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【257日目】創作大賞への応募

ご隠居からのメール:【 創作大賞への応募】

「創作大賞」への応募、腕試しにいちどチャレンジしてみるのもいいね。物語の流れは一通りつかんでいると思う。これ以上、ダラダラと続けても、面白そうな新資料の発掘は期待できそうもない。

しいていえば、応仁の乱から上月城の戦までの未発見史実だが、山中鹿之助の母でさえわからないのに、長谷部元信や松田誠保のファミリーヒストリーの逸話が見つかるとは思えない。

応募作品は、あのボディコピーの詩を冒頭において、この物語を簡潔スマートにリライトするだけで面白い作品ができあがるのではないか。

物語のハイライトは、やはり貴美子さんの手紙だな。それが孫夫婦の喧嘩仲直りのきっかけになったというのは、結婚式のビデオメッセージやふゆ物語にもつながるね。そして、しめは伝蔵さんの「高砂や」だとすると、時空を超えて、ご先祖さまたちがみんな応援してくれているというポジティブな物語になる。

さらに、中世の平家物語・太平記から日清・日露戦争、ノモンハン、世界大戦へと背景の奥行がひろがる。素材は悪くないよ。あとは作者の料理如何にかかっている。

今後の方針は、編集サポートを主力としたいが、従来通り「ご隠居からのメール」による元ネタ提供も続けるよ。こちらはなにしろ半年分の備蓄があるから大船に乗ったようで、気が楽だが、むしろ大量の廃棄資料の処理がたいへんだ。


返信:【Re_創作大賞への応募】

毎日文章を書くということは、目に見えない心や思考の整理につながっているからとても助かっているよ。これを、面白おかしく、人に興味を持ってまらえるように書くというのは、これまた難しいが、何事も挑戦だね。

なるべく「note」が主催している企画や、テーマに沿った文章を書きたいとも思っているけど、いま、掲載している「息子へ紡ぐ物語」ー自分がなぜ生まれ何のために生まれたのかーという題材を、親子が毎日メール交換しながら追及していくスタイルでは、一定限られてしまう。

いつかは、この連載も終わりを告げるときがくるだろうから、良い機会と捉えて、なんとか、書いてみようと思う。

そういえば、ボデイコピーに合わせて他にもいくつか「詩」をかいてみた。


1)大志はよくわからん

どんなわがままを言っても仕方ない

人間は孤独だから
誰かに自分をわかってもらいたいものだ

どんなに自由を謳歌してもいい
一度しかない人生だから
やりたいことをやるべきだ

でかい夢を描けと人はいうけど
それは地位と名声を手にいれた人の話

じいちゃんは言ってたぞ
普通がいいって

ひいじいちゃんは言ってたぞ
天下をとれと

どちらが正しい
どちらも正しい


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