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息子へ紡ぐ物語_【より道‐全集】

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自らのファミリーヒストリーを辿りながら、日本の歴史を記してきた「より道」シリーズ。
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2021年11月の記事一覧

■【より道‐29】人は死ねども刀は残る_白虎隊の脇差②

ファミリーヒストリーを通じて、日本の近代史を学んでいくと色んな出来事が全てつながっている…

■【より道‐28】人は死ねども刀は残る_白虎隊の脇差①

父の親族関係を紐解いていくと色んな人物が登場するのでいつも頭のなかが混乱してしまう。でも…

■【より道-27】結婚式の演出

2008年大好きな女性と結婚した。彼女のお腹には新しい命が宿っていたので、運命の人との出会い…

■【より道‐26】千鳥ケ淵戦没者墓苑と吹き抜ける空

年齢を重なるにつれて、いくら運動しても痩せなくなってきた。食事を制限したとしてもちょっと…

■【より道‐25】ノモンハン戦争に至るまで④

現代でも「北方領土問題」について騒がれている様子をみるけど、ニュースをみても、それほど身…

■【より道‐24】ノモンハン戦争に至るまで③

全て結果論。平和な時代に生きている自分が思うことは、日中戦争勃発の理由となった「盧溝橋事…

■【より道‐23】ノモンハン戦争に至るまで②

司馬遼太郎さん原作のドラマ「坂の上の雲」にはこのようなシーンがあった。明治三十八年(1905年)の日本海海戦で当時世界屈指の戦力を誇ったロシア帝国海軍バルチック艦隊を殲滅した日本の連合艦隊は、東郷平八郎司令長官のもと「解散式」を行い、そのさいに作戦参謀で勝利の立役者、秋山真之が起草した「連合艦隊解散ノ辞」を読み上げ、最後には「古人曰く、勝って兜の緒を締めよ」と締めくくった。 しかし、秋山真之さんの思いは、残念ながらわずか数十年で叶わぬ願いとなってしまったんだなぁと、司馬遼太

■【より道‐22】ノモンハン戦争に至るまで①

戦後30年の1976年に生まれた自分世代の教えでは、未だ大東亜戦争、太平洋戦争は「過去」の出来…