#173 中米旅開始！コスタリカ首都・サンホセ滞在！🇨🇷
1/11 風邪を引く🤧/サンホセ市内散策/中華街/カフェ☕️
この怠惰な自分が6時半に起きるなんて珍しい。昨夜は長距離移動と長時間待機の疲れからシャワーも浴びず、歯も磨かずに気づいたら寝てしまっていたらしい。昨晩クーラーの寒さで喉をやられてしまった。急いでEVEクイック頭痛薬の丸薬2つを飲む。
このホステルは朝食付きで、7時半過ぎに食堂に行くと皆が食べ始めていた。スタッフの人にお願いすると自分の分をよそってもらえる。ガジョピントという味のついた豆ご飯にスクランブルエッグ、揚げプラタノ、デザートにパイナップルとなかなか豪華だった。コーヒーも片手に席に着くと、隣の男性が「Buen provecho (美味しく召し上がれの意)」と言ってくれた。「gracias (ありがとう)」
男性が英語に切り替えて質問してきた。
「いつ来たの？」「昨日だよ！ブラジルから」「どこの出身？」「日本だよ。君は？」「インドから。日本には2回ほど行ったことがあるよ。最初は2018年だった。たくさんの花が咲いて綺麗だったよ。北海道がお気に入りさ」「夏に行ったの？」「そう！有名なのは冬だろうけど、夏の北海道はいいよ」「分かるわ〜」
母と一緒に夏の知床に訪れたことがある。
彼も6ヶ月間の世界一周経験者でこれまでにもかなり旅をしているらしい。
「ブラジル出国の際に黄熱病ワクチンを聞かれたんだけど、どうだった？ワクチンて必要なの？」
「ランダムで聞いてるみたいだよ！この5年間で発症が多くなってたから。段々と収まっては来てるみたいだけどね」
「あーそういうことか。理解したよ。いや、自分の友達は黄熱病を聞かれたなんて言ってなかったからさ」
「打ってはいるの？」
「タイのスネークファームで打ったよ」
このインド人男性は明日のフライトでニューヨークの友だちを訪ねたあとムンバイに戻るらしい。
「フライトが多くて大変だよ」「元気出して(笑)」
そしてコスタリカの国境情報を少し教えてくれた。自分が予約したTICABUSなら良いが、ローカルバスで国境まで行くと自分で手続きしなければいけないとかでどうやら大変らしい。煩雑な手続きも旅の良い経験になるので自分としてはそれでも良いのだが。
食事を終え少しの休憩の後、10時半から市内に繰り出した。ホステルから中心部までは15分ほど歩く。首都サンホセ、特にバスターミナル周辺は他の地域と比べて治安が悪いということを聞いている。今のところ、中心街は肌感覚では特に危険は感じない。「中南米は危険だ！」という話を日本にいた時にはかなりの回数聞いていたが、実際に来てみて初めて分かることもある。
まずはメルカドセントラルを覗いてみる。土産屋や肉屋、魚屋、食堂などが一緒に入っていた。人が集まっているエンパナーダの店で自分も一つ注文して食べて見たが、コスタリカのエンパナーダは今まで南米で食べてきたものより大きく、そして少々油っぽかった。驚いたのはその値段だ。この一つで1600C(460円)もした。この調子では外食を控えないとお金が飛んでいく。注意しようと心の中で思った。
それから中心街を西から東に歩く。
コスタリカ国立劇場外観を見てからスーパーに入った。そう言えばリオデジャネイロにいた時にジレットの髭剃りが壊れてしまっていた(後から確認したら、壊れてなかったのだが😅)のを思い出したので、痛い出費だが5000C(1438円)で購入しておいた。
コスタリカ国立劇場の外観を見て進むと、中華街の門が出てくる。さすがは中国。アジアから離れた中米でも一定の影響力を及ぼしているらしい。対中債務状況は大丈夫だろうかと余計な心配をしてみる。
昨晩のクーラーで、風邪の症状が現れ始めた。頭は痛く無かったが、鼻水が止まらないのには参った。陽射しも熱いため、休憩を兼ねて市内のカフェでアイスラテを2000C(575円)で注文した。英語を話せる若い女性の店員が応対してくれたが、自分のリスニングが悪いのか、何を言っているのか分からない部分もあった。
正直、サンホセはこれといってみるべきスポットはないのが本音である。体調が心配だが、明日はラ・フォルトゥナへの移動日にしたいので、「7-10ターミナル」へ事前の下見を兼ねて行ってみた。確かにターミナル周辺は身なりが貧相な浮浪者が多く、呂律が回っていない男もいる。ターミナル内はバス会社の窓口はあるが、行き先にニカラグアやホンジュラスの国名は書いてあるが「ラ・フォルトゥナ」の文字はなかった。おそらくバスの運転手に直接現金でやり取りするタイプなのだろう。それだけ分かっただけでも良しとしよう。
風邪を引いたために今日は調子が悪かった。明日の移動が心配だが、体調が少しでも良くなるように温かいシャワーを浴びて早めに寝た。
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