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#153 エル・チャルテン!パタゴニアのロゴになった山へ!⛰️🇦🇷

12/9-12 エルカラファテからエルチャルテンまでバス移動(RUTA40)🚌

昨晩、地元の友達からLINE通話が来た。向こうは酒も入っていたのか、繋がった瞬間かなり興奮していた。動画に切り替えると小中学校時代の面々が一同に集まっている。どうやら早めの忘年会だったようで、自分にも電話をくれたのだ。もう12月だったことを再認識した。

昨日の昼間にエルカラファテバスターミナルまで赴き、エルチャルテン行きのチケットを購入しとおいた。運賃の14000ペソ(2527円)を現金で支払った。バス会社は数社あったが、値段は一律同じようだ。
2日間お世話になったホステルを10時過ぎにチェックアウトしてターミナルへ出発した。ホステルからは少し離れているので、この距離を重いバックパックを背負っていくのは若干骨が折れるが、エルカラファテの美しい景色が疲労を軽減してくれる。25分ほどで到着した。

エルチャルテン行き14000ペソ
バスターミナル

バスの出発は30分ほど遅れたが、無事に乗り込み成功。荷物を出し入れするポーターさんが、「給料が十分支払われません。皆さんからのチップが頼りです」と書かれた貼り紙をしながら仕事をしているのを見て、インフレに喘ぐアルゼンチン労働者の苦悩が見て取れる。日本はこんな悲惨な状況にならないよう、日銀の植田総裁には適切な金利政策を頑張ってもらいたいものだ。
さて、エルカラファテからエルチャルテン、そしてその先のバリローチェまで延びる道路は「ルート40」と呼ばれ、パタゴニアの絶景を楽しめるルートとしてツーリングやサイクリング界隈ではあまりにも有名であるので、実に楽しみである。しかも前日予約をしていたのが良かったのか、自分には一番前の席が充てがわれ、前方は大きく視界が開けている。この大自然を特等席で堪能することができるのはかなりラッキーだ。
青い空の下、雄大な大地をしばらく進むと左手にミルキーブルーの湖が見えてきた。ピエドマ湖というらしい。

ピエドマ湖

そして遂に眼前に姿を現す。石器のように大きく尖った山「FITZ・ROY(フィッツ・ロイ)」だ。パタゴニアを代表する有名な山。ブランドのロゴになった名峰である。他の乗客の何人かも前にやってきて雄大に聳えるフィッツロイを写真に収めていた。

フィッツロイ!
最高の眺め
FITZROYって名前がもうかっこいい😎
ロゴとそっくり。そりゃそうだ笑

14時過ぎ、エルチャルテンバスターミナルに到着した。ここからバリローチェ行きや、ロス・ガレオス、プエルトナタレス行きバスも出ているようだった。
バス停前の「ようこそ!エルチャルテンへ!」の看板を、フィッツロイと一緒に写してから町の中心に向かって歩いていく。
今日の宿は「ランチョ・グランデ」。かなり人気のホステルらしいが、ブッキングドットコムで残り1つ空いていたので予約した。レストランの2階が宿泊部屋になっているようだ。キッチンも広く、トイレも清潔なので1泊17000ペソ(294円)とそれなりに観光地価格だが、良い取引だ。Wi-Fiが弱いのが玉に瑕だが。

ようこそ!の看板とフィッツロイ
エルチャルテンの町
La Tiendaという名前のレンタルショップ。この日、ここでの両替が一番レート良かったので100ドル両替💱
13-16時は開いてない
各レンタル料金表
翌日16時前に返却すれば良いらしい
今日の宿 ランチョグランデ

この日はトレッキングはせず、町を散歩した。エルカラファテで出会った日本人のSさんはテントを借りてフィッツロイのキャンプ場で一泊したそうだが、気温を確認すると夜は3℃まで下がるということで、寒さにめっぽう弱い自分は断念した。一応おすすめのレンタルショップとレンタル価格表を撮影しておいたのでこれからキャンプをする人は参考にしてほしい。因みにこの時(2023.12.9時点)のブルー(非公式)レート1000ARS≒190円ほど。
【上記画像】

また余談だが、この前後にアルゼンチンの新大統領にハビエル・ミレイ氏が正式に就任し、緊急経済改革の一環として通貨ペソを50%強切り下げられ、公式レートが100USドルに対し790ARSになった。観光客としては滞在中にレートが大幅に変わるという面白い経験が出来た。実際のブルーレートには大差ないので生活に支障はない。

公式レート、1日前1ドル=365ペソだったのに799ペソに!

エルチャルテンの物価はエルカラファテと比較して少し高いということをスペインで出会ったカップルがインスタに上げてくれていたので、エルカラファテから多めに食料を持参していた。結果これが大正解で、かなり食費を節約できたと思う。ありがとう!この日の昼食は鶏ガラベースのスープパスタにして、夕食は肉のそぼろに茄子&ズッキーニのステーキポン酢掛けという豪華なものになった。

豪華〜✨
ホテルのレートはあまり良くない

翌日の日曜日は雨だった。晴れればトレッキングを開始しようと思っていたが、この天気ではフィッツロイは煙の中だろう。ランチョグランデホステルは人気の宿なので延泊ができず、少し離れた別の宿「カイケンホステル」に居処を変えた。ずっと宿にいるのは無粋なので、Wi-Fiが使えるカフェでカフェラテを1900ペソ(400円)で注文する。そして来年から始まる新NISAの戦略を立てる。新興国株インデックスを入れようとしたが、中国・台湾の中華圏で50%を占めていることが気になると我が弟がアドバイスするので、再考することにした。確かに現在の中国は一人っ子政策の副作用が出始めているし、不動産リスクが高まり経済成長の鈍化も否めない。さらに台湾有事の足音が聞こえてくるのも気掛かりだ。
結局コア部分は全世界&米国株を据えて、サテライトに日本やインド株を10%ほど入れ、最近爆誕したEXE-i-グローバルサウスインデックスにも個人的に興味があるので、「成長投資枠」の部分で少し遊んでみることにした。岸田総理、NISA拡充本当にありがとうございます。最高です。

明日は晴れそうなので、トレッキングを開始しよう。🥾

ホステル移動
雲でフィッツロイ見えない
カフェでのんびりと
エルチャルテン一望



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