2023年の総括
大晦日なので今年の総括をしようと思う。
2023年の幕開けを僕は九州で過ごした。
昨年末に祖父が急逝し、葬儀が九州で行われたからだ。
そのときは単純な感想として「年末にも人は死ぬんだ」と思った。
年末だろうと多くの人が亡くなっていることは当たり前のことだが、僕にとっての年末はいつも街が賑わい活気に溢れるものだったから、不思議な感覚だった。
ちなみに一昨年も友人がクリスマスに亡くなって、その時も同じような感覚を覚えた。
1月で印象的なことといえば夕木春央の「方舟」を読んだことだろう。今年読んだ本の中でもかなり面白かった。
2月は僕にとって大きな出来事が二つあった。
一つ目は仙台から出たこと、二つ目は友人が仙台に来たこと。
なんだかんだ大学生活4年間過ごした仙台を出るというのは、不思議な感覚だった。仙台は僕にとって、地元ほど愛着があるわけでもないし、そんなに詳しいわけでもない土地である。ただ、そんな仙台を離れるときは、やっぱり寂しかった。18年過ごした地元を離れるときも寂しかったが、その際とは違う「もうここには戻らない」感覚がたまらなく寂しかった。
3月は、東京での一人暮らしが始まった。友人と山にも登った。東京の家賃は高い。どれほど給料が貰えるのかわからない僕は絶対に生活に困窮しないレベルの低家賃の賃貸に住むことにした。うさぎ小屋生活である。
4月は、社会人生活が始まった。人生の大きな転換点だと思うけれど、そんな実感はなく、ぬるっと始まった。人生が変わる瞬間は突然ではなく徐々に来るものなのかもしれない。
5月、大好きな子と付き合った。
好きで好きで好きすぎる子。
6月、その彼女との遠距離恋愛が始まった。コロナに感染した。ひたちなか市に行った。コロナは意外と大したことないと思ったし、ひたちなか市で食べたスタミナラーメンは美味かった。
7月、雲取山に登った。親と日比谷でランチをした。雲取山、9時間コースを5時間くらいで登り、若さを世界に知らしめた。
8月、会社の上司に銀座の中華を食べさせてもらった。
彼女に会いにドイツに行った。正味30万くらい使った気がするが、会いに行ってよかった。会いに行かなかったら今ほど彼女と仲良くないかもしれない。とにかくこの世に彼女がいることを確認できてよかった。
9月、自分の誕生日だった。なんと彼女からプレゼントが送られてきた!
10月、乾徳山に登った。FC東京が新エンブレムを発表した。新しいエンブレム、僕はかっこいいと思ったが、SNSの反応はイマイチで、なんとも言えない気持ちになった。
11月、記憶なし。
12月、彼女とリモートでクリスマスパーティをした。
祖母が東京に来た。
人生で一番楽しい一年でした。
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