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EURO VOLLEY 2019 観戦記録4~SRBvsBEL/SRBvsAUT

ドイツの次はもう一つの山場、
ベルギー戦。
ここに勝てばプールB内、1位通過がほぼ確定。
といっても、相手ホームでの戦いは
やっぱり怖い…というのが正直なところです。
前回大会の3位決定戦以上の苦戦を
強いられる覚悟で夜中3:30、パソコンに向かいました。

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今回のセルビアはもちろん、
ガッツリ主力が勢ぞろい。
前日にお休みもあって
いいリフレッシュもできていそう…と、
ポジティブ思考で観戦していきますが、
やはり各セットベルギーのペースに
のまれしまいます。

しかし、ここで立て直せるのが
新生セルビアの強み。
まぁ、ベルギーもミドルに怪我人がいたりで
万全ではないのもあるのでしょう。
デロー頼みで彼への負担はやはり大きい。
そりゃミスも多くなるはず…。
最終的には各セット大幅リードで
セルビアが無駄なくストレートで取り切りました。

これで、セルビア1位抜けが決定!
翌日、予選最後はオーストリアとの対戦です。

と、その試合直前、
いやーな情報が入ってきました。

この予選後、プールBと当たるプールD、
ホームのオランダがウクライナに負けたことで
3位通過になる可能性が出てくると。
そうなったらホームにオランダが残り、
プールB1位のセルビアにオランダに来い、
というではないですか!!

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ちょっとー、1位通過は
そういう移動がないことがメリットのはずなのに
勝手じゃないかー!

しかも悪い情報は続き、
余裕で勝てるポーランドが
ロシアと当たりたくないから
最終戦、わざと負けようとしているという噂も。
うーん、ヘイネンならやりかねない…

が、時すでに遅し。
もう既にガッツリ勝ち点を取っているポーランド、
幸か不幸か、今さら手を抜いても
1位通過は決定的。
ということでホッ…

ひとまずプールDは置いておいて、
プールB、セルビアvsオーストリアに集中しました。

予選最後の戦い、セルビアは
出番の少なかった選手たちをフルに使い
危うい状況を乗り越えつつも
ストレートで3ポイント獲得。

対戦相手のオーストリア代表を
初めて見ましたが、
選手を見ても、失礼ながら
ペルージャからピアチェンツァに移籍した
ベルゲルしか分からない…
彼を見る限り、そこそこ
レベルが高い国なのかと思っていましたが、
今大会は1勝もできなかった模様。

でも、この国からイタリアの強豪チームで
活躍できる選手がいることは
きっと誇りに違いない…。
ヨーロッパの国々には、
国にこだわらずいい選手が沢山
いるんだろうな…と想像するのでした。

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結局、ポーランドは最後のウクライナ戦、
しっかりガチメンでいき3ポイント獲得した模様。
最後に全員を入れ替えていたようですが、
これで、無事にオランダが2位となり、
セルビアはアントワープで
対戦相手を待つことができました。

ふぅ。。。これで一件落着。

って、、、
前代未聞のこんなルール、
もう、勘弁してくれよー(涙)。

今回は現地観戦していなかったからいいけど、
去年の世界選手権みたいに予想立てて
チケットやらルートやら宿やら
事前に確保していたら…
そしてそれが現実になっていたら
どれだけの損失が出ていたのか…。
こういう落とし穴もあるのだと
いい教訓になったのでした。

5へつづく…


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