすら練習しました。自分はフランカーのように動いたり、クナイを頭に当てるのは得意ではないと思ったので鈴のタイミングや視野を広く保ち、ヒールする対象、しない対象をその場その場で判断することに注力していました。また、ダイブタンク、フランカーに対して生存できる数少ないサポートキャラクターだったこともあったため環境の後押しもあったと思います。

自分の得意なキャラクターを見極める

OW1では相手のフランカーが強すぎる際、今までモイラで逃げたりブリギッテで追い返したりしていたのですが、当時のブリギッテはバッシュのスタンをBlizzard社に剥奪されたため、自分には弱すぎて使いきれませんでした。ですがOW2シーズン1でブリギッテのみでグラマスに到達した日本人プレイヤーが居たので、その配信を何回も視聴し、使い方を密かに学んでいました。その方は結構トキシックでもあるし、人に勧めにくい方でもあるので自分のTwitterのDMで聞いてきた方にこっそり教えます。

OW2シーズン1成績

ですがキリコよりアナ、ゼニヤッタ、ルシオをプレイしていました。その時はまだ理由分かりませんでしたが、ゼニヤッタとルシオの勝率が非常に高く、他のサポートはあまり高くありませんでした。

OW2 シーズン1ゼニヤッタ戦績
OW2 シーズン1キリコ戦績

この環境キリコは必須で、お互い出すのが前提。そこで自分が他のキリコより上手くプレイする伸びしろを見つけられなかったのが問題だったのかなと思います。キリコで勝てないのでひたすら相方がキリコを出してくれたらルシオかゼニヤッタを出していました。ヒールが足りなかったらアナを。
あとキリコ自体そんなに向いてないかなと思いました。

どんな弾が得意か。
自分はApexを1200時間プレイしていて、VALORANTはからっきしでした。Apexは多くの場合トラッキングエイム(追いエイム)が重要で、VALORANTはフリックエイム(一瞬で合わせるようなエイム)と瞬時の反射神経が重要と言われています。弾数の少ない武器や長物系、頭を狙わなきゃいけない武器はあまりApexでは培われませんでした。
そのため、アッシュ、ウィドウ等の長射程系のヒットスキャン
更にはリコイル(弾を撃った時の反動)が激しいヒットスキャンも苦手で、バティストとソルジャーが下手。
頭を狙わなければいけないオブジェクタイル(敵に届くまでラグのある弾、測着ではないうえ、物理演算にのっとって落下する。その代わりに距離によってダメージが減らない。)のハンゾー、キリコのクナイ等は非常に苦手です。
その代わり弾数の多いオブジェクタイルキャラクターは得意で、ゼニヤッタ、トールビョーンのようなキャラクターは得意でした。

 ここで自分の得意なキャラクターや役割が見えてきました。サブヒーラーであるルシオとゼニヤッタの勝率を確認し、自分はメインヒーラーよりサブヒーラーの方が得意だと感じ始めました。自分の得意、不得意を見つけるのは大事です。
ライバルプレイをいっぱいやった後に、勝敗数を確認します。そこにある自分が一番勝てているサポートキャラクターを多くプレイし、得意なキャラクターを伸ばすことが大事だと感じました。ただ、ある程度は相手のキャラクターに合わせて相性ジャンケンするのも大事です。ジャンケンを逸脱しない程度には得意なキャラクターを擦りましょう。

OW1では万年シルバーだったのにプラチナ行った→何故なのか?

 「あれ?それにしてもなんかシルバーまでスイスイ上がったな。ゴールドになるまで強いと思えるような敵が来なかったなぁ…」
違和感がありました。自分はOW1で全く勝てず、スマーフに苦渋を飲ませられる日々。そんなクソ雑魚ナメクジな自分が何故勝て…ん?スマーフ?
OW2はOW1末期よりも当然プレイヤー人口も増え、運営もスマーフ対策をしてくれていました。

私がOW1で今まで戦っていたのはプラチナやダイヤ以上のクソスマーフ野郎共であり、
私がOW2シーズン1で戦ったのはOW2から始めた新規層のブロンズやシルバープレイヤー達

ってワケです。OW1では表面上のレートはほとんど上がりませんでしたが、自分より上手いプレイヤーと戦わされているうちに知らない間に上手くなっていたわけですね。OW1は知らないうちに自分に精神と時の部屋を提供してくれていたんですね!いや。だからと言ってスマーフプレイヤーを許したわけではありません。絶対に。

この映画は見たことない。

やっとゴールドで適正レートのプレイヤーと戦えるという当たり前のことを、Blizzard社に感謝しながらやっていくうちにモチベは上がり続けプラチナに昇格していました。

まとめると、効率的な練習方法や改善点を見つけて考えながらプレイするのも大事だし、レートが上がらなくてもひたすらプレイするのもどっちも大事だということです。レートが上がらなくても何かが上達しています。

プラチナ2→プラチナ1(シーズン2)

シーズン2の環境

 タンクはロードホッグ(以下ホグと呼称)がキリコと合わせると強いということがバレ、ドゥームフィストがOPになったがすぐナーフされた。DVAとザリアもナーフ。途中でホグが強いからという理由でオリーサを代わりに強化するというのもありましたね。シーズン2後期でホグのナーフと同時にオリーサも元に戻りました。更にはラマットラの追加。非常にヒール要求値の高いタンクで、敵に来たらゼニヤッタでボコボコにし続けるのが楽しいです。ULTは犯罪級に強く、貯まりやすい。
 ダメージロールはソジョーンが徐々にナーフされ始め、ゲンジとソンブラは大幅なナーフを貰った。トレーサーも0.5ダメ―ジ下げられサポートにとってはとても楽しい心に余裕がある時代が来ます。
 サポートはキリコを除いてどんどんバフされていきましたが、ホグとのコンビとして採用されていきます。更にマーシーのガーディアンエンジェルのキャラコンが超絶強化されたため、メタ入りしたためめっちゃ練習しました。ただ、ブリギッテだけはあまり変わらず。そこはガッカリ。ルシオは相変わらず強い。サポに関してはマーシーがメタ入りしたこと以外はあまり変わらなかったですね。

OWシーズン2成績

なんで上達しなかった?

ランクのディビジョンも1しか上がらず自分でも成長を感じませんでした。原因は大きく分けて3つ。

  • 1つは得意なゼニヤッタとブリギッテを出す機会が少なく、得意なキャラがメタの中に居なかった。

  • 2つ目は今シーズンから初めてマーシーを始めたこと。練度の低さと、キャラクターの性質上他のマーシーとの差の付け方を見つけにくく、見つけられなかった。

  • 3つ目は下手なタンクが来た時どうしようもなく勝てない。タンク差が出てしまった時、どうすればいいか分からない。

1つ目は自分が要因ではないので考えても意味ないです。自分はフレックスプレイヤーなので違うキャラをプレイするのみ。
2つ目はまぁ本当にマーシーっていうキャラは付いてるDPSが強いかどうかなだけだろうと考えていました。ポケット(ヒール&ダメージブーストするキャラを1つに決めて、そのキャラだけをサポートすること。)することだけでなく時にはタンクもサポートし、視野を広く持ち、ヒール&ブーストするキャラを選択するだけのキャラだと思った瞬間、成長が止まりました。正直マーシーのプレイをこれ以上伸ばす方法が分かりませんでした。
3つ目は自分の問題点でもあり、OW2の問題点でもある。タンク差問題。ダメージがメチャメチャ強かったのにタンクが弱くて負ける。そんな試合経験したことは無いでしょうか?
ウィドウが2人抜いたのに前に行かないタンク。
虹彩をうっているのに前に行かないタンク。
いつも被弾し過ぎているタンク。
ダイブタンクで絶対に救えない場所まで行ってしまって一人で勝手に死ぬタンク。
上記はどれも自分には救えないものだと感じ、サポートロールのプレイヤー達は度々こんなことを言います。

「サポートって味方が強いかどうかに左右されるだけの運ゲーじゃね?」

自分もシーズン3までは自分もそう思っていました。全てを味方のせいにし、自分のプレイを省みない非常に悪い思考です。下手なタンクが来ても勝ってランクを上げている人も居る。ただどうやって勝つのか分からず、プラチナ1で止まり、ダイヤに到達することも叶いませんでした。これら3つの問題全てをシーズン3で解決したため、シーズン3ではマスターに上がることが出来ました。
あと、ハースストーンプレイヤーなので、運ゲーをいかに運ゲーじゃなくするかは得意分野です。

クソ運ゲーカード

プラチナ1→マスター4(シーズン3 ワンパンマンコラボ前)

シーズン3の環境

タンクはホグがシーズン2終盤で手痛いナーフをくらいメタから外れ、ラインハルトとレッキングボールが主力技をバフされたためメタ入り。ただ、レッキングボールは非常に難しいキャラのためそこまでピックはされませんでした。ドゥームフィストとホグ以外はタンクが丁度いい調整を貰い、バランスの良い環境と言えます。
ダメージロールに関してもそれは同じで、今まで弱い弱いと言われていたキャスディとソルジャーが大幅強化。ただ、キャスディばかりが使われることに。トレーサーとキャスディが少し抜きんでている気がしますが、OP過ぎるということもありません。レッキングボールが暴れるということも受け、ソンブラが少しバフされました。ここの調整上手すぎる。ダメージもめっちゃバランスがいい!
サポートはマーシーのガーディアンエンジェル機動力をもがれメタから外れました。ほとんどのサポートキャラはバフを貰い、特にブリギッテに関してはUltコストが10%下がり、盾も300になりました。今までフランカーやダイブキャラクターがどうしても強いときはモイラキリコを出すしかありませんでした。ですがブリギッテが十分に強化されたため、それらのキャラクターに対して出せるようになりました。ある程度相性が悪くても使えるくらいには強く感じます。メタもゼニヤッタとブリギッテの立ち位置が良くなったと感じるので、得意なキャラがメタの中に居なかった問題と、差が付けられないマーシーを出さなければいけない問題は解決しました。

ちっとばかし強すぎちまったみてぇだな。

タンクが下手だと勝てない問題の解決

 OW2の永遠の課題であるタンク差問題。このタンク問題をある程度解決したため、マスターに到達できたと言っても過言ではありませんでした。
まず下手なタンクプレイヤーのタイプも大きく分けて2つあります。

ダイブキャラクターでヒールできない位置まで飛んで行って死ぬを一生繰り返すタンク。

ベタ足タンク(地上で戦うタンクのこと。ラインハルトやオリーサ、シグマ等。)でスキル回しをミスっていて被弾し過ぎて死ぬタンク。もしくはダイブキャラクターで、ダイブせずにベタ足タンクの立ち回りをしているので被弾しまくって死ぬタンク。

前者を救う方法はありません。何回も死んでもらって味方が付いていけていない、ヒールの射線が通っていないのを自覚してもらうか、彼が独りでキャリーしてくれるのを待つしかないです。ルシオやキリコで付いていった場合、タンクからチャットで「サポ死に過ぎ、下手過ぎw」と煽られ、アナやゼニヤッタで付いていかなかった場合「サポ付いて来いよ!射線通せよ!」と煽られます。

今回本題となるのは後者の方です。被弾しまくっているタンクこそ我々サポートが救うことのできるタンクです。
結論から言うと、彼を救って勝つ方法は、
「ひたすら回復する。」です。
一見アホが考えた作戦に見えますが、意外と相手もアホなので刺さります。
まずこのひたすら回復作戦を解説する前に、その対の作戦になると思う、「自分がキルする」について考えたいと思います。
 
 皆さんも初心者の頃に「味方が弱いときどうすればいいか」を上手い人に聞いたことがありませんか?そして私の場合はこう返事が返ってきました。
「バティストで自分が敵倒せばいいですよ~」
まぁこのアドバイスも一概に間違ってはいないし、一つの正解でもあります。
バティストで敵を倒すとは、相手のダメージプレイヤーに1対1で打ち勝つような実力差がなければいけません。そもそもバティストで相手のダメージに勝てるんだったら今この初心者帯に居ないと思います。初心者サポにダメージロールより良いエイムはありませんし、右クリックと左クリックでエイムの種類の違うバティストはそもそもとても難しいので、アドバイスをした上級者の方には当てはまるのかもしれませんが、アドバイスされた初心者にとって「バティストで敵倒す。」は間違っています。他のFPS出身でめっちゃエイムが元々良い人だったら当てはまります。

ここで下手なタンクを「ひたすらヒールする。」を考えていきましょう。

まず開戦、味方のタンクはD.VA。ダイブキャラクターなのにダイブしません。ポイントの周りでウロウロ。被弾し過ぎるし一旦遮蔽に隠れてヒールを貰うこともしないので、そのまま死にます。ここで相手のチームは、相手のタンクは下手だしカモなのでタンクから狙おう!という思考にシフトします。
ここが肝です。そのタンクをアナ、キリコ、バティスト等のメインヒーラー二人でヒールしまくることにより、サポUltを高速で回していくことで勝とう。という作戦です。特にキリコUltは、1つでそのウェーブが取れるくらい強力なものなので特にキリコがオススメです。少なくともカウンターUltよりかは、攻めに使えるサポUltを持つサポートキャラクターがいいでしょう。
また、タンクは被弾しまくりますが、ダメージキャラクター達はフォーカスを貰わないことになるのでフリーにダメージを出せる。相手チームは必死にタンクをフォーカスしているのでサポートは死なないし、タンクもサポート2人が必死に助けているので死なないとは言いませんが死ににくいです。
つまり下手なタンクが1回序盤に死んだおかげで、相手チームがタンクからフォーカスする形をとってくれるようになったのです。本当は相手チームはどこかでサポートからキルするゲームだということを思い出さなければいけませんが、序盤の下手なタンクムーブを見ているため、タンクフォーカスをやめないことが多かったです。下手な被弾しまくるタンクは相手のヘイトを買い、味方を守る役割を持てていると言えます。
下手なタンクをひたすら回復し続けることで、下手なタンクが味方に来た10回のうち4回くらいは勝てる回数が増えたと思います。自分でダメージを出してキャリーするのが不得意な方は、サポートUltを高速回転で撃っていくのがオススメです。
ただ、相手が賢いと「相手のタンク被弾しまくるだけじゃなくて味方を守るのも下手だな!」と気づきサポ、ダメージキャラクターを狩り始めるのでその時は普通に戦いましょう。まぁそうなるとタンク差で流石に負けますが。

未来予知をする

未来を予知したら勝てます。

墓碑銘(エピタフ)

はい。そうですね。
何を言いたいかというと、例えば敵のシグマが岩を構えています。その前には味方のゼニヤッタが居ます。この後ゼニヤッタはどうなるでしょう?そうですね。死にますね。シグマがその後のエイムをミスらない限りは味方のゼニヤッタは死にます。ですがそういったことが起こるのをあなたは指を咥えて見ているだけでしょうか?あなたはその未来を予知できましたよね?シグマが岩を構える瞬間、味方のゼニヤッタのデスログが流れるという未来を。似たような例は他にもあります。オリーサの槍に刺された後の味方、ドゥームに強化パンチを壁際でもらった味方、シグマのUltで宙に浮かされている味方。それらは一様に未来の死を意味します。ウィドウに頭を抜かれて死ぬのは、予備動作が無いので未来予知できませんが、相手をキルするのに予備動作が必要なスキルが幾つかこのゲームにはあります。
そのスキルをくらってしまいそうな味方をあらかじめヒールしておいたり、味方を守るスキルをかけてあげたりしましょう。あなたがキリコを使っているのなら、岩を当てられる前でも後でもいいのでミルク(鈴のご加護)をかけてあげましょう。ただ、自分の立ち位置や気づいた瞬間によっては当然間に合わないこともあるので、そうなったら無駄に自分のスキルが消えてしまうので、味方を見捨てるのも時には重要です。自分がダイヤに行った頃にはこれをよく意識して、味方の死を救うことを意識していました。

相手のスキル管理でも未来予知する

上手い人やプロプレイヤー達のフルパやスクリム等の配信や動画を見ていると、
「キリコスキル無いよ!」
「シグマ No E!(シグマの岩のスキルが無い)」
「アナ阻害瓶使った!」
「俺今スキル無いよ!」
「あ~、シバ~(クソ)。」
「相手のハルトUltあるよ!」

という掛け声を聞いたことは無いでしょうか。これも未来を予知するために味方に教えていると言えます。シグマがEを持ってなかったりアナが阻害瓶無いと分かれば近距離で攻めるキャラクターはシグマやアナに攻めやすいし、突っ込んで岩や瓶で死ぬ未来も起きないです。自分に今スキルがないことを味方に伝えると、味方を救える状態に自分が無いことを伝えられたり、自分が今死にやすいことを味方に伝えられ、カバーを求められます。
スキル管理という言葉を聞いたことはないでしょうか。自分のスキル回しのこともそうですが、相手のスキルを頭の中で管理し、相手は○○を使ったから、俺は○○してもいいなと考えることが出来ます。スキル管理をすることでも未来を予知することが出来るということです。
ハルトのUltがある時は、カウンターウルトを使うためにルシオやゼニヤッタが下がっておく。こういったことですね。

ハンマーダウン!

マスター到達 そしてまとめ

目標達成。感無量とはこのことだーーー。

意識の改善 下手タンク問題 未来予知 得意なキャラを使う
色んなことが噛みあったり、マッチング運が良かったり、いろんなことを、いろんなひとに教わりながら、それらを自分が吸収できるところや、自分が真似できるところを取捨選択しつつ、色々考えながらマスターに到達出来ました。
色々ごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃ書きましたが、まとめると、まずはいっぱいプレイして、基本を学んで、得意なことを見極めて、自分のできることを知ったり、新しく取り入れてみたり、いっぱい試して、いっぱい考えるとマスターくらいはエイム弱くても行けるよってことです。VALORANTブロンズでも行けるよってことです。
あと自分が味方に来た時に、「未来予知して俺のこと助けろよwタンク弱くてもお前の責任なw」って言われたら泣いちゃうのでやめてください。タンクが弱いのはタンクの責任です。俺たちにもできることがあるってだけで。まだまだ自分は完璧じゃないし、この記事で書いたことを全部完璧にできる訳でもありません。自分より強い人は沢山居て、自分より分かりやすい解説動画や記事を出してる人もいると思います。この記事はちょっとした参考程度でもいいので、貴方のOW2の支えに少しでも成れればいいなと思っています。

あとシーズン3 今までの環境の中で一番バランスが良いのでやり得です。今のうちにやっておけよ!シーズン4が最悪になっても知らんぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!


おわり。


TwitterとかTwitchフォローしてくれたら嬉しいにゃん。

以下各キャラのシーズン3の成績等 プレイ時間順

好きピ
好きピ
シーズン3の最初は勝率27%くらいだった。下手なタンクの時と、相手にアナ居る時だけ出すようにしたら上がった。
あんまり出してないので弾が当たる気がしない
ハルトの時だけ出してた
2回しか使わず

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?