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【120日目】金門島

ご隠居からのメール:【金門島】

門田隆将『この命、義に捧ぐ』も読了した。根本博駐蒙軍司令官は張家口の在留邦人4万人の命を救ってから一年後に帰国した。中共軍と蒋介石の国府軍との戦争が始まり、蒋介石が台湾に逃げた昭和二十四年、根本博は小舟で台湾に渡り、負け戦の国府軍を指導して金門島の戦で中共軍を大敗させ、台湾の独立に貢献した。

地図で金門島を見ると、中国本土のすぐ近くにあるのに今も台湾領だというのに驚く。尖閣列島どころの話ではない。、中共にとっては目の上のたんこぶで、よくも今まで放置してきたものだ。一帯一路というのは何よりもまず金門島を吸収しようという思惑からだとやっと気がついた。多くの日本人はまだ気がついていない。

もちろんバイデンはそれに気がついているので、さすがの中国も台湾の香港化は難しいだろう。シノパックという中国製のワクチンがきかないという問題もあちこちで火種になって、もみ消しに苦慮しているようだ。


返信:【Re_金門島】

現代の日本人は、中共軍と国府軍の戦争を全く理解してないと思う。自分もよくわかってない。張作霖の息子、張学良、南京傀儡の汪兆銘、蒋介石、毛沢東。国府軍が台湾に逃れたことなどは、徐々に学んできてるが、どんな背景があって、どんな様子だったのか。わからない。

日清戦争から、日本の領土だった台湾が、1945年の敗戦後どのような流れになったのか。目の前のメディアに流されないためにも、しっかり学ぶ必要があるな。

金門島をざっと調べると、白団という日本人将校メンバーが蒋介石を支えたんだね。その作戦指導に根本さんが対応したと記載があったが、なんと辻政信もいるようだね。図太いというか、、ある意味スゴイね。


<<<次回の話【より道‐40】語られない日中戦争_蒙彊と張家口③

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