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#190 アンティグアの日本人宿『ペンション田代』で出会った人々🇬🇹

1/31-2/4 「ペンション田代」合計3日間滞在🏠

世界には面白い人生を歩んでいる人が山ほどいるが、日本人も例外ではない。今回は趣向を変えて、アンティグアの街並みの写真を載せながら「ペンション田代」で出会った人々を紹介したいと思う。

①オーナーの田代さん

グアテマラにペンションを開いて25年近くになるらしい。最近のグアテマラ事情について色々と教えてもらった。
・グアテマラは農業自給率100%を誇っている。
・コロナ後から物価高騰中。ここ5年で2倍近く物価上昇しており、日本と同じか、それよりも値段が高いイメージ。
・人口も増加中で農地も土地も価格上昇。アメリカ人がグアテマラの家を買う。しかもぼったくりの価格でも喜んで買うから、それを基準に土地バブルになっているとのこと。アンティグアの土地は特に高い。

②37歳N(ナルさん)夫婦

自分と同じく4月に世界旅行スタートした夫婦。結婚してはいるものの、夜勤などの仕事ですれ違いの日々。寝顔しか見ない時もあったという。
コロナ禍で看護師奥さんと一緒に暮らしているということで、会社から濃厚接触者扱いに。在宅になり食事は一緒にとれるようになったが、そこで家族の時間の大切さを再確認したそうだ。夫さんが中間管理職一歩手前で昨年11月に思い切って仕事を辞め、半年という短い時間で準備して世界旅に出発したらしい。

③フランス人青年

日本語を少し話せる。しかも独学だというから驚きだ。アニメ等も好きだが、もっと深い文化面から日本が好きな青年。三島由紀夫の存在を友人から教えてもらってからは大ファンになったとのこと。彼の類まれなる精神性にゾッコンらしい。

④壁画アーティスト(男性)

世界各国で壁画を描いている芸術家。現在はメキシコで壁画を描いているらしいが、ビザの関係で一度出国の必要がありグアテマラに来たらしい。ドミトリーに泊まって、旅人達と語り合いたかったらしい。しかし3日間泊まっても、その間には同部屋の旅人は現れなかったそう。
メルヘンな壁画で、人々が笑顔で幸せな感情にすることが生き甲斐のようだ。
話していて、日本人の現状と日本のこれからについて自分なりの想いが強くあるのを感じた。

⑤永住権取得女性

フィリピンに4年、台湾に7年住み、台湾の会社に就職して日本に営業をかける仕事をしていたらしい。台湾での永住権も取得しているとのこと。語学習得が楽しくなってきて、それが現在の趣味となり、今はアンティグアでペンション田代に泊まりながらスペイン語を習得中だという。

ペンションで自炊

このように面白い経歴を持っていたり、普段では知り合えないような人達と繋がれるのが旅の醍醐味だと思う。

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