北海道放浪の旅を終えて感じたソロキャンプの魅力
こんにちは、住所不定のクリエイターNaoです。
約二週間かけて北海道を放浪してきました。
突然の思いつきでキャンプがしたくなり、Amazonでキャンプ道具一式を購入、札幌のホテルに配送し、レンタカーを借りて準備万端。
ちなみに、周遊ルートは下記の通り。
支笏湖(キャンプ)→幌加内/旭川(ホテル)→富良野(キャンプ)→知床(ホテル)→屈斜路湖/摩周湖(キャンプ)
キャンプなんてするのは、五年振りくらいでしたが、結論として北海道でのソロキャンプはとても素晴らしい体験でした。
今回は、そんな北海道でのソロキャンプで感じた魅力についてお伝えしたいと思います。
1 「有り難い」ことに「ありがとう」と感じられる
煌々と明るい照明、ぬくぬくと暖かい暖房、寝心地のいいフカフカの布団(+ベット、床)、設備の整ったキッチンなどなど。
一般的な住居で生活していたら、それらは「あって当たり前」なものであり、我々は特に何も感じることはありません。
しかし、今回、ソロキャンプをしてみて、例えば次のような不便を感じます。
・寒い(夜間は0度近く)
・マットを敷いても地面が硬くて、寝づらい
・PM6時を過ぎると真っ暗で、ランタンの半径以外何も見えない
・飯盒と簡易バーナーだけでは料理がとてもやりづらい(結果、毎回、ジンギスカンBBQを繰り返す)
つまり、都会では「当たり前」のように感じていたものは、キャンプ場のような人間の手があまり入っていない「自然」に近い場所では、「有り難い」ものであったということに気づいたのです。
正直、キャンプをした翌日に泊まったホテルで、暖房の効いた暖かい部屋のふかふかのベットに入った時は、かつてないほどの幸せを感じました。
こうした経験から、「当たり前」だと思い込んでいることが、「有り難い」ことであるという事実を忘れずに、感謝の気持ちを抱いていたいと思います。
2 都会の生活の「不自然さ」に気づくことができる
キャンプ場での生活はとてもシンプルです。
朝日が昇ると起床、日が暮れたら真っ暗になって何も見えなくなるので寝る。
自動的に太陽のリズムに合わせて生活をすることになるので、目覚まし時計がなくても朝の6時くらいには目が覚めるし、夜は物音のしない静かな漆黒の空間の中で10時くらいに自然と眠くなります。
一方で都会の生活はどうか?
深夜になっても、煌々とネオンが灯り、コンビニエンスストアは24時間営業、体内リズムのおかしくなった現代人は、眠るために睡眠薬を服用し、翌日の朝は、会社に出社するために目覚まし時計で強制的に起こされる。
これは、どう考えても「不自然」ではないでしょうか。
人間は、長い間一つの環境にいるとそれが「普通(=自然)」と認識してしまう生き物ですが、そうした「思いこみ」から抜け出すために、自然の中でキャンプを行うことは、手軽で有効な手段の一つだと思います(もちろん、wifiがバリバリ飛んでいる場所でのグランピングなんて論外です)。
3 圧倒的に自分と向き合うことができる
ソロキャンプなので、当たり前ですが、自分一人でキャンプをします。
テントの設営から、食事の準備、その他の雑事を行った後は、(基本的に)キャンプ場にはwifiなんて飛んでいませんので、いつものようにNetflixやYoutubeを見たり、ネットサーフィンをするなんてこともできません。
当然一人なので、話し相手もいない。
さらに、日中であればキャンプ場付近を散策することもできますが、PM6時頃に日が暮れると辺りは真っ黒となり、外出もできません。
つまり、圧倒的に時間が余ります(かつ、周りは物音がしない)。
この時間は、じっくり読書をしたり、瞑想をしたり、考え事をしたりといった自分と向き合うことに最適です。
ちょうど、僕も仕事や私事で悩んでいる時期でもあったので、非常に有意義な時間を過ごすことができました(前に進むための気づきがあった)。
普段、忙しさや騒々しさで、じっくりと自分と向き合う時間が取れない人には、ぜひソロキャンプをおすすめします。
以上、北海道でのソロキャンプ生活を経て、感じた3つの魅力について紹介させてもらいました。
キャンプ界のカリスマ、ヒロシがぶっちゃけたように、僕も頻繁にキャンプがしたいとは全然思わないし、家の中で布団で寝るほうが圧倒的に快適です。
注:ヒロシ「やっぱりベッドが気持ちよくて。前は楽しかったけど、ずっと外は…。家で寝たいんですよ。布団があったかい」
しかし、今回挙げた3つのポイントのように、都会生活をしている中では中々気づけない示唆をソロキャンプから得られることも事実。
そこで今後僕は、思い出した頃に定期的にソロキャンプに出たいと思います。
そんな国内外をフラフラする筆者の日常はこちら(YouTubeチャンネル)になりますので、よかったら御覧ください。
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