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息子へ紡ぐ物語_【より道‐全集】

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自らのファミリーヒストリーを辿りながら、日本の歴史を記してきた「より道」シリーズ。
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2021年10月の記事一覧

■【より道‐21】英霊の記録

浦安の実家に帰ったときに「戸籍謄本」や「お祖母ちゃんの手紙」「井出ノ谷の登記簿」など新た…

■【より道‐20】あらたな資料

毎日のように父とのメールを続けていると、どうも実家に帰って話をしたくなってしまう。緊急事…

■【より道‐19】八つ墓村

父とメールのやりとりを続けてると自分たちのご先祖さまに関わる知らない言葉や情報が入ってく…

■【より道‐18】随筆_『辰五郎と方谷』⑦‐⑨(長谷部さかな)

【短期連載⑦】  財政改革に関連して、方谷が辰五郎と会談した用件としてもう一つ考えられる…

■【より道‐17】随筆_『辰五郎と方谷』④‐⑥(長谷部さかな)

【短期連載④】 三万両の借用証文をめぐる足守藩との対立は、千屋牛の育成とともに、辰五郎伝…

■【より道‐16】随筆_『辰五郎と方谷』①‐③(長谷部さかな)

父の随筆「尼子の落人」「新見太平記」に続く「辰五郎と方谷」の短期連載全9話を3回に分けて掲…

■【より道‐15】山室軍平

我々に命があるのには、松田伝蔵さんの生き方が関係していたが、もう一人、影響のあった方がいる。それは、日本人初の救世軍士官で、日本人初の日本軍国司令官になった山室軍平さんの存在だ。 はじめて松田伝蔵さんや山室軍平さんの話を聞いたとき、二人とも宗教家のため、正直胡散臭いと思ってしまった。「宗教」=「胡散臭い」と思ってしまうのは、自分のなかで何かの防衛本能が知らずに働いてしまっているのかもしれない。 しかし、明治から昭和までのあいだは、貧しい人や男女間の差別等も当たり前のように